フランスのデベロッパKylotonn社が開発中のSF FPS「Bet on Soldier」は，戦争が"娯楽"として楽しまれ，ビジネスとして扱われる近未来を舞台とするFPS。プレイヤーは大企業の傭兵として，上映され，賭け事の対象となるような"戦争ショー"に参戦することとなるのだ。

　今回リリースされたシングルプレイデモでは，キャンペーンモードの"Patrol" "Cargo Bay"という序盤2ミッションがプレイ可能。Patrolではチュートリアルと比較的軽めの戦闘が，Cargo Bayでは開けた場所での激しい戦闘が楽しめる。
　ミッション選択とゲーム本編の合間には，プレイヤーの装備や，共に戦う傭兵を選ぶモードが挿入されるのだが，装備や仲間を準備するにはお金が必要となる。最初は所持金が少なく，満足のいく装備や仲間を得られないが，ミッションをこなしていけばお金も貯まり，より強力な武器や仲間を使えるようになるというわけだ。
　ゲームに登場する武器には，ナイフ系，ハンドガン系，ライフル系，重火器系，ハンドグレネード系などのジャンルがあり，ボディアーマーやシールドを装備することもできる。ただし，シールドを装備すると重火器が所持できなくなるし，火力の高い銃器ほどリロードタイムが長い傾向にあるので，装備選択にはある程度の計画性が必要となる。
　共に戦うことになる傭兵には，バランス型のTROOPER，遠距離支援型のSNIPER，シールド装備で高い防御力を誇るPROTECTOR，リペア能力を持つENGINEERといったクラスが存在する。傭兵はAIによって動くが，ファンクションキーで簡単な指示を出せるので，プレイヤーには兵士としての腕前だけではなく，指揮官としての頭脳も要求される。

　遊べるミッションは2種類とやや物足りないが，Kylotonn社が6年の歳月をかけて開発したKtエンジンの，臨場感溢れる美しいグラフィックスは必見。本作はアメリカ/イギリスで2005年9月下旬に発売されるので，興味のある人はこのシングルプレイデモをぜひチェックしておこう。

 

 

■キー操作 移動　W / S / A / D 歩き　Shiftキー ジャンプ　Spaceバー しゃがみ　Ctrlキー 攻撃　左クリック 特殊攻撃　右クリック リロード　R 武器選択　マウスホイールor1〜6 ■動作環境 対応OS：Windows 2000/XP/XP64 CPU：Pentium 4/2GHz以上（Pentium 4/3GHz以上） メモリ：512MB以上（1GB以上） DirectX 9.0c以降 （540MB） (c)Future Games 2005 (c)Unknown Identity 2005 (c)DreamCatcher Interactive Inc. 2005

 

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