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Razer,第3世代センサー採用の「Razer Diamondback 3G」を発表
2007/08/02 14:03
 Razerは,赤外線センサーを採用する定番のゲーマー向けマウス「Razer Diamondback」の後継として,「Razer DeathAdder」で初めて採用された第3世代赤外線センサーを搭載する新モデル「Razer Diamondback 3G」を発表した。海外では2007年8月20日に59.99ドルで販売が始まる予定だ。

 「第3世代赤外線センサーとは何か」についてはRazer DeathAdderが発表されたときの記事に詳しいので,ぜひそちらをチェックしてほしいが,発表されている製品概要の主立ったポイントをまとめると以下のような感じになる。[ ]内には従来のRazer Diamondbackから変わった点について言及しておいたので,参考にしてほしい。
  • 解像度は最高1800dpi,フレームレート6400fps,イメージ処理能力5.8MPixels/s[最高解像度が1600dpiから向上]
  • 秒速60〜120インチ(1.524〜3.048m,幅があるのはサーフェスによって変動するため)の速度でマウスを動かしても追従する[従来の最高秒速40インチから向上]
  • 読み取ったデータは16bitデータフォーマットで転送
  • 「On-The-Fly Sensitivity」により,ゲーム中にセンシティビティを変更可能
  • ボタンはスクロールホイールを入れて計7個。サイドボタンは左右2個ずつ
  • しばらくマウスを動かしていなくても待機モードに入らない「Always-On」機能を搭載
  • スクロールホイールはカチカチと動くタイプで,“刻み”は24[従来のRazer Diamondbackではスペックとして記載されていない]
  • 本体サイズは70(W)×128(D)×42.5(H)mm[同63×129×38.5mmから,横幅と高さが若干増し,奥行きは縮んでいる]
  • 本体カラーは「Earth Green」「Flame Red」「Frost Blue」の3色[従来の4色から3色に]
 外観に関する詳細はRazerのサイトで語られていないため,イメージカットから想像するほかないのだが,サイズが若干変わっていることからも分かるように,デザインは従来製品と寸分違わず,というわけではないようだ。
 また,従来製品では手のひらを置く部分が半透明になっていて,本体に埋め込まれたLEDの光や,内部の基板などが透けて見えていた。これに対してRazer Diamondback 3Gでは,Razer DeathAdderや「Microsoft Habu」と同じように,ボタン部分と同じような滑りにくいツヤ消し処理がなされているようである。



 2007年8月2日2:00PM時点で,販売代理店のアスクには確認が取れていないが,国内販売が行われることはまず間違いないだろう(※5:30PM追記:発売日,価格とも未定ながら,アスクが取り扱うことを確認できました)。「左右両手に対応した赤外線センサー搭載ゲーマー向けマウス」という貴重な製品だけに,早期の国内展開が待たれるところだ。(佐々山薫郁)




Razer
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【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2007.08/20070802140330detail.html