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レビュー-2007/12/28 19:44

 2007年後半になってコストパフォーマンス重視の製品が登場してきたことで,グラフィックスカードの買い得感が高まっている。そこで今回は,2007年に登場した新作GPUを振り返る意味も込め,1万5000〜4万円程度のグラフィックスカードから,ゲームにおける最適解を選んでみよう。最近の3Dゲームタイトルをプレイして,PCの性能不足を痛感した人はぜひご一読を。
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B!
レビューHARDWAREHARDWARE:GeForce 8800HARDWARE:GeForce 8600HARDWARE:ATI Radeon HD 3800HARDWARE:ATI Radeon HD 2600GPUテーマ:GeForceテーマ:Radeon発売元:NVIDIA発売元:AMDライター:宮崎真一

 今,ミドルハイクラスのGPU戦線が熱い。「GeForce 9600 GT」の登場を受けて,「GeForce 8800 GT」や「ATI Radeon HD 3870/3850」を搭載したカードの価格が下がり,いずれも魅力的な状況だ。そこで今回はボリュームゾーン,つまり2万〜3万円台前半で手に入るリファレンスクロック&クロックアップ版カードを用意し,買い得感を探ってみよう。

 2008年4月15日,NVIDIAは「PCの最適化」というテーマで報道関係者向けの説明会を開催。GPUはゲーマーのためだけではなく,視覚的な要素が強くなってきているPCの用途全般で重要だということを,あらためてアピールした。新製品や新技術の発表があったわけではないが,NVIDIAがいま何を考えているかが垣間見える内容だったので,お伝えしよう。

 NVIDIAのビデオ再生支援技術「PureVideo」は,GeForce 6シリーズで初めて実装されてから,着実に進化を重ねてきた。今回4Gamerでは,NVIDIAのPureVideo担当者に話を聞くことができたので,3Dゲームをプレイしている最中には気づかない,GPUのもう一つの機能であるビデオ再生支援技術について,その歴史と現状をここで一度整理してみたいと思う。