Time & Tales

　8月12日に韓国のソウルにあるCDEX太平洋ホールで，「Gravity Festival 2006」が開催された。このイベントでは，期待の新作「Ragnarok Online 2」（邦題 ラグナロクオンラインII）の日本配信権に関する発表が行われた。また，RO2の音楽の総括プロデューサーを務める菅野よう子さんのサイン会が行われたり，注目作「女神転生IMAGINE」の最新ムービーが披露されたりと，来場者にとって見どころの多いイベントだった。

　G★ 2005に合わせる形でGravityから大々的に発表されていたのが，タイムスリップという独特の題材をテーマにしたMMORPG「Time・N・Tales」である。本作は，最大で5〜6人のパーティを操作して戦略的なリアルタイム戦闘を楽しめるという，RTS風味のインタフェース/ゲームシステムを搭載しているほか，ゲーム内で展開されるシナリオには，（過去の）日本を題材にしたものも用意されていくようだ。

　MMORPG「巨商伝」などを手がけたKim Tae Gon氏が開発中の新感覚MMORPG「Time＆Tales」のパブリッシング権を，Gravityが獲得した。「DRTRPG」（Dramatic Realtime Tactics RPG）という見慣れないジャンルを掲げた本作は，一体どんなゲームなのだろうか。日本でのサービスの話も出ているので，目新しいMMORPGを探している人は，お見逃しなく。

　G★ 2005におけるGravityの完全新作がMMORPG「Time・N・Tales」だ。ファンタジー風味のライトゲームで，画面は2Dで描き込まれた背景と3Dのキャラクターの組み合わせ。プレイヤー一人で最大4体のキャラクターを同時に動かせるなど，パーティプレイをストラテジーゲーム風に味わえる。ダウンロードは「こちら」から（79.3MB：2分56秒，MPEG-1）。