ゲーマーのための読書案内
連載「ゲーマーのための読書案内」第44回:『放送禁止歌』
ゲームの世界で起きている事柄と,シンクロする事象を扱った本を紹介する本連載,今回は放送ドキュメンタリー制作者,森 達也氏の『放送禁止歌』を取り上げる。いわゆる「放送禁止歌」が,実在しないにもかかわらずテレビマンに根拠なく忌避され続けてきた経緯を追い,メディアと表現規制,そこにおける個々人の姿勢を問う一冊だ。
連載「ゲーマーのための読書案内」第43回:『機関銃の社会史』
ゲームがモチーフとする現実は,ゲームよりも頭の悪い,複雑怪奇な曲線を描いて発展していたりする。それを,書籍を通じて実感してみる本連載,今回はジョン・エリスの出世作『機関銃の社会史』を取り上げよう。機関銃の意義に無理解だったのは,誰あろう軍人達なのだ。
連載「ゲーマーのための読書案内」第42回:『暦に見る日本人の知恵』
ゲームが設定し,また再現しようとする時間や空間,つまりゲーム世界について参考になりそうな書籍を紹介する当連載,今回は「暦の会」会長の古代史家・岡田芳朗氏の『暦に見る日本人の知恵』を取り上げる。氏の著作としてはタイニー版に属するが,暦法にまつわる面白いエピソードが満載だ。
連載「ゲーマーのための読書案内」第41回:『拷問と処刑の西洋史』
ゲームに盛り込まれる社会制度や思想について,より詳しい解説が得られる書籍を紹介する当連載,今回は浜本隆志氏の『拷問と処刑の西洋史』を取り上げる。異端審問や魔女裁判については好事家向けのいいかげんな本が多いなか,最新の研究動向を踏まえた,各論に強い解説書だ。
連載「ゲーマーのための読書案内」第40回:『そらとぶねこ』
たまには小難しくない本を取り上げてみたいので,今回はインプレスジャパンの『そらとぶねこ』を扱おう。「ゲーマーのため」「読書」の2点が大いに揺らぐ気もするが,PCゲームに登場するネコとて,人間の着想というバイアスがかかった存在なのだ。
連載「ゲーマーのための読書案内」第39回:『ジャガイモの世界史』
ゲームで描かれる世界において,重要なファクターとなる事物を扱った本を紹介する当連載,今回は伊藤章治氏の『ジャガイモの世界史 歴史を動かした「貧者のパン」』を紹介する。ビールとソーセージとジャガイモという,ドイツ名物3点セットが成立したのは,思いのほか最近のようだ。
連載「ゲーマーのための読書案内」第38回:『ジプシー 歴史・社会・文化』
ゲームに登場するモチーフの,実像を探求した書籍を紹介する連載記事「ゲーマーのための読書案内」の第38回を掲載した。今回は,小品ながらジプシーに関する研究史や今日的問題を手際よく整理した,水谷 驍氏の『ジプシー 歴史・社会・文化』を取り上げてみよう。
連載「ゲーマーのための読書案内」第37回:『無縁・公界・楽』
ゲームとその業界を捉える当たって,知識やヒントを与えてくれる本を紹介する連載記事「ゲーマーのための読書案内」の第37回を掲載した。先年,惜しまれつつも亡くなった歴史学界の巨魁,網野善彦氏の『無縁・公界・楽』を,いささかアクロバティックに読むことで,今回はコミュニティについて考えてみよう。
連載「ゲーマーのための読書案内」第36回:『道教をめぐる攻防』
ゲームのプレイでなにげなく湧き上がってくる疑問に,答えてくれるような書籍を紹介する連載記事,「ゲーマーのための読書案内」の第36回を掲載した。今回はごっつい漢和辞典で有名な大修館書店から出ている『道教をめぐる攻防――日本の君王、道士の法を崇めず』で,中国ファンタジーと日本の関係について考えてみよう。
連載「ゲーマーのための読書案内」第35回:『ファイル』
ゲームに関連した話題を扱う書籍を通して,ゲームとそのモチーフに対する興味を深めるための連載記事,「ゲーマーのための読書案内」の第35回を掲載した。T・ガートン・アッシュの『ファイル 秘密警察とぼくの同時代史』は,旧東ドイツで秘密警察に監視されていた自分に関する記録ファイルと,密告者や監視担当官へのインタビューで,実在した監視社会の姿を描き出す。
連載「ゲーマーのための読書案内」第34回:『北朝鮮は、いま』
ゲームでときに曲解されたり,変に誇張されたりするモチーフの実像に関し,書籍を通して理解を深める連載記事「ゲーマーのための読書案内」の第34回を掲載した。今回取り上げるのは昨年末に刊行された岩波新書の『北朝鮮は、いま』。決して読みやすい本とはいえないが,北朝鮮問題でなく北朝鮮そのものを,韓国の学者さん達がさまざまな角度から論じた本だ。
連載「ゲーマーのための読書案内」第33回:『女ことばはどこへ消えたか?』
ゲームにおけるモチーフや表現を理解するに当たり,より専門的な角度からそれを扱った本を紹介する連載記事「ゲーマーのための読書案内」の第33回を掲載した。今回は,室町時代の日本語を専攻する小林千草氏の『女ことばはどこへ消えたか?』を,扱うのですわよ。よろしくて?
連載「ゲーマーのための読書案内」第32回:『レンズマン』
ゲームや映像作品に,題材および論点を提供する書籍を紹介していく連載記事,「ゲーマーのための読書案内」の第32回を掲載した。今回はスペースオペラのマスターピースともいうべき,E.E.スミスの『レンズマン』が持つ,当時としては画期的な要素と先見性を見てみよう。
連載「ゲーマーのための読書案内」第31回:『茶の世界史』
ゲームが描き出す世界を,より体系的に考察した書籍を紹介する連載記事,「ゲーマーのための読書案内」の第31回を掲載した。今回は角山 栄氏の『茶の世界史 緑茶の文化と紅茶の社会』。明治日本が輸出産業として茶業を育てようとした矢先に引き起こした“偽装問題”をも含めて,お茶と文化と資本主義経済の関係が分かる良書だ。
連載「ゲーマーのための読書案内」第30回:『戦闘美少女の精神分析』
ゲームに登場するモチーフについて,考え抜いた示唆的な書籍を紹介する連載記事「ゲーマーのための読書案内」の,第30回を掲載した。「萌え萌え2次大戦(略)」の快進撃も記憶に新しい昨今,満を持して紹介するのは斎藤 環氏の『戦闘美少女の精神分析』だ。
連載「ゲーマーのための読書案内」第29回:『イスラーム戦争の時代』
ゲームによく登場する割に,その本質が正しく描かれないことの多いモチーフに関し,書籍を通じて認識を深める連載記事「ゲーマーのための読書案内」の,第29回を掲載した。今回紹介するのは『イスラーム戦争の時代』。穏やかならぬ題名とは裏腹に,イスラム教徒とはどんな人達であるか,どこに考え方の違いがあるかを基礎から解説する良書だ。
連載「ゲーマーのための読書案内」第28回:『宇宙開発の50年』
ゲームモチーフと現実世界,あるいはモデルとなった発想を書籍でつなぐ連載記事「ゲーマーのための読書案内」の第28回を掲載した。年の始めにふさわしい未来志向の話題として,今回は『宇宙開発の50年 スプートニクからはやぶさまで』で,近年活況を呈する宇宙開発の話題をお届けする。
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