
ヨーロッパ最大のゲームイベントであるGames Convention 2007(以下,GC 2007)が,今年もドイツ東部のライプチヒで開催されている。今年で6回目となるGC 2007,会場は例年と同じ広大な敷地を有するLeipzig Messeで,現地時間8月20日から26日までの1週間にわたる催しとなっている。
GC 2007は,開発者会議,ファン向けのゲームエキスポ,そしてプレス向けのビジネスブースでの懇談という,三つの要素がうまく噛み合った稀有な例として,ゲーム業界内外に好評だ。7月にカリフォルニア州サンタモニカで行なわれた,E3 Media and Business Summit 2007には参加しなかったヨーロッパ勢が大挙して出展しており,これまで以上に新作の発表も多いと予想される。
Games Conventionは年々驚くべき速さで成長しており,今では1週間で延べ20万人以上のファンが集結するイベントになっている。前年使われたキャッチフレーズ,「遊べ! 〜君達が生まれ持った体質なのだから」(Play! 〜 It's Your Nature)を今年も継承しており,試遊台をメインとした各社のブースは,いつものようにゲームの新作に触ってみたいドイツっ子達で溢れかえるに違いない。
これまでと同様,4Gamerも取材班をLeipzig Messeに送り込んでおり,新作や期待作の追加情報に留まらず,開発者のセミナーやインタビュー,プレスイベントの内容や本誌オリジナルのムービーにいたるまで,ここライプチヒに集まる大小さまざまな情報を収集していく所存。GC 2007発のワクワクさせるようなゲームニュースを順次お伝えしていこう。(ライター:奥谷海人)
↓ムービー・スクリーンショット集へ

ドイツのライプチヒで行われていたゲームショウ「Games Convention」が,8月26日に無事に終わった。一昨年/昨年と,E3慣れした我々にはおよそ考えられないレベルでの「手作り感」と(いい意味での)「適当さ」をもって運営されていたGCは,今年から急速に変貌を遂げている。ちょっと時間が経ってしまったが,その変貌度合いを,軽く眺めてみよう。
もはや海外ゲームショウの恒例行事といえそうな,スクウェア・エニックス「ファイナルファンタジーXI」プロデューサーの田中弘道氏,グローバル オンライン プロデューサー Sage Sundi氏へのインタビューをお届けしよう。先にお断りしておくが,前回のインタビューから時間が経っていないこともあり,「アルタナの神兵」の情報はほとんどない。FFXIの世界展開や,11月に大阪で行われる「アルタナ祭り」などについて聞いてきた。
今年のGCの特徴の一つとして,韓国企業の参加が目立ったことが挙げられるだろう。任天堂やスクウェア・エニックス,セガ,カプコンを擁する日本はともかく,これまで韓国の企業はほとんど出展してこなかっただけに,ちょっと気になる現象だ。「トリックスター0 -ラブ-」「スカッとゴルフ パンヤ」でお馴染みのデベロッパ,Ntreevもブースを出していたので,話を聞いてきた。
3D RPG「Gothic」に関しては,ここ数か月にわたって販売元JoWooD Entertainmentと開発元Piranha Bytesの間で激しい版権争いが行なわれていたが,5月にJoWooDの所有権が法的に認められることで決着。新たな開発元としてSpellboundが選ばれた。一方のPiranha Bytesも,Deep Silverブランドで新作に取り込むことを発表するなど,今回のGCを舞台に忙しない展開となっていた。
「Counter-Strike」を意識し,競技用FPSを目指して世界16カ国のMODクリエイター有志が開発中という,Acony Gamesの「Parabellum」。Unreal 3 Engineで開発される本作は,昨年のGC 2006でデモを見たときよりもクオリティのアップしたバージョンがあったらしいが,見せてもらえず。どうやらこのGC期間中にパブリッシャが決まったらしく,その正式発表まで公開不可能になってしまったらしいのだ。
数年前から海外のゲームショウ取材のたびに記事を書いている気がする,シングルプレイ専用RPG「The Witcher」。今のところ,海外で2007年10月に発売予定の本作について,開発元であるCD Projektのブースで話を聞いてきた。戦闘や育成といったゲームシステムの詳細をレポートするので,RPGファンならばご注目を。
一貫してストーリー重視のアドベンチャーゲームを開発し続けるHouse of Talesの最新プロジェクトが,Games Convention 2007で紹介されていたサイコスリラー「Overclocked」だ。心理的な恐怖感を刺激する,カットシーンを多用した映画的な演出で,記憶喪失になった患者5人の過去を追う精神科医の姿を描いている。
「Ragnesis Online」というMMORPGを知っているだろうか? いや,そんなことを書いておきながら,4GamerのGC取材班も誰一人として知らなかったのだが。しかし,今のところ知名度が高くないからといって注目に値しないかというと,そんなことはない。いずれは世界的にメジャーなタイトルになるかもしれない本作を,紹介しよう。
ラリーゲームからFPSまでを,独自に作り上げた同一のゲームエンジンで開発している,ポーランドのデベロッパTechland。GC 2007では,またまた同じエンジンを採用した「Warhound」「Dead Island」の2タイトルが,商談用ブースで展示されていたので紹介しよう。
1C Company,Buka Entertainmentと並んで,ロシアのパブリッシャ御三家といった感じのAkella。注目タイトルに関してはE3 2007でお伝えしたばかりなので,今回は,じわりじわりと人気を回復しつつあるアドベンチャーゲームに絞って,新作3タイトルを紹介しよう。仮想歴史,ミステリー,西部劇と,実にバラエティ豊かなラインナップである。
2006年のGCで初公開されたBUKA Entertainmentの「Collapse」は,異次元から現れた敵に襲われ,滅亡の危機に瀕した人類を救うために戦う3人称視点のアクションゲームだ。ドレッドヘアの主人公が両手に持った剣を華麗に振るい,次から次へと敵を倒していくさまが,非常に格好よく,爽快感にあふれている。今回は,ブースで実際にデモ版をプレイした感触をお届けしよう。
ドイツのDeck 13 Interactiveによるコミカルな3Dアドベンチャーゲーム「Jack Keane」。まだ帝国主義時代華やかな19世紀末の世界を舞台に,主人公ジャック・キーンが大暴れする,壮大でギャグ満載の物語だ。セリフの英語化も相当進んでおり,クリスマスまでにはイギリスなど英語圏にも投入される予定となっている。
デンマークのデベロッパ,ZeitGuyz Game Developersが開発中の「Recoil Retrogard」は,タイムトラベルがストーリーの鍵を握る三人称視点のアクションゲームだ。プレイヤーが過去の世界で取った小さな行動が,現在/未来に多大な影響を与えることもある。プレイムービーもUpしたので,そちらも合わせてチェックしてほしい。
登場文明が西洋/東洋/中東の三つに,進化の時代区分も5段階へとすっきり整理された,文明RTSの「Empire Earth III」。その大きなウリともいえる,地球全体をマップとして扱ったWorld Dominationモードを中心に,Sierra Entertainmentのブースで聞けた新情報をお伝えしよう。
Brothers in Armsシリーズで知られるGearbox Softwareが,新作「Borderlands」を発表した。銀河の果ての惑星パンドラを舞台とし,広大な無法地帯でモンスターや盗賊相手にミッションをこなしていくという内容だ。50万パターンに及ぶ武器や巨大なマップなど,これまでのFPSの常識を破る仕掛けが豊富な期待作だ。
ロシアの大手デベロッパ/パブリッシャである1C Companyは,いつもながら数多くのタイトルを開発中だ。そんな彼らがGC 2007でプッシュするのが,北極の氷海に閉じこめられた廃船を舞台とするサバイバルホラーFPS「Cryostasis: Sleep of Reason」だ。グラフィックスや設定など,なかなかソソられるタイトルで,FPSファンならちょっと気になるはず。
世界有数のヒットメーカーBlizzard Entertainmentのブースでは,RTSのヒット作「StarCraft」の続編となるStarCraft II」と,MMORPG「World of Warcraft」の拡張パック「World of Warcraft: Wrath of the Lich King」の二本の新作がプレイアブル展示されていた。StarCraft IIの試遊機で2対2のマルチプレイを試してみたので,その印象などをレポートしよう。
スムースなキャラクターアニメーションが魅力の「Assassin's Creed」は,ヨーロッパでの期待度も高いようで,Ubisoftの商用ブースは黒山の人だかり。4GamerではUbisoft Montrealオフィスでアニメーション部門の総括を担当しているという部門マネージャー,Elespeth Tory(エルスペス・トリー)氏に,短い時間ではあったが,アニメーション部分についての話を中心に,本作についていろいろと聞いてきた。
人気RTS「Command & Conquer 3: Tiberium War」の拡張パック第1弾「Kane's Wrath」が,GC 2007で初公開された。この拡張パックは「Command & Conquer 2: Tiberium Sun」の時代にまでさかのぼり,20年近い年月をキャンペーン化したもので,昔から解決されていなかったさまざまな問題を解き明かしていくのが狙い。新ユニットも豊富で,ファンならボリュームに満足すること間違いないしの内容だ。
毎年少なからず進化を続けるEA Sportsの作品群だが,ヨーロッパでも人気の高いサッカーシム「FIFA 08」は,今回から最大5人対5人での対戦モードを追加。オンラインゲーム競技大会などでも,かなりのスポットライトを浴びそうな気配だ。PC版についての具体的な発表はないものの,かなり楽しみな仕様ではある。
デンマーク産というだけで珍しい気がする「Escape from Paradise City」は,ギャングとなって「Paradise City」の裏社会を一つにまとめ上げるのが目標のゲーム。主人公キャラクターのスキルを伸ばしていくロールプレイングゲームのコンセプトに,リソースの管理などストラテジーゲーム風のプレイ要素を取り込んだ作品だ。
失踪した父親の行方を追ううち,1908年にシベリアのツングースカに巨大隕石が落下した事件に関わりがあることを突き止めた主人公が,それに関連した数々の謎を解き明かすアドベンチャー「Secret Files:Tunguska」。ドイツで人気を博したこの作品の続編「Secret Files 2」が,早くもプレイアブルな形で登場した。前作と同じ主人公が,傷心の船旅で出くわす奇妙な事件とは?
GC 2007のタイミングで初公開されたVivendi Gamesの「Prototype」は,オープンエンドタイプのアクションゲームをさらに一歩進化させている。開発元のRadical Entertainmentの面々が「史上最強の濃密アクション」と表現するのにふさわしい内容で,スムースなアニメーション,車が吹き飛ばされていくといった物理効果,そして何よりド派手な破壊シーン満載で,大作感アリアリの新作だ。
1,2作目のセット販売やWiiでの展開も決まり,ますます好調なゲーム版Agatha Christieシリーズ。その第3弾となる「Agatha Christie: Evil under the Sun」が,欧米で2007年11月に発売される。JoWooD Productionsの商談スペースに展示されているというので,喜び勇んで取材してきた。
暗い灰色に覆われた世界で,プレイヤーは枯れたような樹木に蛍光色の物質を塗りたくっている。しばらく進むと,洞窟の中にはゴシック風の女性キャラクターが……。見ているだけでは内容がつかみにくいのだが,voidと呼ばれる無の世界をさ迷う主人公が,女性と仲良くなって現実世界に連れ戻すというアクションゲーム「Tension」。どこか中途半端なゲームだが,その内容を,理解できた範囲で説明してみよう。
「Ground Control」の開発元として知られるスウェーデンのデベロッパMassive Entertainmentの最新作「World in Conflict」は,「1980年代にソ連が戦争を決意していたら?」という設定のRTSだ。間もなく発売ということもあり,GC会場でもかなり本気の展示っぷり。パブリッシャであるVivendi(Sierra)のブースには,何台もの試遊台が並んでいた。
F.E.A.R.シリーズのファンに朗報。拡張パックの第2弾にあたる「F.E.A.R. Perseus Mandate」が,パブリッシャであるVivendi Gamesブースの奥深くで,プレス向けにこっそり公開されていたのだ。新武器,新モンスター,そして新たな展開を見せるストーリーと,本編登場から約2年を経て,まだまだ盛り上がり続けるF.E.A.R.シリーズなのである。
チェルノブイリ原発事故と,その後に起こった原因不明の大爆発の謎を追っていくSF FPS「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」。その続編に当たる「S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky」では,前作の1年前が舞台となっている。前作での反省点を生かしつつ,本作はどのように進化しているのだろうか?
4Gamerの「アームド アサルト」(原題 ArmA: Combat Operations)の連載は,ほんの2か月前の6月に終わったばかりだが,欧米ではこの9月に,拡張パック「ArmA: Queen's Gambit」が発売される。あの戦いから約1年半,またもやサーラニ島に,試練のときがやってきてしまうのだ。
コアなMMOタイトル愛好家なら「Neocron」シリーズをご存じかもしれないが,その開発チームによる新作「Black Prophecy」が発表された。Neocronと異なり,プレイヤーキャラクターによるRPG的な要素はなく,“宇宙船コンストラクション”という,プラモデル趣味にも通じるマニアックな仕様をウリとする作品だ。その美麗なグラフィックス表現にも,ぜひ注目してほしい。
ロシアのパブリッシャBuka Entertainmentが2007年8月に発表した「The Hunt」は,政府公認の人間狩りが行われている世界が舞台のSF FPS。ターゲットとなってしまった不幸な主人公を操り,生き延びるのが目的だ。「トータルリコール」を思わせる設定だが,果たしてどのようなゲームに仕上がるのだろうか。
Tom Clancyシリーズといえば,レインボーシックスのようなタクティカルシューターか,スプリンターセルのようなスニークアクションを連想する人が多いはず。だが,Ubisoft Entertainmentのプレスカンファレンスで紹介された「Tom Clancy's EndWar」は,なんとRTS。いくつかの新機軸を用意した気になるタイトルだったのである。
かつて「Diablo」という,世界中で爆発的にヒットしたアクションRPGがあった。その後,数多く作られたDiabloタイプゲームの中で,ヨーロッパを中心に人気を集めたのが「Sacred」である。あれから3年,まさに満を持して,「Sacred 2: Fallen Angel」が登場しようとしている。今作でも,またもやDiablo好き達を唸らせられるだろうか。
「バイオハザード」に代表されるサバイバルホラーの先駆けといえば,1992年に発売された「Alone in the Dark」だ。第1作のインパクトがあまりに強すぎ,その後の続編はオリジナルを超えることができないまま,すっかり過去のゲームとなったイメージもあったが,2008年第1四半期に同名タイトルの発売が予定されている。果たしてこのシリーズ最新作は,どのように進化しているのだろうか?
ノルウェーのFuncomが開発中のMMO/シングルRPG「Age of Conan: Hyborian Adventures」の,職業構成と斬新な戦闘方法について情報をお届けする。剣を振る方向をショートカットキーに登録して戦闘に用い,特殊技もその組み合わせで発動するという本作では,魔法の詠唱も同様にキャラクターの動作を通して行われるという。
MMORPGといえば,ファンタジーやSFといった,日常生活とはかけ離れた設定で,冒険したりモンスターと戦ったりするのが普通。しかし「Empire of Sports」は,現実世界とそっくりな場所で,一般的なスポーツを楽しむという,普通すぎて逆に非常にユニークな存在である。これまでは概要のみが伝えられていた本作だが,GC 2007ではプレイアブル展示されていたので,さっそく触ってみた。
Xbox 360用タイトル「Project Gotham Racing 4」などで知られる独立系デベロッパBizarre Creationsは,2007年クリスマスシーズンの発売を目指して「The Club」というタイトルを開発中だ。地下闘技場で夜な夜な戦いを繰り返す秘密の組織で,それぞれ能力が異なる8人のキャラクターから一人を選んでドンパチを行うという,三人称視点のアクションタイトルである。
10月30日に発売されることになったFPS「TimeShift」が,ATARIブースで大々的に展示されていた。本作は,主人公が時間を操る能力を持っているという特徴を持つ作品。2006年1月にデモ版がリリースされていたにもかかわらず,発売がここまで遅れた理由とは……?
イギリスで名を馳せた「Broken Sword」のデザイナーが,フランスでゲーム会社を立ち上げてドイツから世界に発信する……。そんな多国籍な経緯を持つコミカルアドベンチャーが,dtp Entertaimmentの「So Blonde」である。金髪と親の七光りだけが取り得の天然ボケ高校生サニーが,カリブの島に漂着して海賊伝説にカラむというストーリーで,会話からパズルまで面白おかしく表現された作品だ。
マニアックすぎるほどのグラフィックスや戦闘描写で,ミリタリーRTSのファンに人気の高いシリーズの最新作「Codename Panzers: Cold War」が販売元を変えて登場する。同シリーズもついに冷戦時代にまで突入した。Gepard3 Engineと名付けられた同社開発による高性能なゲームエンジンで再現される現代戦の臨場感に期待しよう。
日本でも有名なアメリカ産アドベンチャー「Gabriel Knight」シリーズに携わったJane Jensen氏が,9年ぶりの新作「Gray Matter」をリリースする。ホラー要素の高い,超自然現象などのテーマを扱ったJensen氏らしいストーリーが魅力で,ドイツを震源とするアドベンチャージャンル再生の動きの,主要な火付け役となる。今回のGC 2007では,ストーリーやキャラクターなど多くの部分で新情報が明かされた。
映画監督として有名なジョン・ウー氏が設立したTiger Hill Entertainmentの「Stranglehold」は,同氏の映画作品でなじみ深い“あの動き”を堪能できるシューティングアクション。リアリティより見栄えを重視した映画的な映像表現と,痛快なアクションが楽しめる本作の魅力を,簡単にお伝えしておこう。
「Totems」は,ドイツの雄10Tacle Studiosが初公開したアクションゲームだ。ヨーロッパで流行中のフリーラニングに影響を受けた「Assassin's Creed」に勝るとも劣らないスムースなキャラクターアニメーションを実装しており,オープンエンドな世界で動物神「トーテム」の加護を受け,超人的な跳躍を繰り返しながら物語を進めていくことになる。発売はまだまだ先のようだが,GC 2007が初発表の場となった作品の中でも,かなり期待できる作品であるのは間違いない。
1980年代のゲームシーンでLucasArts Entertainmentのアドベンチャーゲームを盛り立てたHal BarwoodとNoah Falsteinの両氏が,ひさびさにコンビを組んで手がける「Mata Hari」のデモンストレーションが,dtp Entertainmentによって行われた。クラシカルなタイプのアドベンチャーながら,ゲーム業界のご意見番として現在も重きをなす二人らしいアイデアも見られ,このジャンルが再び活発になってきたことを意識せずにはいられない作品となっている。
11月の実装を目指して開発が進んでいる「EverQuest II」の拡張パック「Rise of Kunark」。GC会場ではクローズドブースで関係者向けにデモが行われていた。今回追加される,EQ1プレイヤーにはお馴染みのクナーク大陸の概要と新システムについて,シニアアーティストChad Haley氏に話を聞いてみた。
Midway Home Entertainmentのブースには,小隊を率いてエイリアンと戦うSF FPS「BlackSite: Area 51」が出展されていた。本作の最大の特徴は,プレイヤーが率いる部下達に対し,簡単操作で命令を下せる点。エイリアンとの戦闘はもちろんのこと,ゲームの世界で繰り広げられるドラマも楽しめるようなタイトルだ。
Ubisoft Entertainmentが開発までを手がけるFPSの注目作「Far Cry 2」が,GC 2007でついに初公開された。遠方まで緻密に描かれた広大なマップを舞台に,高度なAIによって行動する敵と戦いを繰り広げるという前作のエッセンスを踏襲しながらも,もう一つの期待作「Crysis」との差別化を図るため,SF的な要素が省かれたリアル志向の作品となっている。火炎や破壊の描写なども素晴らしく,期待を裏切らないゲームに仕上がりそうだ。
「創世記」シリーズといえば,歴代作品すべてが日本語化されており,日本でも知名度の高いドイツ産の箱庭系ゲーム。その最新作「創世記1701」の拡張パックが,GC 2007でようやく公開された。キャンペーンモードに重点を置きながらも,プレイヤーが自由にゲーム世界を作成できるエディターまでを含めた豪華な内容となる模様。引き続きファンを魅了しそうだ。
GC会場の2K Gamesのブースには,発売直前の「Bioshock」からビッグダディの等身大フィギュア,発売が延期されてしまった「Grand Theft Auto IV」のティザームービーや関連グッズ,そして「Bully」といった話題作の展示が集まっていた。だが,そんなブースの一角に作られたシアターに貼られたポスターを見て取材班は目を丸くしたのである。ん,「Mafia」? しかも続編だって?
多くのメディアによって,E3 Summit 2007のBest Game of Showに選ばれた「Fallout 3」は,このGC 2007でも,最も注目度の高いゲームの一つだ。デモンストレーションの内容は,6月に行われた発表会や,E3 Summit 2007でのものとほぼ同じだったが,今回はOblivionと違う部分を中心に見てみたので,ぜひOblivionファンもFallout 3ファン予備軍もご確認を。
SEGAが欧米ゲーム市場に投入する「Universal at War: Earth Assault」は,元Westwood Studiosのメンバーらが開発するSF RTS。ツボを押えた手堅いゲーム作りで,マルチプレイヤーモードでは,PC版とXbox 360版のクロスプラットフォームを実現させているのが最大の特徴だ。今ハヤリのSF系ストラテジーゲームの中でも,注目したい作品の一つである。
スウェーデンの開発会社IO Interactiveの新作「Kane & Lynch: Dead Men」。欧州でのパブリッシャであるEidos Interactiveは,クローズドブース内でメディアを対象にした本作のデモプレイを実施した。デモプレイをもとに,ベースとなる映画があるかのような骨太の設定とストーリーが特徴のアクションゲームを紹介しよう。
8月上旬にBlizzConにおいて発表されたばかりの「World of Warcraft: Wrath of the Lich King」が,GCでプレイアブル展示されていた。またプレスカンファレンスが行われ,その場では,新冒険エリア“Northrend”と,ヒーロークラスであるという“Death Knight”の詳細が明らかにされた。世界で最も人気の高いMMORPG“WoW”は,今後どう進化していくのだろうか。
「Call of Duty 4: Modern Warfare」は,競争の激しいミリタリー系FPSにおいても,その臨場感の高さで依然として気を吐くシリーズの最新作だ。会場では,これまでに発表されていたムービーのみの展示となっていたが,北米での発売日が11月5日に正式決定したことが報告された。
ゲーマー向けマウスパッドやヘッドセットなどでお馴染みのSteelSeriesが,ついにマウス市場に参入する。ドイツ時間2007年8月23日5:30PMに突如行われた発表会で明らかにされた,そのゲーマー向けマウス2製品は,FPS用の光学センサー搭載モデルと,RTS&MMO用のレーザーセンサー搭載モデル。その名も「Ikari」だ。
「ウルティマ オンライン」でMMORPGを生み出したリチャード・ギャリオット氏の新作「Richard Garriott's Tabula Rasa」だが,実際に総指揮を執っているのは,ロード・ブラックソーンことStarr Long氏である。そのLong氏が,同作の開発に関する講演を行った。なぜこんなに時間がかかっているのか? そこにはいくつかのミスがあったと話すLong氏。ではその結果何を学び,どう生かされているのだろうか。
GC 2007の会場には,PC版「Unreal Tournament 3」の試遊台が設置されていた。PC版がプレイアブルな形で公開されるのは今回が初ということで,試遊台には多くの若者達が集まっていた。これまで紹介されていたConquestモードが「Unreal Warfare」として進化しており,広大なマップでのチーム戦を味わえる,軽快なノリのゲームに仕上がっていた。
発売はぐっと遅れてしまったが,それでも依然として世界中のゲーマーの注目の的であることは間違いない「Spore」。今年のGCではSporeがプレイアブル展示される,などといった情報も流れ,我々もかなりの期待を持って取材に臨んだ。残念ながらプレアブル展示ではなかったものの,ひさびさに登場したSporeはかなりの進化を見せていたのである。