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グラナド・エスパダに国内アーティスト起用&クローズドβ情報
2005/06/10 18:48
■コンシューマゲームでも活躍するアーティストを起用

 ハンビットユビキタスエンターテインメント(以下HUE)は本日(2005年6月10日)都内で記者発表会を開き,同社がサービス提供を予定しているMMORPG「グラナド・エスパダ」の,制作に参加する国内クリエイターや今後の日程などを明らかにした。
 今回アナウンスされたのは,グラナド・エスパダの開発元であるIMC Games社との業務委託契約によりキャラクターデザインに小林智美氏,サウンドコンポーザーに久保田 修氏が参加するということ。小林智美氏はスクウェア・エニックスの「ロマンシング サ・ガ」「サガ フロンティア」シリーズのキャラクター・イメージデザインを手掛け,久保田 修氏は自らの創作活動のほか,コナミの「ビートマニアIIDX」やテレビドラマ「フェイス」のサウンドトラックCDへの楽曲提供などで知られる。両氏とも,開発者キム・ハッキュ氏(Kim Hakkyu)の強い希望で起用され,HUEの橋渡しで実現したという。
 本家韓国でのサービスをはじめ,今後追加されるアートワークや音楽には順次,二人のアーティストの手がける要素が追加されていくことになる。

発表会で示された小林智美氏の作例。画集「艶舞」より


発表会冒頭で挨拶する,韓国Hanbit Soft社 社長 キム・ヨンマン氏
 発表会の冒頭には韓国Hanbit Soft社 社長 キム・ヨンマン氏が登場し,流暢な日本語で居並ぶ報道陣および関係者に挨拶した。いわく「本年2月にあったHUEの開所式より4か月,IMC GamesおよびHUE各氏の努力によって,本日無事にグラナド・エスパダをご紹介できることを光栄に思います。韓国では一日も早くクローズドβテストを開始できるよう開発が続けられていますが,日本でも韓国に準じて準備が進められています」とのこと。
 また,本日の発表内容に触れて「韓国に先駆けて最新の映像をお目に掛けます」と述べ,さらに「新しいクリエイターお二人の参画により,よりご満足いただける作品になると期待しております」という言葉で挨拶を締めくくった。



■クローズドβテスターの募集枠は数百人規模

「グラナド・エスパダ」の概要やサービス日程について説明する,HUE 事業推進部 部長 平田雅一氏
 次に登壇したのは,HUE 事業推進部 部長 平田雅一氏。出席者への挨拶に続けて「公式サイトに多数のアクセスをいただき,また多くのファンサイトが作られ,トラックバックが行われていることに,この場でお礼申し上げます」と,同社がここまで推進してきたblog展開についてコメントした。
 MCC(Multi Character Control)の様子などが見て取れるプロモーションムービー(ダウンロードは「こちら」から)を上映した後,グラナド・エスパダの概要について一通りの説明を行う。ゲーム内容の確認を兼ねた説明であったため,内容の大半は既報のものだったが,インスタンスダンジョンの説明において「単純に強い敵を求めて入るだけでなく,例えば何分以内にすべての敵を倒すとか,目的を持ってプレイできる」と強調していた点が印象的だった。
 また,フィールドとしてこれまでも紹介されてきた「リボルドウェ」の街,「テトラ遺跡」のほか,新しく「アル・ケルト・モレッツァ」(幻影宮)の紹介がなされた。グラナド・エスパダの教団を統括する施設として建設されたが未完のまま放棄されたという大聖堂には,「インスタンスダンジョンも用意されている」(同氏)という。

新フィールド「アル・ケルト・モレッツァ」(幻影宮)の説明と,付属するダンジョンの様子


 気になるサービス日程についてだが,氏の説明によると「近日中に韓国でクローズドβテスター募集の告知がなされ,その1〜2週間後に国内でも募集が開始される。そして,韓国での募集が終了し,必要なバグフィックスが行われた1〜2週後に,日本国内でも募集を締め切ってβテストを開始する」とのことだった。
 また,「クローズドβテストは,MCCやスタンス,インスタンスダンジョンといった一つ一つの項目に沿って試してもらう形になります。人数は数百名規模,ファンサイトを持つ人やオンラインゲームに経験が深い人を中心に厳しい意見を述べてもらい,品質の向上に協力していただくことになります」と,やや踏み込んだ説明もなされた。
 「はっきりした日程が申し上げられなくて申し訳ないのですが」と前置きしつつも「夏の間にクローズドβテストを何回かに分けて実施し,秋口にオープンβテスト,早ければ年末,遅くとも年明けには正式サービスに移行します。いろいろな日程はもうしばらくで明らかにできると思います」と述べていたので,続報を油断なく待ちたいところだ。


ワインを片手に軽いユーモアを披露する,HUE 取締役 副社長の舘野 宏氏
 発表会の最後にはHUE 取締役 副社長の舘野 宏氏が登壇し,発表会の進行上通訳の配置が間に合わず,ハングル語で挨拶できないことを詫びつつも,二人の新アーティストの活躍に期待する旨を述べた。今回の出席者には韓国での発表会で好評だったワインと,ワイングラスの代わりにマグカップが配られたのだが「グラナド・エスパダの世界で妄想にふけるときは,ぜひこのマグカップでコーヒーを」と,軽いユーモアで発表会を締めくくった。

 なお会場には,冒頭で触れた久保田 修氏も出席しており,平田雅一氏からプロフィールも含めた紹介がなされた。また今回取材中とのことで出席できなかった小林智美氏についても,同じく平田氏より「現在決まっている5種類のキャラクターの衣装および,新キャラクターのデザイン」をお願いする旨の説明があった。
 発表会終了後に行われたデモプレイおよび,開発者キム・ハッキュ氏(Kim Hakkyu)へのインタビュー(読者へのメッセージムービーは「こちら」,インタビュー記事は「こちら」)については,別記事で情報をお届けする。そちらもぜひお見逃しなく。(Guevarista / photo by kiki)

(C)1999 Tomomi KOBAYASHI

写真左:サウンドコンポーザーに起用された久保田 修氏
写真中:発表会の一コマ。左からキム・ヨンマン氏,キム・ハッキュ氏,久保田 修氏
写真右:発表会で上映されたムービーの一シーン。リーダーを示す緑の円がよく分かる

グラナド・エスパダ
■開発元:IMC Games
■発売元:ハンビットユビキタスエンターテインメント
■発売日:2006/07/21
■価格:基本プレイ料金無料,アイテム課金
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2005.06/20050610184801detail.html