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印刷2013/01/25 12:15

業界動向

2012年のゲーム売り上げランキング&ハードの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開!

 「Wii U」が発売され,ついに据え置き機の“次世代機”戦争が幕を明けた2012年のコンシューマゲーム市場。不振にあえぐパッケージゲームを横目に,「パズル&ドラゴンズ」が大ヒットを記録したり,ソーシャルゲームが変わらず大人気だったりする昨今だが,実際問題として,ゲームの売れ行きはどうだったのだろうか。
 今年もまた,メディアクリエイトの協力を得て,2012年の売り上げデータを掲載できることになったので,ここに公開してみたいと思う。ソフトウェアの売り上げランキングに加えて,各ゲームハードの売り上げ推移も掲載しているので,ぜひ参考にしてほしい。

図は,4Gamerで2012年8月から9月にかけて行ったアンケート結果を集計したもので,応募総数は1万6932通。その中から,多重投稿など無効と思われるデータを除いた,1万6149人のサンプルをベースにしている(クリックで拡大)
2012年のゲーム売り上げランキング&ハードの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開!

 また,「こちら」の記事では,4Gamer上で募集した「2012年夏の特大プレゼント」上のアンケート集計結果(主にオンラインゲーム)を公開しているのだが,本稿では,同じ集計データを使ったコンシューマ機関連のデータを掲載する。2011〜12年にかけてのゲーム機所持率の推移などに加え,コンシューマゲームのタイトルごとの属性や傾向をまとめ,それらを統合した俯瞰図などを作成してみた。
 あくまで4Gamer読者(ネット界隈)を通してのデータであり,これをもってゲーム市場全体の姿とは言いづらいのだが,インターネットを日常的に利用する層を分析するものとしては,一つの指標として有益なデータになっているはず。ゲームファン,そしてゲーム業界関係の方々が,昨今のゲーム市場を考えるうえでの一つの資料となれば幸いである。

関連記事:
「ドラクエX」や「PSO2」がリリースされた2012年のオンラインゲーム市場の動向はいかに? 「2012年夏 特大プレゼント」上のアンケート(1万6149人分)の集計結果を公開!

年末恒例のお楽しみ「2012年 冬の特大プレゼント」を開催。
ノートPCやデスクトップPC,Wii U,ゲーマー向けデスクなど,
豪華賞品が650名以上に当たる!



明暗の分かれた携帯機。据え置き型はWii Uが年末で60万台のセールスを記録


 まずは昨年の「ハードウェアの販売台数推移」から見ていこう。対象期間は,2012年1月2日〜2012年12月30日の間で,月ごとの売り上げを集計し,まとめてみたのが以下の表である。

 ■2012年のハードウェアの販売台数推移グラフ

 ■2012年のハードウェアの販売台数推移詳細
※クリックで5月以降を含んだ詳細が表示されます
2012年のゲーム売り上げランキング&ハードの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開!

※累計販売台数は2012年12月30日時点

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 目立つのは,やはり「ニンテンドー3DS」の圧倒的といえる強さだろうか。月ベースで30〜40万台をコンスタントに売り上げ,7月に「ニンテンドー3DS LL」が投入されてからは,その勢いがさらに加速。年末には,3DSと3DS LLを合せて約120万台のセールスを記録している。年間を通して見ても,累計で約550万台。通算で国内1000万台に届こうかという売り上げを達成しており,改めて任天堂プラットフォームの強さを見せつける格好となった。

「Wii U」発売日当時の様子
 対照的なのが「PlayStation Vita」で,2012年1月以降,月10万台を超えることは一度もなく,年末商戦でも7万台を下回るなど,波に乗りきれない状況だったことは否めない。2012年度の携帯ゲーム機市場は,勝者と敗者の明暗がはっきりと分かれた結果となった。ゲーマー層からは高い支持を集めているPlayStation Vitaだけに,市場活性化という意味では,正直,もう少し頑張ってもらわないと,というのが本音だろう。旧型機の「PlayStation Portable」と市場を食い合っている感も強く,次世代機としてのPlayStation Vitaの魅力を周知させるまでには,しばらく時間がかかりそうである。

 一方,据え置き機は,「Wii」を抑えて「PlayStation 3」が優勢。年間で120万台のセールスを記録するなど,堅調な売れ行きを維持している。満を持して発売された「Wii U」は年末に60万台を突破。ただ,1月に入ってからは売り上げが鈍化するなど,不安な傾向も見え始めている。任天堂としては,タイトルが出揃うまでの間に売り上げをいかに維持できるかが勝負の分かれ目となるだろう。


圧倒的な任天堂ブランドの存在感。ポケモンが約300万本,どうぶつの森が約200万本を記録


 ■2012年度ゲームソフト売り上げTOP30
集計期間:2012年1月2日〜2012年12月30日(株式会社メディアクリエイト調べ)
※累計販売本数は2012年12月30日時点の数字です
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順位 機種 タイトル メーカー名 期間内合計
(累計販売本数)
1 DS ポケットモンスター ブラック2/ホワイト2 ポケモン 2,919,977
(2,919,977)
2 3DS とびだせ どうぶつの森(同梱版含む) 任天堂 1,969,955
(1,969,955)
3 3DS New スーパーマリオブラザーズ 2(同梱版含む) 任天堂 1,743,791
(1,743,791)
4 3DS ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D(同梱版含む) スクウェア・エニックス 919,870
(919,870)
5 PS3 バイオハザード6 カプコン 833,012
(833,012)
6 PS3 ワンピース 海賊無双(限定版、同梱版含む) バンダイナムコゲームス 828,150
(828,150)
7 3DS マリオカート7 任天堂 748,797
(1,908,966)
8 3DS スーパーマリオ 3Dランド(同梱版含む) 任天堂 68,9374
(1,769,566)
9 Wii マリオパーティ9 任天堂 641,348
(641,348)
10 Wii ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(同梱版含む) スクウェア・エニックス 609,783
(609,783)
11 3DS モンスターハンター3(トライ)G(同梱版含む) カプコン 602,058
(1,587,556)
12 PS3 龍が如く5 夢、叶えし者(同梱版含む) セガ 518,224
(518,224)
13 PS3 ドラゴンズドグマ カプコン 467,375
(467,375)
14 3DS ファイアーエムブレム 覚醒 任天堂 455,268
(455,268)
15 PS3 テイルズ オブ エクシリア2(同梱版含む) バンダイナムコゲームス 428,913
(428,913)
16 3DS ペーパーマリオ スーパーシール 任天堂 402,133
(402,133)
17 PS3 ワールドサッカー ウイニングイレブン 2013 KONAMI 399,340
(399,340)
18 3DS ポケモン不思議のダンジョン 〜マグナゲートと∞迷宮(むげんだいめいきゅう)〜 ポケモン 373,699
(373,699)
19 Wii U New スーパーマリオブラザーズ U 任天堂 369,392
(369,392)
20 Wii Wiiスポーツ リゾート (Wiiリモコンプラスパック)(同梱版含む) 任天堂 358,627
(1,161,600)
21 PSP 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 バンダイナムコゲームス 344,018
(344,018)
22 DS ポケモン+(プラス)ノブナガの野望 ポケモン 341,250
(341,250)
23 3DS 太鼓の達人 ちびドラゴンと不思議なオーブ バンダイナムコゲームス 340,533
(340,533)
24 PS3 バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ カプコン 338,889
(338,889)
25 3DS キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス](限定版、同梱版含む) スクウェア・エニックス 338,812
(338,812)
26 3DS 逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ! バンダイナムコゲームス 337,472
(337,472)
27 Wii 太鼓の達人Wii 超ごうか版(同梱版含む) バンダイナムコゲームス 321,959
(321,959)
28 3DS 新・光神話 パルテナの鏡 任天堂 316,133
(316,133)
29 3DS イナズマイレブンGO 2 クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ レベルファイブ 314,016
(314,016)
30 3DS バイオハザード リベレーションズ カプコン 296,040
(296,040)


 こちらは,2012年の「ゲームソフト売り上げ本数ランキング」である。ランキングの対象期間は2012年1月2日〜2012年12月30日まで。ダウンロード販売の数値は含まれておらず,あくまでパッケージ版のみの販売本数であることには注意してほしい。

2012年のゲーム売り上げランキング&ハードの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開!
 ざっと眺めて感じるのは,やはり「任天堂は強い!」ということだろうか。上位3タイトルは言うにおよばず,ランキングの半分近くが任天堂系のタイトルで占められている。1位の「ポケットモンスター ブラック2/ホワイト2」がトリプルミリオン,2位の「とびだせ どうぶつの森」がダブルミリオンに近い数値を叩きだしており,ここだけを見れば,コンシューマゲーム市場の不況なぞどこ吹く風といった趣。とくにどうぶつの森は,ダウンロード版のセールスが50万本を突破していることもアナウンスされており,今なお売れ行きを伸ばし続けているというのだから驚きであろう。
 
2012年のゲーム売り上げランキング&ハードの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開!
 据え置き機のタイトルでは,「バイオハザード6」「ワンピース 海賊無双」「龍が如く5 夢、叶えし者」など,シリーズ物や続編物の定番タイトルがランクイン。こちらはPlayStation 3プラットフォームの堅調さを裏付ける結果と言えそうだ。
 また,有名IPがひしめくランキングのなかにあって,オリジナルタイトルとして奮戦している「Dragon's Dogma」に触れないわけにはいかないだろう。カプコンらしい確かなアクション性がウリの同作だが,まったくの新規タイトルで45万本以上を売り上げているのは,頼もしい限りだ。今年の4月には,続編に当たる「Dragon's Dogma: Dark Arisen」の発売が予定されているが,ぜひこのブランドを大事に育てていってほしいところだ。

 あと注目してみたいのが,「逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!」のじわ売れっぷり。初週の販売本数はわずか2万9629本ながら,コンスタントに売れ続けて,ついには30位以内にランクインしてしまった。フジテレビ系列で放映されているバラエティ番組「逃走中」をゲーム化した本作は,2012年最大のダークホースと言える作品だろう。

2012年のゲーム売り上げランキング&ハードの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開! 2012年のゲーム売り上げランキング&ハードの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開!


4Gamer読者に見るコンシューマゲームのプレイヤー分布


図は,4Gamerで2012年8月から9月にかけて行ったアンケート結果を集計したもので,応募総数は1万6932通。その中から,多重投稿など無効と思われるデータを除いた,1万6149人のサンプルをベースにしている(クリックで拡大)
2012年のゲーム売り上げランキング&ハードの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開!

 続いて,4Gamer読者アンケートの集計結果を見ていこう。上記に示した図は,タイトルごとの購入者の「平均年齢」と「コンシューマゲームに使う金額」という二つの軸で,各タイトルの立ち位置を調べてみたもの。左側が低年齢層,右側が高年齢に支持されているタイトル。そして,図の上にいくほどゲームにたくさんのお金を使うコアゲーマーだと思ってもらえればよいだろう。
 ちなみにこの表は,2012年の8〜9月に行ったアンケートをベースとしている。つまり,2012年後半のデータは含まれていないので,そのあたりも念頭に置きながら見ていただきたい。

 まず注目したいのが,PlayStation Vitaタイトルの傾向だろう。比較的低年齢寄りではあるものの,縦軸(消費金額)を見てみると,総じてグラフの上の方に分布されている。本体の価格がまだ高いということもあるのだろうが,やはりコア層が中心のゲーム機といった様子である。また,興味深いのは「テイルズ オブ イノセンス R」のポジションだ。というのも,これまでのデータでは,「テイルズ オブ」シリーズは,ほとんどのタイトルが左下(低年齢で消費金額が少ない)に偏る傾向が顕著だった作品で,コア寄りの数値を示すことはあまりなかった。リメイク作品ということの影響もあるのかもしれないが,Vitaで遊ぶ作品を探していたゲーマー達が,本作の評判を聞きつけて購入に至った――などという流れなのだろうか。
 また個人的に興味を引かれたのは,「ARMORED CORE V」のポジションで,思っていたよりかなり下側に位置しているのが面白い。「ARMORED CORE V」は,誰がどう見てもコア向けの作品だと思うのだが,それでいて消費金額が少ないというのは,「それしかやり込まない」格闘ゲームのプレイヤー像とかなりイメージが被る。ロボゲーファンと格ゲーファンは,割と似たもの同士だったりするのかもしれない。

 プラットフォーム単位で見てみると,PlayStation 3は上寄り,ニンテンドー3DSは下寄りという傾向こそあるが,どちらも全体的に広くカバーできていて,非常にバランスの取れたラインナップとなっている。2012年は,PSPもまだまだ健在で,アニメファン寄りのプレイヤー層との相関性が強いタイトルが目立っていた印象だ。Xbox 360は相変わらずであるが,「Minecraft:Xbox 360」が一風変わった存在感を示しているのは面白い部分だろう。

 

まとめ&「2012年 冬の特大プレゼント」の速報版




 ここから先は,現在実施中の「2012年 冬の特大プレゼント」の途中集計から,ゲームハードの所持率に関するデータをお届けしよう。
 上の図は,2011〜2012年にかけての4Gamer読者のゲーム機器所持率の推移を表したものだ。ゲーム機の伸びが鈍化している一方で,スマートフォンやタブレットが急速に普及しているのが4Gamerのデータからも見て取れる。後述する“ゲーム用途としての稼働率”でもかなり高い数値を示していることと合わせて考えると,スマートフォン/タブレットがゲームのプラットフォームとして一定の地位を築いていることは疑いようのがないだろう。ライトユーザーのみならず,4Gamer読者(のようなコアゲーマー)でさえ,いまやスマートフォンで日常的にゲームを遊んでいるわけだ。2012年夏から2012年冬にかけての変化を見ても,スマートフォンはiPhone&Android共に5〜6%と堅調な伸びを示している。

 以下の図は,「スマートフォンやタブレットを何のために使っていますか?」という質問に対する答え。ここ1年半ほどの推移をグラフにしてみたのだが,スマートフォンの普及に伴って軒並み上昇している。とくに「LINE」の躍進が凄まじい。いや,実際に周りで使っている人も多いし,ホントにはやっているからなぁ……。また,ゲーム用途の伸びが目立つ背景には,「パズル&ドラゴンズ」を筆頭に,昨年,ゲーマーが好むようなスマートフォン用ゲームが数多くリリースされた影響が大きいと思われる。2013年は,その流れにさらに拍車が掛かりそうな予感さえする。


 Wii Uが発売され,さらにはPlayStationやXbox 360の次世代機の噂も聞こえはじめてきた今。いよいよ据え置き機も新世代へと突入していくわけだが,多くの関係者が指摘するように,今回の節目(切り替え)は,コンシューマゲーム業界にとっての正念場になる可能性がかなり高い。Androidベースの家庭用ゲーム機「OUYA」や,Valveが開発を進めているとされるハードウェアなど,新たな方面からの参入もあり,より混迷な戦国時代の様相を呈してきているからだ。
 スマートフォンやタブレットの普及に伴い,ゲームというジャンルの裾野が広がっていくなかで,相対的に存在感を失いつつあるコンシューマ市場だが,旧来からのゲームメーカーは,これから難しい選択を迫られていくことになるだろう。

 ただ,去年大ヒットした「パズル&ドラゴンズ」が示したように,新しいプラットフォーム「ならでは」のタイトルの登場が,今後のゲーム市場を牽引していくことに変わりはないはず。2013年も,それぞれのゲーム機,それぞれのプラットフォームで,たくさんの「ならでは」な作品が生まれていくことを期待してみたい。4Gamerでも,全力でそういったタイトルの情報を追いかけていくつもりだ。

年末恒例のお楽しみ「2012年 冬の特大プレゼント」を開催。
ノートPCやデスクトップPC,Wii U,ゲーマー向けデスクなど,
豪華賞品が650名以上に当たる!


この表では,平均年齢,平均消費金額CS(コンシューマ),平均消費金額PC(PCオンラインゲーム),そして平均プレイ時間,という四つの項目を用意してみた。ちなみに消費金額やプレイ時間などは,あくまでもそのタイトルを購入したプレイヤーの全体の傾向であり,そのタイトルそのものに使う金額/時間ではない点に注意してほしい(クリックで拡大)
2012年のゲーム売り上げランキング&ハードの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開!
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