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第22回「3D&バーチャルリアリティ展」開催,VR関連機器や3Dプリンタの最新動向を見る
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印刷2014/06/26 14:56

イベント

第22回「3D&バーチャルリアリティ展」開催,VR関連機器や3Dプリンタの最新動向を見る

 2014年6月25日から27日まで,東京ビッグサイトで第22回「3D&バーチャルリアリティ展」が開催されている。立体視やVR(仮想現実),AR(拡張現実)などの最新技術を扱う展示会だ。ゲームと直接関係はないのだが,将来的な表現技術の最先端の世界を,最新3Dプリンタなどの最先端情報と一緒に,写真を中心にして紹介してみたい。


3Dプリンタもカラーの時代に 


Stratasys Objet 500 Connex3
第22回「3D&バーチャルリアリティ展」開催,VR関連機器や3Dプリンタの最新動向を見る
 Stratasysのカラー3Dプリンタ「Objet 500 Connex3」は,樹脂溶融型で多色表現を可能にした3Dプリンタだ。
 これまでにあったカラー3Dプリンタは,
  インクジェットプリンタ+接着剤+粉
という構成で,カラーインクジェットプリンタに接着剤を混ぜてプリントし,その上に石膏粉のような粉をかけて,ならしながら一層ずつ重ねていく方式のものだった。フルカラー表現(ちょっと白っぽくなるが)が可能なものの,材質の関係で脆いというのが欠点となっていた。それに対し,最近の3Dプリンタは樹脂を溶かして塗り重ねていくタイプが主流であり,強度的にはかなり丈夫だったものの,色彩表現は苦手としていた。
 StratasysのObjet 500は,3色を混合して中間色を生成できる3Dプリンタだ。イエロー,シアン,マゼンタの樹脂を9段階で混ぜ合わせて45色を表現するほか,3色を同量混ぜて黒に近いグレーを表現できる。下の写真でいうと左側にある三角形のパネルが3原色で表現可能な色の出力見本となる。全体に濃い色が多いのだが,白い樹脂を使うと,もう少し爽やかな色合いも表現可能だ(写真左側)。ただし,三種の混合なので表現可能な色域は狭くなるので,多くの色を使いたい場合は,パーツを分けるなどの工夫が必要になるだろう。

カラー出力見本。三角形の頂点部分にある3色の素材樹脂を混ぜ合わせて多色表出力を行う。無段階というわけにはいかないが,これまでにないカラフルな出力が可能だ。間に置いてあるのは素材見本のチップを束ねたもので,写真だとよく分からないが,軟らかい素材や透明素材もある
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こんなに曲げても大丈夫なくらい軟らかい
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 また,Objet 500では,硬いプラ素材以外に軟質素材も使用でき,これも混合比を変えることで9段階の軟度での出力が可能になっている。

 一つの面に対して同じ色(というか混合比)が適用されるので,グラデーションのような表現には対応していないが,データ側で細かくパッチ分けして素材指定しておけば,そのような表現も可能ではあるとのこと。
 従来の3Dプリンタと比較すると夢のような製品ではあるが,まだ万能とまではいえない。しかし,将来的な可能性を考えると楽しくなる製品であるのも確かだ。イエロー,シアン,マゼンタ,白,黒,透明で硬軟それぞれ2素材が同時に出力できれば,ほぼ無敵のデバイスとなる(12ノズルか)。
 とりあえず,5500万円(内税か外税かは不明)と,業務用3Dプリンタとしても高額だが,発表以来,かなりのペースで売れているとのこと。

公式サイトなどでも使われているサンプル。標準のCMY樹脂ではない明るい色の素材が使われているように思えるのだが……。多段階出力だろうか?
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透明素材を使った出力例
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Objet 500での出力例と従来機種の出力例の比較。一発出力ではなく,パーツ単位で単色出力していると思われるので,原理的には,従来機種でも多色材料さえ揃えれば同じことはできそうなのだが,多色のフィラメントを揃えることがすでに難しいので,手軽に色を作れる本機の特性を生かしているとは言えるのかも
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独自のARを進めるセイコーエプソン


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 以前から独自のAR用HMD(ヘッドマウントディスプレイ)「MOVERIO」を展開しているセイコーエプソンは,MOVERIOの新製品「BT-200」とデモを展示していた。これは,Andorid 4.0ベースの本体と表示デバイスたるHMDを組み合わせた製品で,シースルー型のHMDで投影映像を視界内に半透明合成することができる。
 投影部は230インチ相当(視距離20m時)とのこと。23インチ液晶ディスプレイを2m離れて見るのと同じ視野角なので,大画面感はあまり感じられないかもしれない。
 そのほか,GPSやジャイロセンサー,30万画素のカメラなどを備えており,連続動作時間は6時間となっている。価格はエプソンダイレクトショップで6万9980円(税込)。なお,発売日は6月30日だ。
 時計や音声レコーダーなどのアプリやWebブラウザが利用できるほか,独自の専用アプリマーケットからMOVERIOアプリをダウンロードできる。Google Play(Android Market)には非対応というのがちょっと微妙だが,アプリ開発環境などを考えるとそれなりに魅力を覚える人はいるかもしれない。一般の人にアピールするには,はやりアプリ次第か。

BT-200。ビデオカメラで視界からのシースルー具合を示しているところ。ビデオカメラはもちろん付属しない。操作は本体側のタッチセンサーやボタンで行う
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裸眼立体視も4K対応に


 裸眼立体視は手軽かつ多人数で楽しめるものなのだが,1枚のパネルに視差バリアやレンチキュラーなどのフィルタを取り付けて,多方向の画像情報を表示するため,見た目の画面解像度が低くなるという欠点があった。
 フルHDディスプレイが一般化してきたときは,それを使った裸眼立体視ディスプレイでかなり解像度が上がったと感じたものだが,それが一気に4K(3840×2160ドット)になった。
 会場では2種の出展を確認したのだがどちらも適正距離が4m程度とのことで,大画面のありがたみがちょっと薄れていたかもしれない。見た目の解像度は,まだちょっと粗めかなという感じなのだが,それでも解像度が従来製品の2倍になったことで,裸眼立体視ディスプレイの実用性は上がってきたと言えるのではないだろうか。

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3D空間に触れるサイバーグローブ


 このところHMDなどのVR/AR環境がいろいろ出てきているのだが,あまり進歩がないのが入力の部分だ。この業界では老舗ともえいるCyberGlove Systemsの「CyberGlove」が日本バイナリーブースに出展されていたので紹介しておこう。
 CyberGloveは,見てのとおり,手袋型の入力機器だ。指の動きや手の位置,角度などを取り込んで3D空間に反映できる。3D空間で「手」を使えるデバイスなのだ。
 オプション類が充実しており,指先など各部に取り付けられた振動子によって,仮想空間と手の接触判定を感触として伝えることもできる。また,展示はされていなかったが,手首から先にフォースフィードバックを行うCyberForceという製品を併用することで,さらにリアルな空間インタラクションが可能になる。
 こういったデバイスが民生用にも登場してほしいものだ。指の動きまで取れるというXbox OneのKinectに期待がかかるものの,フォースフィードバックもほしいところ。振動子を持つPS Moveでは指の動きまでは取れず,いろいろ悩ましい。

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CyberGloveの裏表
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画面内で手と接触すると,オブジェクトが赤くなり,振動でそれを伝えるデモ

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あちこちで見られたOculus Riftを使ったデモ。右下は,ブランコのように綱につかまり,ターザン気分を味わえるというデモ。紐で引かれて前後に揺れ,サーキュレータからの風を感じつつ,立体画面でジャングルを堪能できる
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7インチタブレットに取り付ける3Dスキャナキット「DPI-7 Kit」。どっちかというと,3Dスキャナにタブレットを取り付ける感じか。写真ではNexus 7が使われている。スキャナとタブレットはUSBケーブルで接続する
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握り手の上にバネがあって,その先にレーザースキャナが付いている。振り子のように揺れまくるわけだが,これを持って歩き回るだけで,周囲のオブジェクトが上から下まで満遍なくスキャンできるのだそうだ
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ドットピッチ1.5mmのLEDによるディスプレイ。モジュールは320ドット×180ドット単位でユニット化されており,複数個を組み合わせて表示できる。4K表示時の大きさは5.76×3.24m(260インチ相当)となる。最大リフレッシュレートは驚異の1920Hz
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3Dプリンタ用の新材料プロピレン樹脂。軟らかくてよく伸びる
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3Dプリンタブームを巻き起こしたMakerBot(現在はStratasysの一部門)による3Dスキャナ

3D&バーチャルリアリティ展公式サイト

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