Epic Games主催のゲーム開発コンペで，スウェーデンの大学生チームDead Shark Triplepunchの「Epigenesis」が優勝

　Epic Gamesが主催する学生向けゲーム開発コンペ「Make Something Unreal Live 2013」で，スウェーデン・ブレーキンゲ工科大学の学生達が結成した，Dead Shark Triplepunchによる「Epigenesis」が優勝した。

　Dead Shark Triplepunchには公式スポンサーであるNVIDIAやLogitechのハードウェアと「Unreal Engine 4」のライセンス権が無料で提供され，完成後にはSteamなどを利用したダウンロード販売が行われることになるという。現在のところ，発売時期については発表されていない。

「Make Something Unreal Live 2013」公式サイト

「Make Something Unreal Live 2013」Facebook公式ページ

　Epigenesisは，5人対5人で対戦する一人称視点のオンラインゲーム。高層ビルの上に置かれたプラットフォームを飛び移りながら，相手のゴールまでボールを運んでポイントを稼ぐという内容で，eSportsを意識したスピーディなアクションが持ち味だ。プラットフォーム上に肉食性の巨大植物が待ち構えるという要素も面白く，ほかの出展作品と比べて完成度が高かったことが，優勝の決め手になったとのこと。

　これまで，「Red Orchestra」や「Killing Floor」などのヒット作を生み出してきた「Make Something Unreal」。今回のMake Something Unreal Live 2013の入賞作品は，イギリスで開催されたイベント「The Gadget Show 2013」で発表され，同イベントに出展されたとのことだ。ちなみに2位には，イギリス・スタッフォードシャー大学の出身者達が結成したKairos Gamesによる「Polymorph」が選出されている。