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ソニー,「PlayStation 4 Pro」を発表。噂の4K対応ハイエンドPS4は4万4980円(税別)で2016年11月10日発売
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印刷2016/09/08 04:13

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ソニー,「PlayStation 4 Pro」を発表。噂の4K対応ハイエンドPS4は4万4980円(税別)で2016年11月10日発売

 北米時間2016年9月7日,Sony Interactive Entertainment LLC(以下,SIE)は米ニューヨークのPlayStation Theaterで自社イベント「PlayStation Meeting」を開催。その場で,ハイエンド版PlayStation 4という位置づけの4K解像度対応モデルを「PlayStation 4 Pro」(型番:CUH-7000シリーズ,以下 PS4 Pro)として正式に発表した。11月10日発売予定で,価格は4万4980円(税別)。単純計算した税込価格は4万8578円となる。

北米市場における価格は399ドル(税別)で,これはPlayStation 4がデビューしたときの価格と同じだったりする
PS4本体
PS4 Pro。初期型PlayStation 4にもう1段足した,3段サンドイッチ的な見た目となった。PSロゴは鏡面加工に
PS4本体
本体横置き時の両側面。前後に傾斜を付けた特徴的なデザインは初期型PlayStation 4から変わっていないが,右の写真で□/△/○/×と並んだアイコン部分の「○」部に孔が空いているように見えるのは気になるところでもある
PS4本体 PS4本体

 イベントだと,PS4 Proが搭載するGPUの性能は従来比で2倍以上(「more than doubled」)とされたが,ニュースリリースで明らかになった演算性能値は4.20 TFLOPS。オリジナルのPlayStation 4(以下,PS4)が1.84 TFLOPSなので,約2.28倍だ。

参考:Radeon RX 480のブロック図
PS4本体
 SIEは採用するGPUコアの詳細を明らかにしていないが,この4.20 TFLOPSを実現できる最新世代のGPUコアといえば,「Polaris」マクロアーキテクチャを採用する「Polaris 10」コアが真っ先に思い当たる。
 Polaris 10コアのフルスペックにあたる「Radeon RX 480」だと,演算ユニットたる「Compute Unit」数が36基。GCNアーキテクチャにおいて,Compute Unitはシェーダプロセッサ「Stream Processor」を64基統合するので,総シェーダプロセッサ数は2304基となるわけだが,仮にPS4 ProのカスタムAPUに統合されるGPUコアの規模がRadeon RX 480と同じレベルだとすると,GCNアーキテクチャではSPが1クロックで1積和算(2 FLOPS)を行えることから,

  • 2304(Stream Processor)×2(FLOPS)×911MHz=4197888 MFLOPS

となる。仮にGPUコアクロックが911MHz――Radeon RX 480はベースクロック1120MHz,ブースト最大クロック1266MHzなので,APUに統合されるPS4 ProのGPUコアが900MHz台というのは十分に考えられよう――とすれば,計算上は合致するのである。
 もちろんこの推測は,PS4 ProのGPUコアがPolarisマクロアーキテクチャ世代のものであるという前提に立つ必要があるのだが,PS4 Proの持つGPUのポテンシャルは,おおむねこんな感じではないだろうか。

専用の縦置きスタンド(型番:CUH-ZST2,税別価格2280円)に載った状態のPS4 Pro。日本語リリースにあった「より安定した高速なフレームレートで出力」というのは,一部,従来型PS4で30fpsがターゲットとなっていたタイトルにおいて60fps化を果たすということだろうか
PS4本体
 ビデオ出力は4KおよびHDR(High Dynamic Range,ハイダイナミックレンジ)対応なので,従来と変わらずHDMI×1となるインタフェースがHDMI 2.0に対応したのは確実だ。ただし今回SIEは,初期型を含むすべてのPS4でHDRに一斉対応したことも強調しているので,PS4 Proならではのメリットは,

  1. 4K表示に対応したディスプレイ接続時に,ゲームを4K描画もしくはアップスケールで表示でき,また,4K対応のNetflixやYouTubeストリーミングビデオを閲覧できる
  2. フルHD対応ディスプレイ接続時に,PS4用の全タイトルを1080p出力でき,さらに一部対応タイトルでは「より安定した高速なフレームレートで出力」(※日本語リリースより原文ママ)できる

ということになるだろう。
 なお,残念ながら発表時点でメモリクロックは明らかになっていない。CPUコアとGPUコアで共有するGDDR5メモリの容量は8GBで,この点は従来型PS4と同じだ。

SIEのリードアーキテクトであるMark Cerny(マーク・サーニー)氏が,HDRの効果を紹介した。上が従来型の表示,下がHDR表示だ。HDRのサポート自体に多くのGPU性能は必要でないため,PS4 Proだけでなく,従来のPlayStation 4でもHDRはサポートできる。ただし,4K表示に4K対応ディスプレイデバイスが必要なように,HDR表示にはHDR対応ディスプレイデバイスが必要な点は要注意
PS4本体
PS4本体

 一方,判明したスペックではGPU性能以外にも,気になるポイントがある。イベントにおいてSIEは,「標準のHDD容量が1TBに」というのをアピールしていたが,追って公開となったプレスリリリースによると,無線LANが従来のIEEE 802.11g対応からIEEE 802.11ac対応になり,また,USBのポート数がフロント2基なのは変わらずながら,主に「PlayStation VR」との接続が想定される追加の1基が増えているのだ。いずれも,体感性能や使い勝手を大きく左右するグレードアップと言えるだろう。

本体背面にはUSB Type-Aポートが1基追加となった。画像左からACケーブル端子,HDMI(Type A),AUX,光デジタルサウンド角形,USB(Type-A),1000BASE-T(RJ-45)という並びだ。ACケーブル端子が大きくなった
PS4本体
本体前面。初代PlayStation 4の電源投入用タッチセンサーが復活した気配だ。また,光学ドライブスロットは横置き時の上側へと移動しているのも分かる。一方,USB Type-Aポートを2つ持つ仕様は従来と変わらず
PS4本体

 そのほか主なスペックはのとおり。3層構造なので,横置き時の高さが長くなったのではないかと思う人もいるだろうが,実際には横置き時の横幅と奥行きのほうが長くなっている。また,当たり前といえばそれまでだが,本体重量,消費電力とも増大した。

表 PS4 ProとオリジナルPS4の主なスペック
PS4 Pro オリジナルPS4
CPUコア Jaguar×8,動作クロック未公開 Jaguar×8,動作クロック1.6GHz
GPUコア 4.20 TFLOPS, AMD Radeon based graphics engine GCNアーキテクチャ,Compute Unit数18基(シェーダプロセッサ数1152基),動作クロック800MHz,演算性能1.84 TFLOPS
メインメモリ兼グラフィックスメモリ GDDR5,容量8GB GDDR5,容量8GB,256bitインタフェース,動作クロック5.5GHz相当,帯域幅176GB/s
ストレージ 2.5インチHDD(容量1TB) 2.5インチHDD(容量500GB)
読み出し専用光学ドライブ Blu-ray 6倍速,DVD 8倍速 Blu-ray 6倍速,DVD 8倍速
ビデオ&サウンド出力 HDMI×1,
光角形デジタルサウンド出力×1
HDMI×1,
光角形デジタルサウンド出力×1
通信系機能 有線LAN:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×1,
無線LAN:IEEE 802.11ac,
Bluetooth:4.0
有線LAN:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T有線×1,
無線LAN:IEEE 802.11n,
Bluetooth:2.1+EDR
入出力端子 USB 3.1(Type-A)×3,AUX×1 USB 3.0(Type-A)×2,
AUX×1
サイズ 295(W)×327(D)×55(H)mm(※横置き時) 275(W)×305(D)×53(H)mm(※横置き時,CUH-1200A&CUH-1000Aシリーズ)
重量 約3.3kg 約2.5kg(CUH-1200Aシリーズ)
約2.8kg(CUH-1000Aシリーズ)
消費電力 最大310W 最大230W(CUH-1200Aシリーズ)
最大250W(CUH-1000Aシリーズ)
発売時点の価格(税別) 4万4980円 / 399ドル 3万9980円 / 399ドル(※CUH-1200A&CUH-1000Aシリーズ)

 SIEは発表会で,既存のPlayStation 4でも,今後登場するすべてのPS4用タイトルはプレイでき,オンラインでプレイするにあたっての垣根もないことを再三にわたって強調していた。なので,従来モデルを持っているなら,いますぐ買い換える必要はないと思われるが,スペックからすると,PS4 Proの価格設定が非常に魅力的なのも確かだ。
 日本ではハイスペックな製品が好まれるという歴史を踏まえても,国内におけるPS4プラットフォームは今後,PS4 Proを中心に展開することになりそうな予感もあるが,さてどうなるだろうか。

PS4本体

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PlayStation公式Webサイト


従来よりも小さくなった新型PS4が2万9980円(税別)で9月15日発売

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