オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
TOP
PC
Xbox
PS4
PSV
Switch
3DS
スマホ
女性向け
VR
ハードウェア
ハードウェア
レビュー
テストレポート
インタビュー
ムービー
ドライバ
ベンチマークレギュレーション
AC
アナログ
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
QRコードでLINEの4Gamer
アカウントを友達登録すると
月〜金の週5回,21時に厳選
ニュースをお届けします!
※購読にはLINEアプリが必要です
Samsung「SSD 970 PRO」「SSD 970 EVO」性能速報
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2018/04/25 00:00

テストレポート

Samsung「SSD 970 PRO」「SSD 970 EVO」性能速報

 2018年4月25日0:00,Samsung Electronics(以下,Samsung)は,論理インタフェースとしてNVM Express(以下,NVMe),物理インタフェースとしてPCI Express(以下,PCIe)Gen.3 x4接続のM.2をそれぞれ採用するSSDの新製品「SSD 970 PRO」「SSD 970 EVO」を発表した。製品名から想像できるように,それぞれ「SSD 960 PRO」「SSD 960 EVO」の後継だ。

SSD 970 PRO(容量512GBモデル,左手前),SSD 970 EVO(容量500GBモデル,右奥)。価格未定ながら5月上旬発売予定となっている
Samsung SSD

 4Gamerでは発表に合わせて短時間ながらテストすることができたので,新製品の概要と一部ベンチマークスコアを速報としてお届けしたい。


第3世代V-NANDを採用しつつコントローラを刷新したリニューアル版となるSSD 970シリーズ


Samsung SSD
 まずはSSD 970シリーズの特徴を簡単に紹介しておこう。
 上位モデルとなるSSD 970 PROからだが,発表時点におけるラインナップは容量1TBモデルと512GBモデルの2製品となる。主なスペックは表1のとおりで,第3世代で2bit MLC(Multi Level Cell)タイプかつ64層のSamsung製3D V-NANDフラッシュメモリを採用している点において,SSD 960 PROシリーズとの間に違いはない。


 では何が変わったのかというと,搭載するSSDコントローラのほうだ。SSD 970 PROが採用するのは「Phoenix Controller」で,搭載するCPUコア数自体はSSD 960 PROシリーズの搭載していた「Polaris controller」から変わっていないものの,逐次アクセス(Sequential Read/Write)性能は前世代比で最大29%,ランダムアクセス(Random Read/Write)性能は最大52%の向上を果たしているという。
 また,信頼性も向上しており,寿命までに書き込めるバイト数を示すTBW(Total Bytes Written)は容量1TBモデルが1200TB,容量512GBモデルが600TBとなり,いずれもSSD 960 PROの同容量モデル比で1.5倍になっている。

基板に熱を拡散させる「Copper Seal」(銅箔層ヒートスプレディングラベル)。これは先代のSSD 960 PROでも採用されていた構造だ
Samsung SSD
 M.2フォームファクタかつNVMe対応のSSDでは発熱が大きな問題になることはよく知られている。SSD 960 PROでSamsungは,サーマルスロットリング(Thermal Throttling,高負荷時に発熱が原因でプロセッサの動作クロックが低下する症状)の発生を抑制すべく,熱を拡散させる銅製シール「Copper Seal」(日本語表記:銅箔層ヒートスプレディングラベル)を基板に貼り付け,かつ,発熱と性能のバランスを調整する独自のアルゴリズム「Dynamic Thermal Guard」(以下,DTG)を採用することで,プロセッサレベルの調整も図っていた。

 ならSSD 970 PROだとどうかだが,基本的な仕様は変わっていない。ただ,Phoenix Controllerではチップ表面をニッケルメッキすることで,熱を拡散しやすくしているという。また,DTGのアルゴリズムも改良し,結果として「発熱を抑制するため動作クロックを引き下げるポイント」に達するまでの間に,SSD 960 PROと比べて約27%も多くのデータを書き込めるようになったそうだ。

ラベルを剥がすとメーカー保証が失われるので注意してほしいが,剥がした状態がこちら。写真左に見える銀色のチップがニッケルコーティング済みのPhoenix Controllerだ
Samsung SSD

Samsung SSD
 続いてはSSD 970 EVOである。
 SSD 970 EVOは1セルあたり3bitを記録するTLC(Triple Level Cell)――Samsungでは3bit MLCと呼んでいる――タイプの3D V-NANDを採用するSSDだ。このTLC 3D V-NANDについてSamsungは単に「最新世代」と紹介しているだけだが,おそらく世代そのものはSSD 970 PROと同じと思われる。

 表2にまとめたとおり,ラインナップは容量2TBモデル,1TBモデル,500GBモデル,250GBモデルの計4製品。ニッケルコーティング付きPhoenix Controllerを採用する点と,Copper SealとDTGによる熱対策を行っている点はSSD 970 PRO譲りである。


 TLCではエラー訂正の処理負荷が高くなるため,とくに書き込み時の性能がMLCと比べて低下するが,SamsungのEVOシリーズではフラッシュメモリの一部をSLC(Single Level Cell)の書き込みキャッシュとして用い,見かけの書き込み速度を上げる技術「TurboWrite」を採用する。
 先代のSSD 960 EVOでは,このTurbo Writeの強化版である「Intelligent TurboWrite」を採用していたが,このIntelligent TurboWriteはSSD 970 EVOでもそのまま採用しているそうだ。

 ちなみにIntelligent TurboWriteは,TurboWrite領域のサイズを動的に変更できるというもの。たとえば容量500GBモデルだとTurboWrite領域は標準で4GBだが,ユーザーが連続書き込みを行っているときなどは必要に応じて22GBまで自動的に領域を広げることができる。これにより上位モデルと遜色のない性能を実現できるというのがSamsungのアピールである。
 高性能化したPhoenix ControllerとIntelligent TurboWriteにより,SSD 970 EVOはSSD 960 EVO比で逐次アクセス性能が最大32%向上,ランダムリードライト性能も最大36%向上しているそうだ。

 なお,TBWが前世代比で1.5倍となっているのもSSD 970 PROと同じ。一例を挙げると,容量500GBモデルでSSD 960 EVOのTBWは200TBだったのに対し,SSD 970 EVOでは300TBになっている。


SSD 970シリーズの基本性能をざっと確認


 Samsungは,自社製NVMe SSDの性能を最大化するための独自ドライバ「Samsung NVM Express Driver」をユーザーに対して提供している。SSD 960シリーズに対応しているのは現行の「Samsung NVM Express Driver 2.3」だが,SSD 970シリーズに対応するのは発表と同時に公開予定となっている「Samsung NVM Express Driver 3.0」以降だ。

 ただし,Samsung NVM Express Driver 3.0,より正確を期すと「最終版ではない」という扱いのバージョン3.0.0.1802がレビュワーに提供されたのは発表の前日。当然のことながら,性能評価はまったく終わっていない。
 なので今回は新旧ドライバを混在させた状態で「CrystalDiskMark」(Version 6.0.0)と「Iometer」(Version 1.1.0)を実行した結果だけを速報として掲載することにした。考察も含めて,詳細は後日あらためてお届けしたいと思う。

 なお,簡単に紹介しておくと,CrystalDiskMarkとIometerのテスト方法はKingston Technology製SSD「KC1000 Solid-State Drive」のレビュー時に準じている。

 そのほかテスト環境は表3のとおり。現状のテスト結果はグラフ1〜5のとおりだ。



Samsung製SSD日本語公式情報ページ(ITGマーケティング)

  • 関連タイトル:

    Samsung SSD

  • この記事のURL:
line
4Gamer.net最新情報
トピックス
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:05月25日〜05月26日