PlayStation 4用アクションシューター「Kill Strain」のゲームプレイ映像が公開。5対2対5で始まる変則型チーム対戦がアツい

　Sony Computer Entertainmentは，San Diegoスタジオで開発中のPlayStation 4用アクションシューター「Kill Strain」で，ファンやテスターを招いて行われた対戦のムービーを公開した。


　2014年12月に開催されたファンイベント「PlayStation Experience」でもプレイアブルデモが公開されたKill Strainは，一見すると「League of Legends」に代表されるMOBAのようだ。しかし，本作では5人ずつ2チームに分かれたプレイヤーが資源の取り合いを行う中，2体の強力なミュータントで編成される第3勢力が参入するという，変則形のチーム対戦が採用されている。
　さらに興味深いのは，ミュータントはほかのチームのプレイヤーキャラクターをミュータント化させてしまうという特性を持っていることで，ミュータントになると，これまでの仲間達と敵対してしまう。5対2対5で始めたゲームが，ゲーム終盤ともなれば3対5対2などに変化しているわけで，その中でヒューマンチームは，一定の資源を確保できるかを競う，ユニークなゲームデザインなのである。

　変則型ということで，本作はe-Sports向きではないかもしれないが，据え置き型ゲーム機に合わせたお手軽なオンラインゲームとして開発されている様子。現時点では，まだβテストやビジネスモデルに関する情報はないものの，E3 2015で続報がリリースされることに期待したい。

「Kill Strain」公式サイト