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ハロー!Steam広場 第82回:3頭身の選手達が繰り広げるパワフルでコミカルな野球ゲーム「Super Mega Baseball:Extra Innings」
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印刷2015/09/15 12:00

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ハロー!Steam広場 第82回:3頭身の選手達が繰り広げるパワフルでコミカルな野球ゲーム「Super Mega Baseball:Extra Innings」

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「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam 広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,生活費がなくなってもウォレットに残高があって安心する上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第82回は,コミカルな演出で試合を盛り上げてくれる野球ゲーム「Super Mega Baseball:Extra Innings」をメインに紹介しよう。実名選手こそ出てこないが,チームを丸ごと改造できてしまうほど自由度は高い。このほか,2Dと3Dグラフィックスが混在したアクションゲーム「Retro Invasion」もあるので,お見逃しなく。



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コミカルな演出が試合を盛り上げる野球ゲーム「Super Mega Baseball:Extra Innings」


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 今回はカナダのインディーズスタジオであるMetalhead Softwareが手掛ける「Super Mega Baseball:Extra Innings」を紹介しよう。

 本作は,3頭身のチビ選手達がミニチュアスケールのスタジアムで試合を繰り広げる野球ゲームだ。棍棒のようなバットを豪快にスイングしてボールをかっ飛ばしたり,短い足を必死に動かして盗塁したりなど,選手達が見せる動きはどれもコミカルで,本作の大きな特徴といえるだろう。

ゲームの雰囲気は,どことなくファミスタに似たものを感じる
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 ゲームモードは,通常の試合モードとなる「エキシビション」と,1つのチームを選び,決められた期間を戦いぬく「シーズン」の2種類が用意されている。シーズンの期間は「ショート」「ミディアム」「ロング」の3つから選択する形になっており,16試合でサクッと終わらせることもできれば,48試合ガッツリと腰を据えて遊ぶことも可能だ。ちなみにひと試合は,15分くらいで終わることもあれば,40分以上かかることもある。

野球のルールさえ知っていればとりあえず遊べてしまうという,取っ付きやすさもポイント
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 試合では,攻撃側になった時はバッターの操作を,守備側になった時はピッチャーおよび各守備ポジションにいる選手を操作することになる。
 バッターの時に意識するのは,ピッチャーの投球コースと,それを打つタイミングだ。良い球を打ち出すには,ボールをバットの芯に当てるように動かさなければならないので,慣れないうちは空振りすることも多いが,ある程度コツさえ掴めばヒット連発も夢ではない。

ミートゾーン(芯の部分)の操作は,マウスまたはコントローラの右スティックで可能だ。この手のゲームとしては珍しく,マウスの方が操作しやすい
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 ちなみに,バッティングには通常のスイングのほか,バントと強打モードの2種類が用意されている。とくに,強打モードで相手のボールを芯に捉えると,簡単にホームランが打てるのでかなり気持ちが良い。ただ,そのぶん通常のスイングより打つタイミグがシビアなのが難点だ。タイミングがズレてしまうと,ピッチャーゴロになったりキャッチャーフライになったりと,アウトを増やす状況を作り出してしまうことになる。

それでも強打は男のロマン。ジャストミートした時の爽快感は格別だ
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 一方でピッチャーの時に意識するのは,変化球と投球コースだ。変化球は選択式になっており,変化球を選んだら,次にミートゾーンのどこに投げ込むかを決めるのだが,必ずしも決めた場所に投球できるとは限らないのがピッチングの難しいところ。

 というのも,ピッチャーが投球フォームに入ると,振りかぶりの段階で,投球前に決めておいた投げ込む位置と,実際に投げようとしている位置のマーカーがズレて表示されるのだ。したがって,ボールが手からリリースされるまえに,投げようとしている位置のマーカーを動かして,本来投げ込もうとしていたポイントに素早く重ねなければならない。
 これがうまくいけば空振りを誘うことができるのだが,失敗してしまうとコースが甘くなり,ヒットやホームランを打たれる確率も高くなる。

投球フォームに入ってから実際に投げ込むまでの時間は約2秒。この間にマーカーを重ねなければならない。コースの調整はバッティングと同様に,マウスまたはコントローラの右スティックで可能だ
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 打たれてしまった場合,今度は各ポジションにいる守備選手の操作に切り替わる。ただ,守備選手はある程度自動で動いてくれるため,プレイヤーはジャンプやスライディング,送球する塁の指示をするだけで良い。もちろん,それらの動作をすべて自分で動かすことも可能だ。

ダイビングキャッチを決めたときの爽快もこれまた格別
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 このほかにも,代打や盗塁の指示もでき,野球ゲームのツボはしっかり押さえられている。また,チームのカスタマイズでは,選手一人ひとりの見た目や名前を変えられるので,その気になれば既存のチームを自分だけのオリジナルチームに作り替えてしまうこともできる。こういった自由度の高さも本作における魅力の1つだ。

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 残念ながらオンライン対戦には対応していないものの,ローカルでの対戦プレイは可能なので,コントローラを持ち寄って友達とワイワイ楽しむのもいいだろう。「実名選手が登録されているリアルな野球ゲームがやりたい!」という人の需要には合わないタイトルだが,気軽に野球ゲームを楽しみたい人,とくにファミスタシリーズが好きという人には刺さるはずなので,ぜひ遊んでみてほしい。


「Super Mega Baseball:Extra Innings」Steamページ(1980円)




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2Dと3Dが混在した世界で暴れる横スクロールアクション「Retro Invasion」


 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回は,ドイツのインディーズ系デベロッパ,THREAKSが手掛ける「Retro Invasion」を紹介しよう。

 本作は,2Dと3Dそれぞれのグラフィックスで描かれたキャラクター達が,同じ世界で戦いを繰り広げるという異色のタイトルだ。リアルに表現されたステージ上で,8ビットのエフェクトが飛び交うゲーム画面はなかなか新鮮なので,さっそく見てもらいたい。


 ゲームの雰囲気は,今,個人的にすごく見たい話題の映画「ピクセル」に似たものを感じるが,ゲーム自体は,オールドスクールな横スクロールアクションになるようだ。開発にはUnreal Engine 4が使用されており,3Dの部分はしっかりとリアルに描かれ,8ビットで表現される部分もピクセルに立体感があって,とてもリッチにみえる。

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 また,オンラインとローカルでの協力プレイにも対応しており,片方が3Dモデルのキャラクターを,もう一方が8ビットモデルのキャラクターを操作するという,変わった趣向になっている。
 すでにGREENLIGHTは通過しており,順調に行けば2016年内にリリースできるとのこと。2Dと3Dの融合が,果たしてどのようなプレイフィールをプレイヤーに与えてくれるのか,期待して待ちたいところだ。

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「Retro Invasion」GREENLIGHTページ

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