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ハロー!Steam広場 第70回:ナメック星を探せ! 4000億もの星系が登場するSFシミュレーション「Elite:Dangerous」
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印刷2015/05/26 12:00

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ハロー!Steam広場 第70回:ナメック星を探せ! 4000億もの星系が登場するSFシミュレーション「Elite:Dangerous」

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「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam 広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,自分で吹き替えをしながらゲームを進める上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第70回は,Frontier Developmentsが手掛ける「Elite:Dangerous」をメインに紹介する。1人で遊べるソロモードやMMOスタイルのモードも用意されている本作では,パイロットになったプレイヤーが広大な銀河を宇宙船で冒険することになる。このほか,未開の深海域を探索するアドベンチャーゲーム「Iron Fish」もあるのでお見逃しなく。



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4000億もの星系が織り成す銀河で自由に生きるSFシミュレーション「Elite:Dangerous」


 今回は,Frontier Developmentsが開発および運営を行う「Elite:Dangerous」を紹介しよう。本作は,広大な宇宙を舞台にしたSFシミュレーションゲームだ。プレイヤーは一介の宇宙船パイロットとなり,4000億もの星系が織り成す銀河を冒険することになる。
 この4000億という数字は,ストーリー上の設定などではなく,本当にゲーム内に実装されている星系の数を表しており,1つ1つに名前まで付いているという徹底ぶりだ。

これだけ銀河が広ければナメック星があっても不思議ではない
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 ゲームを始めると,一隻の小さな宇宙船と一握りのお金を持った状態で宇宙に放り出される。状況を察するに「ここから先,何をするかは自分で決めてね」といった感じだろう。本作には主要なストーリーが存在しないため,明確なクリア目標も用意されていない。要するに,この広大な宇宙でどう生きていくかはプレイヤー次第というわけだ。

本作ではコクピット視点カメラを採用しており,UIもすべてコクピット内に収められているため没入感が高い
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 とはいえ,そもそも何ができるのか分からないと行動に移れないと思うので,まずは宇宙ステーションに行き,どんな仕事があるのか確認するところから始めてみよう。宇宙ステーションで受注できるミッションのなかでも,序盤の資金稼ぎにオススメなのが輸送ミッションだ。これは「◯◯を◯◯まで運べ」といった内容のものがほとんどで,運ぶ荷物も自動で積み込まれるため難しい作業は要求されない。

輸送先に行くまでの間に,セキュリティレベルの低い星系を経由しなければならないことも。もし宇宙海賊に目をつけられたら全力で逃げよう
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熱エネルギーを発する恒星に近づきすぎると船体のヒートゲージが上昇してしまう。100%を超えると船体にダメージを受けるので要注意だ
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 そんなわけで,序盤は輸送でお金を稼ぎながら船を強化したり新調したりして,少しずつ仕事の幅を広げていくのがオススメ。ある程度良い船に乗れるようになったら,賞金首狩りのためにあえてセキュリティレベルの低い星系に出向いたり,逆に犯罪行為に手を染めたりするのも良いだろう。

戦闘では,相手の後ろを取るように立ち回ろう。エネルギーシールドさえ剥がしてしまえばこっちのものだ
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賞金首を倒すと,それを証明するチケットが手に入る。これを宇宙ステーション内にある「LOCAL SECURITY OFFICE」に提出すると賞金がもらえるという仕組みだ
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設備の整っているステーションでは,船の改造ができる。賞金稼ぎや傭兵などで生計を立てたいなら,強力な武器を取り付けておきたい
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 なお本作には,ほかのプレイヤーと遊ぶMMOスタイルの「OPEN PLAY」と,フレンドと一緒に宇宙を冒険する「PRIVATE GROUP」,自分のペースでじっくりと遊べる「SOLO」という3つのモードが用意されている。プレイデータはそれぞれのモードで共有なので,気分によって好きなモードで遊べるのが嬉しいポイントだ。

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 ちなみに,これからパイロットになろうと思っている人に一言付け加えておきたいのだが,チュートリアル(ゲーム内ではトレーニング)は“必ず”受けてほしい。本作は,とにかくシステムが複雑なので,チュートリアルを無視してしまうと,満足に宇宙船の操作すらできないという事態に陥る可能性がある。
 事実,チュートリアル飛ばし系男子である筆者は,宇宙ステーションにドッキングする方法や,星系間を移動する方法が分からず,何度も投げ出してしまった。そうならないためにも,これから始める人は,チュートリアルでしっかりと操作方法などを学んでから,宇宙に飛び出してほしい。

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 そんな本作は,7050円という決して気軽に手を出せる価格設定ではないものの,宇宙船のコクピット画面を見てなにかこみ上げて来るものがある人ならば,問題なく楽しめるはずだ。興味が湧いたならばぜひお試しあれ。


「Elite:Dangerous」Steamページ(7050円)




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未開の深海域を探索するアドベンチャーゲーム「Iron Fish」


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 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回は,ロンドンに拠点を置くゲームデベロッパBeefJackの「Iron Fish」を紹介しよう。

 本作は,プレイヤーがイギリス海兵隊の深海調査員となって,未調査の深海域を探索していくというアドベンチャーゲームだ。舞台となる海には,日当たりの良いサンゴ礁から,光の届かない深海まで,さまざまなロケーションが用意されているという。

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 とはいえ,プレイヤーが主に活動するのは,あくまでも深海域だ。この海域には,失われた古代文明跡地未確認生物が存在しており,こういった未知との遭遇が本作における見どころの1つとなっている。なお,ゲームの開発には「Unreal Engine 4」を使用しているとのことで,最新のゲームエンジンが描き出す海の中の世界にも注目したいところ。

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 そんな本作は,2015年中に発売予定となっている。ホラーテイストに仕上げられたティザートレイラーも公開されているので,ゲームの雰囲気を確認しつつ,興味の湧いた人はお気に入りに登録しておこう。


「Iron Fish」GREENLIGHTページ

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