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ハロー!Steam広場 第52回:即死でスタートするローグライク系アクションRPG「Vagante」
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印刷2015/01/09 12:00

連載

ハロー!Steam広場 第52回:即死でスタートするローグライク系アクションRPG「Vagante」

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「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー Steam 広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者の独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,売り上げ上位に表示されているタイトルがすべてライブラリにある上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第52回は,ローグライク系の横スクロールアクションRPG「Vagante」をメインに紹介しよう。プレイヤーは,即死級トラップが待ち受ける薄暗いダンジョンをおっかなびっくり歩きながら,奥に眠る財宝を目指すのだ。このほか,DICEの元開発スタッフ達が手掛けるSFサバイバル「Into the Stars」もあるので,お見逃しなく。



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即死級トラップが待ち受ける薄暗いダンジョンを舞台にしたローグライク系アクションRPG「Vagante」


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 アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回は,インディーズ開発チームNuke Nineが手掛ける「Vagante」を紹介しよう。本作は,自動生成されるダンジョンを舞台に,ひたすら奥を目指して進むローグライクな横スクロールアクションRPGだ。
 プレイヤーは,近接戦闘を得意とする「ナイト」,遠距離から弓で攻撃する「ローグ」,強力な魔法で敵を焼き払う「メイジ」という3人のキャラクターから1人を選び,ダンジョンに挑戦することになる。

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 ゲームを開始すると,「ENTRANCE」と「TUTORIAL」という2つのダンジョンの入口が用意されており,ENTRANCEがメインのダンジョンとなる。ただし,操作方法も分からないまま足を踏み入れるのは無謀なので,最初はTUTORIALのほうで本作のいろはを覚えておきたい。

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 ダンジョン内はとても暗く,数歩先がまったく見えない状況だ。したがって,突然視界の中にモンスターが飛び込んできたり,トラップに気付かず後ろから矢を受けてしまったりなど,油断するとすぐに体力がなくなりゲームオーバーになってしまう。

油断がプレイヤーを殺すことになる。ダンジョン内は慎重に進もう
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 ちなみに筆者がプレイしていて,死因のほとんどを占めたのがトラップだ。ダンジョン内には,「本当に自動生成なのか」と疑ってしまうほどいやらしい場所にトラップが配置されており,プレイヤーが油断したところを狙って確実に仕留めてくる。
 「よし行くぞ」と入口から一歩踏み出した瞬間,上から落ちてきた岩に潰されたり,「まあ大丈夫だろう」と飛び降りた先に刺の罠が待ち構えていたりと,即死級の罠があちこちにあるので,ダンジョン内ではモンスターだけでなくトラップにも十分注意しよう。

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 本作はローグライクでもあるので,キャラクターの装備品はすべて現地調達になる。ダンジョン内にある小さな宝箱には,未鑑定の装備アイテムが1つ入っており,装備するか,樽などから手に入る鑑定の巻物を使うことで性能を確認できる。
 同じ名前の装備品でも,特殊な魔法が付与されていたり,上昇するステータスが違っていたりなど,個々の性能はさまざまだ。なかには呪いがかけられた装備もあり,解呪の巻物を使うまで外せなくなってしまうことも。

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 手に入れたアイテムの性能が判明する瞬間と,装備中のものと比較しながら吟味している時間は,ローグライク系やハック&スラッシュ系のRPGが好きな人にはたまらないひとときだろう。

各ステージに存在するボスモンスターを倒すと,大きな宝箱の鍵を落とす。この宝箱には,未鑑定のアイテムが3つ入っているので,倒す自信があれば挑んでみよう
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 次のダンジョンへとつながる扉に入ると,ステージクリアとなる。この時,モンスターを倒した際に手に入る経験値が限界まで溜まっていると,レベルが上がる仕組みだ。レベルが上がるとステータスポイントが手に入るので,自分のプレイスタイルに合わせて各能力に振り分けていこう。
 ちなみに,ダンジョン内では囚われた少女に出会うことがあり,彼女を捕らえている檻を壊せば救出可能だ。さらに,彼女を連れた状態でステージをクリアすると,体力が大きく回復する。本作では回復手段が乏しいので,少女を見つけたら必ず助けておきたい。

救出した少女はおんぶして連れ回すことになる。妖精に攻撃が当たると,どこかに逃げてしまうので,モンスターを見つけたら少女を一度おろして仕留めにいこう
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 ゲームの難度はかなり高いうえ,ダンジョンが自動生成なので,いわゆる“死んで覚える”が通用しない本作。加えて,ローグライクという性格上,死亡すると1からやり直しという,相当な“マゾゲー”に仕上がっている。
 とはいえ,モンスターごとの立ち回り方や,罠の回避方法などが分かってくると,自然と進めるステージ数も増え,良い装備品が手に入れば,攻略の難度も下がるという運任せなところも,飽きずに楽しめるポイントの1つとなっている。

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 また,ゲーム内には実績システムも用意されており,実績解除の進捗で,プレイアブルキャラクターが追加されていくといったやり込み要素もある。
 現在Steamでは,Alpha Version 8以降の最新バージョンが配信されており,古いバージョンのクライアントは,体験版という形で公式サイトおよびIndieDBから無料でダウンロード可能だ。興味のある人はまずそちらを遊んでみるといいだろう。


「Vagante」Steamページ(1480円)[税込]



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DICEの元開発スタッフ達が手掛けるオープンワールド型のコスモサバイバル「Into the Stars」


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 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回は,Fugitive Gamesが開発中の「Into the Stars」を紹介しよう。
 本作は,広大な宇宙を舞台にしたオープンワールド型のサバイバルゲームだ。プレイヤーは,宇宙船の船長として乗組員達の指揮を執りつつ,資源を回収したり,エイリアン達と貿易あるいは戦闘をしたりしながら旅をすることになる。

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 本作を開発するFugitive Gamesは,バトルフィールドシリーズの開発でおなじみのDICEの元スタッフ達が立ち上げた新興スタジオだ。本作の開発には,Unreal Engine 4が使用されており,コンポーザーには,「Mass Effect」「Call of Duty: Black Ops II」の楽曲を手掛けたJack Wall氏が名を連ねている。

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 なお,Kickstarterでのプロジェクトも始まっており,目標金額は8万5000ドルとなっている。開発資金の募集は,2015年2月5日まで行われる予定なのだが,すでに目標金額の半分以上を達成しており,ゲーマーからの期待値と注目度の高さがうかがえる。興味のある人はバッカー(出資者)になりつつお気に入りに登録しておこう。


「Into the Stars」GREENLIGHTページ


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