フジテレビ「お台場みんなの夢大陸2016」とPS VRがコラボレーション。「お台場夢体験！ presented by PlayStation VR」内覧会をレポート

　ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは，2016年7月16日からフジテレビ本社および台場周辺にて開催される「お台場みんなの夢大陸2016」とのコラボレーションイベント「お台場夢体験！ presented by PlayStation VR」のメディア向け内覧会を，2016年7月14日に開催した。
　今回の内覧会では，フジテレビとのコラボによる2つのオリジナルVRコンテンツを実際に体験することができたので，その内容についてお届けしていこう。


　この「お台場夢体験！ presented by PlayStation VR」は，「お台場みんなの夢大陸2016」開催期間中のフジテレビ本社屋1Fシアターモールにブースが設置されている。入場は無料だが，PS VRの体験には各日の10：00，12：00，15：00に会場にて配布される整理券が必要となる。なお12歳未満は体験できないのでご注意を。


　今回体験できるコンテンツは「月9『好きな人がいること』オリジナルミニドラマ」と，「THE PLAYROOM VR『めざましテレビ』特別バージョン」の2つ。ともにフジテレビの番組とコラボしたコンテンツとなっている。ここからはそれぞれの体験内容について紹介していこう。

　「月9『好きな人がいること』オリジナルミニドラマ」は，その名のとおり現在放送中の月9ドラマ「好きな人がいること」がテーマとなっていて，ドラマの主人公の櫻井美咲と柴崎夏向の2人と共演しているような体験ができる内容だ。このイベントのために撮り下ろされたオリジナルの映像で，美咲と夏向をVRで間近に感じることができる。もちろん2人はドラマと同じキャストが演じている。

主人公の美咲を演じているのは桐谷美玲さん
(C)フジテレビ/(C)Sony Interractive Entertainmet Inc.

　体験者は美咲と夏向のどちらかを相手に選ぶことで，ドラマ仕立ての映像を一人称視点で見られるようになっていて，途中で表示される選択肢によっていくつかのストーリーに分岐していく。映像ながら美咲と夏向にかなり近づけるので，ファンならずともドキドキしてしまうのではないだろうか。

思わず笑みがもれてしまうほど，美咲と夏向を近くに感じられる体験だ

会場にはドラマで使われた衣装や台本なども展示されていた

　一方の「THE PLAYROOM VR『めざましテレビ』特別バージョン」は，PS VRの体験会などでもプレイできた「THE PLAYROOM VR」の「Monster Escape」を「めざましテレビ」仕様にしたもの。ゲームのルールなどは同じながら，背景のグラフィックスや演出などが「めざましテレビ」にまつわる内容となっている。


　ゲームは最大5人でプレイできる内容で，VRヘッドセットを被った1人が巨大な「モンスター」，そのほかの4人が「VRボット」となって，1対4の対戦を行うというもの。モンスターは首を動かすことで周囲の建物を破壊していき，VRボットはそれから逃げるという展開で，最後にはVRボットたちがヒーローの姿に変身してモンスターに逆襲。周りに出てくる物を投げつけて，撃退できればVRボットの勝ち，攻撃をうまく避ければモンスターの勝ちとなるルールだ。

フジテレビの三宅正治アナ（左）と軽部真一アナ（右）がビジュアルとナレーションで出演している

　ステージの看板や地面には「めざましテレビ」のロゴやマスコットキャラクター「めざましくん」などがあしらわれていて，さらにARボット陣営の実況を三宅正治アナが，モンスター側の実況を軽部真一アナが担当するという，オリジナルの演出がほどこされている。すでに体験済みの人でも楽しめるのではないだろうか。

こちらはモンスターの視点。主観視点で進み，頭を動かして頭突きで建物やヘリコプターを壊していく

VRボットはディスプレイとコントローラでプレイ。モンスターの攻撃を回避しつつ，最後に物を投げて逆襲しよう

　試遊台の数は，「月9『好きな人がいること』オリジナルミニドラマ」が8台，「THE PLAYROOM VR『めざましテレビ』特別バージョン」が2セットとなっている。ここだけでしか体験できないオリジナルコンテンツなので，気になる人はこの夏休みにぜひ体験してみよう。