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今年もっとも印象に残ったゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第437回
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印刷2013/12/27 10:00

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今年もっとも印象に残ったゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第437回

画像集#007のサムネイル/今年もっとも印象に残ったゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第437回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 日曜・祝日を除いて,休むことなくお届けしてきた「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」も,年内の連載は本日で終了。2013年の最後を飾るべく,本日は少し趣向を変え,担当ライターと担当編集者の一押しゲーム印象に残ったゲームをピックアップしよう。
 当然ながら選定基準は各人の主観であるため,偏りがあるとは思うが,そこはご了承いただければ……と思う。また,これでもし興味が出た方は,ぜひ遊んでみてほしい。


あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね


ライター:トリスター/目代将規

 珍妙なタイトルだが,その実は非常に堅実なRPGに,謎解き要素をミックスしたタイトル。最初は一種のバカゲーと思ってプレイしていたが,戦略性やこだわり抜かれたテキストなど,底の知れない奥深さやその完成度に感動した。

 多くのスマートフォン向けゲームがそうであるように,本作においても物語性は薄め。だが,全体的にライトなノリの展開を見せつつも,そこから来るラストバトルの怒涛の演出,構成は圧巻の一言。まさかここまで泣かせに来るシナリオを,誰がこのタイトルから予想できただろうか。ゲームとは美麗なCGや斬新なシステムがなくても,ひとつの仕掛け次第でこうも素晴らしいものに仕上がるのだな……と思わずにはいられなかった。そういう点も含め,本年のベストゲームは「あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね」に決まり。

画像集#001のサムネイル/今年もっとも印象に残ったゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第437回 画像集#002のサムネイル/今年もっとも印象に残ったゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第437回

 古き良き8bitゲームの香りを漂わせてくれる「フェアルーン」iOS / Android)や,新たなソーシャルRPGの可能性を感じさせる「騎士とドラゴン」iOS / Android),今までにないものへの挑戦というスマートフォン向けゲームらしさを見せてくれた「Melodive」,「ZombieTunes」などもぜひさらなる進化を見せてほしいところ。「光速握手会 〜伝説の剥がし職人〜」iOS / Android「返信ください」iOS / Android)といった,世相を反映した作品が登場しやすいのも,スマホゲームならでは。大手メーカーが作る作品が面白いのはもちろんだが,個人サークルの作るタイトルに,やはり大きな可能性が秘められていると感じる。来年もたくさん遊ぼうと思います。

iOS版「あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね」ダウンロードページ

Android版「あなたってよく見ると ドブネズミみたいな顔してるわね」ダウンロードページ



だんじょんクエスト


ライター:カイゼルちくわ

 気軽に,短時間で楽しめる作品こそアプリゲームの華,を持論に,さまざまな作品を紹介してきたが,その中でももっとも筆者がのめり込んだのが「だんじょんクエスト」。なんといっても「パーティを組む」「準備を整える」「ダンジョンに潜る」「ダンジョンで得たアイテムでパーティを強化する」……というRPGの骨組みとなる要素を,実質5分程度のプレイ時間で1サイクル回すことができるのが素晴らしい。といってもプレイ感覚まで軽いということはなく,最初は「ザコ敵にも勝てる気がしない」と大苦戦……。そのダンジョンを,工夫と育成の積み重ねで突破できるようになった瞬間の達成感は,ほかの作品と比較にならなかった。RPGのアプリを今から何か始めたいという人には,まずは何をおいても先にオススメしたい作品だ。

画像集#003のサムネイル/今年もっとも印象に残ったゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第437回 画像集#004のサムネイル/今年もっとも印象に残ったゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第437回

 ほかには,確率を操作する革新的なアイデアが光る「さだめブレイド」,“強くてニューゲーム”を積み重ねて先を目指す「インフレーションRPGクエスト」iOS / Android)などのプレイで,これまでにない発想に驚かされたことが記憶に残っている。一言一句すべてがギャグで,独特の空気を漂わせる「おねがい!ゆうしゃさま!」や,シュールを通り越してもはや感動的でさえあった「にゃんこハザード 〜とあるネコの観察日記〜」iOS / Android)なども,気軽に遊べつつ非常に濃い内容で,これらにも実に驚かされた。さらに自機ではなくボスを操るシューティングゲーム「I am ボス」iOS / Android)や,まさかの電動工作が楽しめる「Apparatus」など,発想そのものに驚かされる作品が今年のアプリゲームには多かったように思える。今後もこうした「驚き」が2014年も味わえることに期待したい。

「だんじょんクエスト」ダウンロードページ



99% or 1%


編集部:荒井陽介

 「面白いか?」と聞かれて,「面白い」とは言いづらいのだが,とにかく印象に残ったのが,この「99% or 1%」。押す度にお金が貯まるが,1%の確率で爆発するボタンを連打し,できるだけ多くの金額を稼いだうえで,爆発する前にゲームを終了させるというのが目的のゲーム(?)だ。

 戦略やテクニックなど一切不要の運試し。プレイして思い知らされるのは「確率」というものがいかに当てにならないか,なのだが,「そんなこと知ってるよ」という人こそ,ぜひプレイしてほしい。
 200回を超えても爆発しないボタンを連打していると,妙に気分が高揚してきて,まるで自分が“選ばれた人間”のような気さえしてくるし,10回程度で爆発すれば何ともやるせない気分になるはず。ただボタンを押すだけなのに……。
 気がついたら「1%の確率で爆発するボタンでも,結局は爆発するかしないかのどっちか。つまり確率は50%……?」などと,訳の分からないことを考え始めている。これ以上ないほど単純なのに,恐ろしく深いのだ。

画像集#005のサムネイル/今年もっとも印象に残ったゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第437回 画像集#006のサムネイル/今年もっとも印象に残ったゲームをピックアップする「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第437回

 そんな感じで年末ジャンボ宝くじの当選に50%期待している筆者が,もう1つ推したいタイトルは「わんこそば」。これに出てくる「わんころもち」かなりの可愛さなので,わんこ蕎麦の本場,岩手県の自治体あたりがゆるキャラとして売り出せばヒットすると思うのだが,どうだろう?

「99% or 1%」ダウンロードページ


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