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「ファイナルファンタジーXIV」サウンドトラックの発売記念イベントが開催。祖堅正慶氏によるハイレゾ音源などの紹介がなされた会場の模様をレポート
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印刷2014/03/26 20:19

イベント

「ファイナルファンタジーXIV」サウンドトラックの発売記念イベントが開催。祖堅正慶氏によるハイレゾ音源などの紹介がなされた会場の模様をレポート

新生FFXIVのサウンドディレクターを務めるスクウェア・エニックスの祖堅正慶氏
 東京都内の銀座ソニービル ソニーショールームでは,2014年4月13日まで,「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」PC / PS4 / PS3。以下,新生FFXIV)のゲーム内BGMを119曲(パッチ2.1まで)収録したサウンドトラック「A REALM REBORN: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack」の先行視聴イベントが開催されている。
 このサウンドトラックがリリースされた2014年3月26日,同イベントの会場にて,新生FFXIVのサウンドディレクターを務めるスクウェア・エニックスの祖堅正慶氏によるトークイベントが開催された。本稿では,その模様をお伝えしよう。

「A REALM REBORN: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack」公式サイト

「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」公式サイト


 今回発売されたサウンドトラックは,一般的なCDではなく,Blu-ray Disc(BD)に収録されているが,祖堅氏はその理由として「そもそもCDの容量では全曲を収められなかった」こと,そして「96kHz 24bitというハイレゾ音質にチャレンジしたため」と説明。加えてBDを採用し,各楽曲にアートワークやゲーム動画といったフルHDの関連映像を盛り込んだことを紹介した。

 さらにこのサウンドトラックには,モバイル端末などで聴ける320kbpsのMP3音源データも収録されている。この理由を祖堅氏は,「自宅のオーディオセットでゆっくり各楽曲を聴いてほしいのはやまやまですが,多くの皆さんは忙しくて,なかなかそんな時間を取れないと思います。そこで,ライフスタイルに合わせて選べるよう,2種類の音源を用意しました」と語った。

祖堅氏は,来場者からのリクエストに応えて,サウンドトラック収録曲を披露していた
 ちなみにBD用のハイレゾ音源とMP3音源は,それぞれ個別にマスタリングされているほか,各楽曲の尺も異なるとのこと。ディスク1枚に全曲を収めるため,ハイレゾ音源の楽曲には編集が施されている(トータルで6時間48分)が,容量の小さいMP3音源はフルバージョンで聴ける(トータルで8時間9分)という。祖堅氏は,一つのディスクに異なるマスターの音源が収録されたのは,今回のケースが初めてではないかと語っていた。
 なお,MP3音源はディスクに収録されているほか,スマートフォンなどの端末にファイルをダウンロードできるようにもなっている。加えてMP3音源のみ,シークレット楽曲が1曲収録されているそうだ。

 Blu-ray Discを使ったサウンドトラックの制作には,非常に時間がかかったと祖堅氏。CD1枚あたりのマスタリングは,長くとも丸1日で終わることが多いが,今回は119曲というボリュームだったこともあり,音のマスタリングだけで1か月半,映像を入れる作業に2か月半という期間を費やしたとのことである。その工程は,通常のサウンドトラックの制作時とはまったく違っていたそうで,想像以上に大変だったと苦笑していた。

 そのほか,ボーカル曲のBD再生時には歌詞が表示されることや,曲選択用に国/地域やバトル,蛮神といったチャプター分けがなされていること,そして祖堅氏が正月休み返上で書いたという各曲の制作秘話やコメントが用意されていることが紹介された。さらにインターネットに接続したPCやオーディオセットで再生している場合なら,新生FFXIV公式Twitterの情報をリアルタイムで確認できるという。
 ちなみにアートワークについては,液晶テレビの大画面サイズで鑑賞できる機会はそうそうないのでオススメだと祖堅氏は話していた。

 祖堅氏もスタジオ以外の場所で,民生用のオーディオスピーカーを使ってハイレゾ音源を聴くのは,今回が初めてとのこと。「ハイレゾ音源なら,レンジの広い曲を大音量で聴いてもコンプ(圧縮)がかかったような音にならず,破綻なく聴こえる」「普段のゲームとは全然違う音なので,ぜひ会場の設備で聴いてみてほしい」と語っていた。

 なお,祖堅氏がハイレゾ音源でぜひ聴いてほしい曲として紹介したのは,「クリスタルの雨」だ。この曲はピアノの連弾が印象的だが,祖堅氏自身が演奏しているとのこと。それ以外のピアノやギターといった生楽器を使った楽曲でも,祖堅氏が何度も弾いてみて,うまくいったテイクを採用したそうだ。


 最後に祖堅氏は,このサウンドトラックの曲順について,聴いていると,あたかもゲームをプレイしているかのような気持ちになる並びにしていると説明。ぜひ自宅でゆったりと,エオルゼアの世界に浸ってほしいと語り,イベントを締めくくった。

 最後に,イベント後に行われた祖堅氏に対するメディア合同インタビューの模様を掲載しよう。

──イベント中も感心されていましたが,ハイレゾ音源のサウンドトラックを実際に会場のオーディオセットで聴いてみた感想を教えてください。

祖堅氏:
 すごいですね。スタジオのスピーカーは,忠実にモニタリングするためのものですから,それとは違って気持ちよく聴けました。

──トークでは,祖堅さんの普段のお仕事の話も出ましたが,作曲はいつやっているのでしょうか?

祖堅氏:
 皆が帰ったあと,一人になった深夜にやっています。昼間はエンジニアリングやディレクション──つまり,人とのやり取りが中心ですから。昼間,休憩中などでたまに「ピコーン!」と降りてきたアイデアを音楽に変えていく感じですね。もっとも,降りてくるとは言ってもゲームありきのことですから,ひょっとするとゲームがなければ何も生まれてこないかもしれません。

──そんな中でサウンドトラックの発売日を迎えたわけですが,あらためて感想をお願いします。

祖堅氏:
 実は,一連の流れの中で「お,来たか」というくらいの気持ちで,特別にどうこうというのはないんですよ。すぐ次の作業が待っていますし。でも普段の作業と比較すると,こうやってイベントでお客さんとお話しするのは「楽させてもらってるな」と感じます。

──来場者の反応はどうでしたか?

祖堅氏:
 平日なのに,たくさん来てくださって驚きました。実は5人くらいしかいないんじゃないかと思っていたんですよ(笑)。今どき,音楽だけのイベントでこれだけ集まってくださるとは……正直,嬉しいです。僕らにとっても今回の企画はチャレンジですから,今後もゲーム音楽業界が盛り上げていけるといいですね。

──ありがとうございました。

会場には,多くの新生FFXIVプレイヤーが詰めかけ,祖堅氏のトークに耳を傾けていた
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    ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア

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