Futuremark，Androidタブレット向けの「3DMark」を開発中と発表。2012年にリリース予定

　フィンランド時間の2011年11月29日，Futuremarkは，Android OS搭載タブレットに向けたベンチマークソフト「3DMark for Android（仮称）」の開発を始めたと発表した。同じくフィンランド時間の11月14日に発表された「3DMark for Windows 8（仮称）」とベンチマーク結果を比較できるのが特徴とされている。
　リリースを見る限りスマートフォン向けとは謳われていないが，これは，AndroidとWindowsとでベンチマークスコアを比較するにあたって，ある程度高性能のARMデバイスに対象を絞った結果かもしれない。

そのほか，現時点で明らかになっている3DMark for Android（仮称）の特徴は下記のとおりだ。

• レンダリング，CPU，物理演算テストによりゲーム性能を計測することができる
• OpenGL ES APIを極限まで用いるとされるリアルタイムグラフィックス描画
• デバイスごとのテスト結果を比較するためのオンラインサービスの提供

Benchmark Development Programに賛同しているメーカー

　なお，Futuremarkは，同社のベンチマーク開発プログラム（Benchmark Development Program）に賛同してくれるメーカを募っている。AMDやImagination Technologies，Intel，NVIDIA，Qualcommといったメーカーが現在のメンバーだ。


→Futuremarkによるリリースページ（英語）
→Benchmark Development Program紹介ページ（英語）
→FuturemarkのFacebookページ（英語）