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GREEのソーシャルゲームが中国Tencentでも展開開始。第1弾はコーエーテクモゲームスの「100万人の三國志」とタイトーの「SPY WARS」
また,同プラットフォームを利用した中国向けソーシャルゲームの第1弾として,コーエーテクモゲームスの「100万人の三國志」およびタイトーの「SPY WARS」,そして中国Beijing Moca World Techonologyのタイトルが,2011年内にリリースされることも併せて発表された。
会場では,登壇したGREE 代表取締役社長 田中良和氏が,上記の内容を報告するとともに,Tencentととの相互協力により,中国のタイトルを日本で展開するだけでなく,日本のタイトルを中国で展開すべくサポートしていくと説明した。
GREE 代表取締役社長 田中良和氏 |
Tencent General Manager of Wireless Game Product Department David Guo氏 |
TencentのGeneral Manager of Wireless Game Product Departmentを務めるDavid Guo氏は,同社が中国最大級のインターネット企業であること,そして世界に6億5000万人のユーザーがいることをアピール。今回,GREEとTencentのプラットフォームが共通化されたことにより,ゲーム開発者とユーザー双方に利便性がもたらされるだろうとの展望を述べた。
コーエーテクモゲームス ネットワーク事業部長 専務取締役 小林伸太郎氏 |
タイトー ON!AIR事業本部長 庄司顕仁氏は,従来の中国市場を「踏む込むと足がズボッとハマッてしまうような」と表現し,なかなか日本企業の成功が見込めなかったが,今回のGREEとTencentの協力体制により,きちんとした足場ができたのではないかと表現する。
また,SPY WARSに関しては,中国向けにきちんとカルチャライズしてからリリースすると話していた。
Beijing Moca World Techonology CEO Stanford氏は,同社が中国のモバイル端末用SNSアプリに特化した企業であると説明。今後,GREEとTencent双方に自社のアプリを展開できることを嬉しく思うと述べ,日本市場でも成功を目指したいと意気込みを述べた。
タイトー ON!AIR事業本部長 庄司顕仁氏 |
Beijing Moca World Techonology CEO Stanford氏 |
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