2013/09/27 22:58
攻略
「ドラゴンズクラウン」攻略:セカンドステップガイド
ノーマルクリア後の冒険について
より高い難易度の冒険に挑むにあたり,ノーマルでは最高レベル35までだったキャラクターのレベルキャップも,ハードではレベル65まで,そしてインフェルノはレベル99まで開放となる。さらにはランダム生成ダンジョン「混沌の迷宮」,プレイヤー同士で対戦できる「闘技場」といった新たなコンテンツにも挑戦できるようになるのだ。
本稿では,ノーマルクリア後の冒険と,その対策を紹介していこう。高難易度での冒険に出発するにあたり,覚えておきたい攻略情報から,オンラインを介してほかのプレイヤーと共に遊ぶマルチプレイまでのさまざまなTIPSを,ファーストステップガイドに続く,セカンドステップとして取り上げているので,ぜひ参考にしてほしい。
難易度ハード/インフェルノの傾向と対策
敵の攻撃力や耐久力が向上しており,さらにはノーマルとは行動パターンが変わるモンスターや,ハード以上にのみ登場するモンスターなども存在する。ノーマルではレベルを上げての力押しでクリアできた場面でも,ハード以降ではそうはいかず,相手がボスモンスターでなくとも,油断していると致命的なダメージを受けかねない。いわば,ここからがドラゴンズクラウンの本当の冒険といっても過言ではないのだ。
この項目では,ハード以上の難易度にチャレンジするうえで覚えておきたいTIPSと,とくに注意すべき雑魚モンスターについての対処法を紹介していこう。なお,これらはノーマルをプレイするうえでも役立つものなので,ノーマルでつまづいているという人も,参考にしてみるといいかもしれない。
■混沌の迷宮について
エンシェントドラゴンを倒すと,馬屋からランダム生成ダンジョン「混沌の迷宮」に出発できるようになる。この迷宮は一つの階層が3つのラウンドで構成されており,3連続で冒険を成功させることで,その階層を踏破したことになる。これを繰り返して,全部で99階層ある迷宮を,順に下っていく仕組みだ。ただし,ゲームの進行状況に応じて,踏破できる階層の限界が定められている(右表参照のこと)。
なお各階層の構成や登場する雑魚,ボスモンスターは完全にランダムであり,3層以降では,なんとボスモンスターが雑魚として登場することもある。攻略にはキャラクターのレベルや充実した装備が必要となるだけでなく,それぞれの敵に対する対策や,幅広い敵に対応する装備によって構成されたカバンなど,しっかりとした準備が必要となるだろう。そして迷宮で待ち受ける,ドラゴンズクラウン最大の強敵とは……。階層をクリアするたび,ここでしか手に入らない極上のレアアイテムも獲得できるので,ぜひともチャレンジしてみてほしい。
クリア状況ごとの踏破可能な階層 ノーマルクリア後 3階層まで ハードクリア後 6階層まで インフェルノクリア後 9階層まで 混沌の迷宮9階層クリア後 99階層まで
道中では,雑魚に紛れてボスモンスターが出現することも。なお雑魚として出現するボスには,通常時とは違い,炎上効果や「投げ」が通用する場合もある。撃破すればお宝を獲得できるので,気を引き締めてかかろう
TIPSその1:予備の武器をカバンに入れておく
不意に武器を破壊されてしまったり,後述のように連続で冒険に出ることを見越して,装備は複数のカバンに分けて用意しておきたい。このとき,有効な敵が異なるセットを用意しておき,出現した敵の系統や弱点に応じて,使い分けるのがベストだろう。
また,戦闘中に装備を素早く切り替えるために,ショートカットキーも登録しておきたいところ。とくにウィザードとソーサレスは,「水辺では炎属性の魔法が使えない」という弱点を持っているので,炎属性以外の杖を,必ず用意しておきたいところだ。そして,カバンにたくさんのアイテムを詰め込むために,コモンスキル「エクストラポケット」は必ず習得しておこう。
TIPSその2:食べ物を拾ったら,安全な時にHPをストックしておく
道中に設置されている箱を開けたり,敵を倒したりしたときに出現する食べ物は,最大で5つまでストックでき,HPが減っているときにキャラクターが立ち止まると,自動で食べはじめて,最大HPの150%までHPを回復できる。しかし,食べ終わるまで動けない(動くとキャンセルされてしまう)ので,戦闘中の回復手段としては使いにくい。そこで,食べ物を拾ったときは,その場で食べてHPをストックしておくのがオススメだ。ステージの敵を全滅させて安全な状況になったら,次のステージに進む前に食べてしまおう。とくに戦いが長引きやすいボス戦の前などは,忘れずHPを回復させておこう。
TIPSその3:一時装備は必ず確保する
道中に設置されている木箱や宝箱から出現するクロスボウ類や火炎放射器,爆弾などは,見つけ次第確保して,使い切ってしまうようにしたい。敵に与えられるダメージが大きいというのもその理由の一つだが,何より敵に取られてしまうと厄介極まりないからだ。また同じ理由から,これらの一時装備を手にした雑魚が現れたときは,優先して攻撃するようにしたい。ダウンさせれば手放すので,その隙に拾ってしまおう。
TIPSその4:覚えておきたいルーン魔法
うまく発動できれば戦いを楽にできるルーン魔法。だがステージ背景に刻まれるルーン文字は,ゲームの進行上必須となる場所を除いてはランダムであるため,文字の組み合わせをあらかじめ覚えておかなければ,とっさの発動は難しい。とはいえ,その種類は多いため,すべてを把握しておくのは簡単でないはずだ。ここでは,とくに使用頻度の高いルーン魔法をピックアップして紹介するので,まずはここから覚えておくといいだろう。
画像 | 文字:意味 |
---|---|
効果 | |
EIS:Extra Item Stock | |
アイテム使用回数が1回分補充される。クラススキルによるアイテムも補充でき,画面に「I」さえあれば発動できるので使いやすい。「E」のルーンストーンを用意しておこう。 | |
DSB:Double Score Bonus | |
一時的に獲得スコアが倍増する。「D」のルーンストーンは高額ではあるが,スコア上昇に伴いダンジョンから帰還した際にもらえる経験値も増えるので,発動して損はない。 | |
THF:Treasure Hunter’s Friend | |
隠された財宝を発見する。「T」のルーンストーンが必要なうえ,使える場所が限られるが,これで発見した宝箱からは,高ランクの装備を獲得しやすい。必ず覚えておこう。 | |
TPI:The Phoenix Incantation | |
ライフポイントを1獲得する。なお,これが発動できるときは,前述の「EIS:Extra Item Stock」も発動できる。状況に応じて使い分けるといいだろう。 |
TIPSその5:注意すべき雑魚敵たち
ハード以降の冒険では,ボスモンスターだけでなく,道中に現れる雑魚モンスターも大幅に強化される。さらには,ノーマルまでに見かけたモンスターの上位種とでもいうべきものも登場し,プレイヤーに襲いかかってくるのだ。
ここでは,そんな要注意モンスターをピックアップし,その対策と合わせて紹介していく。彼らは,通常のモンスターと見た目は似ていながらも,攻撃力や耐久値,移動速度に優れており,侮っていると思わぬダメージを受けてしまいかねない。登場したら優先して攻撃し,ダメージを受ける前に倒してしまおう。
ゴブリンメイジ(黄) 杖を持ったゴブリンで,ゴブリンと同じ黄色のものと,青みがかった色合いのものの2種類が存在する。黄色ゴブリンメイジの攻撃の中でとくに厄介なのは,着弾後に地面を這うように進む火炎魔法だ。こちらの位置目掛けて飛んでくるため,通常のゴブリンとの戦いにかまけていると,ダメージを受けやすい。もし火炎魔法を唱えられてしまったら,攻撃して跳ね返すか,緊急回避で縦方向に避けるようにしよう。 |
ゴブリンメイジ(青) 青みがかった色合いのゴブリンメイジは,ウィザードの「スロウ」に似た魔法や,カエルの召喚などの補助系魔法をメインに使用してくる。中でも気を付けたいのが,こちらをカエルに変える「カース」。使用頻度は低いが,これを受けてしまうと,かなり長い間攻撃ができなくなるため,一気にピンチに陥ってしまう。縦方向から近付いて,一気に倒してしまいたいところだ。 |
レッドキャップ その名の通り,赤い帽子を被ったゴブリンリーダー。そのほかの上位版モンスターと比べて耐久力は低いが,攻撃を加えてものけぞりにくいのが厄介だ。さらに力を溜めてから繰り出してくる突進斬りは,かなりのリーチとダメージを誇る。とくに,混戦状況では通常のゴブリンリーダーと見間違えやすいので,注意が必要だ。 |
グール 赤い色のアンデッド。接近してからの噛み付き攻撃で,プレイヤーを拘束するという攻撃手段はアンデッドと変わらないが,移動速度が非常に速いため,少しくらい離れていても,一気に距離を詰められかねない。アンデッドと同様,空中にいれば噛み付かれても長時間は拘束されないので,危ないと思ったらジャンプで逃げるのが得策だ。 |
ワイト 青暗色に輝くスケルトン上位種。手にした剣による連続攻撃と盾によるガード,ときたま繰り出されるジャンプ攻撃など,動作自体はスケルトンと変わりない。ただしグールと同様,移動速度がかなり速いため,接近されやすいことに注意。なお,ワイトが盾を構えたら,盾と逆の方向から攻撃を加えるといい。ダメージを与えたうえで,盾を持った腕を破壊できる。 |
アサシン 褐色のパイレーツ。ハード以上の難易度にしか登場せず,かつ出現頻度も低いが,長時間相手を捕縛する魔法と,強烈な突進斬り,連続斬りで攻撃してくる強敵だ。さらに,行動を終えるたびに瞬間移動を繰り返すため,こちらの攻撃を当てにくい。魔法攻撃を緊急回避などでかわして接近し,そのスキにダメージを与えていこう。 |
オークチーフテン ハード以上の難易度でのみ出現する,緑色の大柄なオーク。攻撃方法はオークと同じく,ジャンプ攻撃や振り下ろし攻撃,突進攻撃などだが,ジャンプ攻撃と振り下ろし攻撃には衝撃波が伴い,直撃でなくとも周囲にいるだけで被害を受けてしまう。とはいえ動作は緩慢なので,分かっていれば避けるのは難しくない。予備動作が見えたら,縦方向に緊急回避し,反撃を加えよう。 |
ドラゴニュート オレンジ色のウロコが目印のリザードマン上位種。ジャンプ攻撃や突き攻撃など,行動自体はリザードマンとほぼ同じなので,縦方向から接近して,攻撃を加えていくといい。ただし,槍を構えたのちに繰り出してくる大回転攻撃は,縦方向にも広い攻撃範囲を持つので要注意。2段ジャンプで一旦距離を取ってから,反撃に転じよう。 |
オンラインマルチプレイの心得
マルチプレイには,同じ難易度のプレイヤー同士で自動的にパーティが結成される「ランダム参加」,フレンドの冒険に参加する「フレンド参加」,ランダムダンジョン「混沌の迷宮」への冒険に参加する「混沌の迷宮 ランダム参加」の,3種類のマッチングが用意されており,用途に合わせて選択できるようになっている。
NPCの冒険者を加えて遊ぶソロプレイよりも,ほかのプレイヤーと協力して冒険できるオンラインマルチプレイの方が何倍も楽しく,かつ冒険もグッと楽になるので,マルチプレイができるようになったら,積極的に利用してみるといいだろう。
ただし,ゲーム内にはチャットなどの意思疎通手段は用意されていないため,例えば味方を無視してどんどん先に進んでしまったりすると,協力するのが難しくなり,ほかのプレイヤーの目的達成を邪魔してしまうことにもなりかねない。ここでは,そんなマルチプレイを遊ぶうえでの心得をまとめてみたので,みんなで楽しく冒険するためにも,ぜひチェックしてみてほしい。
マルチプレイの心得・その1:無闇に先に進まない
ステージをスクロールさせたり,次のステージに移動したりするときは,なるべく味方の動向を確認してから行うようにしたい。無闇に先に進んでしまうと,ルーンや宝箱がクリックできなくなってしまうし,食べ物を食べ終わる前に誰かがマップ移動すると,HPが回復しないまま,次の敵とバトルするはめになる。自分が大丈夫だからといって先を急がず,周りを確認してから進むようにしよう。
タルや木箱を壊したり,遺骨を確保するときも一考の余地あり。これらはウィザードやソーサレスの召喚の媒体になるので,彼らがパーティにいるときは良く確認してから事に及ぶように |
ソーサレスが味方にいるときは,マップ内の敵が全滅したあとに「クリエイトフード」を使ってくれることもある。食べ物を拾わずにマップを進めてしまうと,もったいないので注意すること |
マルチプレイの心得・その2:食べ物はみんなで分かち合う
木箱を破壊するとたくさんの食べ物が出ることがあるが,ソロプレイのように自分だけで取ってしまうのは考え物。パーティの平均体力を底上げしておけば,後々の冒険も楽になる。体力の減っているプレイヤーには積極的に譲り,戦力が欠けないように配慮したいところだ。またそのときは,先述のとおり,味方が食べ終わるまでマップ移動を控えるようにしよう。
マルチプレイの心得・その3:全員で同じ標的を狙う
それぞれのプレイヤーが異なる敵を狙って攻撃をしていると,1体1体を片付けるのに時間がかかってしまうほか,意図せずステージをスクロールさせてしまい,戦いにくくなってしまうことがある。そこでオススメなのが,敵を画面中央か片側の端に追い込んで,全員で一斉に攻撃する方法。また,先の「注意すべき雑魚モンスター」が出現したときも,全員で狙いを定めるようにすれば,より安全に対処できるはずだ。
マルチプレイの心得・その4:指カーソルで意思疎通を図ってみる
指カーソルの動きとその軌跡は,ほかのプレイヤーにも共有されるため,これを利用すれば,ほかのプレイヤーとある程度意思を疎通させるのも不可能ではない。例えば,ルート選択のとき自分の行きたいルートを丸く囲んでみたり,隠し部屋に行きたい旨を指カーソルで示してみたり。役に立つ場面が少なからずあるはずだ。
■「闘技場」について
ルーム設定では,制限時間やライフポイント,参加人数といった項目など,さまざまな対戦ルールを設定できる
難易度ノーマルをクリアすると,ゲートから「闘技場」に行けるようになる。闘技場とは,プレイヤー同士で対戦できるフィールドのことで,ここではバトルロイヤル形式による,はちゃめちゃなバトルを楽しめるのだ。
マッチングのメニューには,すでにあるルームに自動で参加する「ランダム参加」,フレンドのルームに参加する「フレンド参加」がある。もちろん,自分でルームを作ることも可能だ。
協力プレイがメインの本作においては,あくまでも「おまけ」の位置付けではあるものの,丹精込めて育てたキャラクター同士による対人戦は,白熱すること間違いなし。モンスターを相手にした冒険に疲れてきたら,試しに挑戦してみるといいだろう。
ルール次第では,時間経過で一時装備が詰まった木箱が出現するといったギミックも。今まで培ってきた知識とテクニックを最大限に活用し,ほかのプレイヤーたちをなぎ倒そう
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