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[TGS 2011]ゼニマックス・アジアのRPG「The Elder Scrolls V: Skyrim」が東京ゲームショウでプレイ可能。日本初上陸となる期待作を,たっぷりとプレイ
「The Elder Scrolls V: Skyrim」公式サイト(要年齢認証)
「The Elder Scrolls V: Skyrim」日本語公式サイト(要年齢認証)
もっとも,嬉しいことにゼニマックス・アジアは,会場そばのホテルにメディア向けの部屋を用意し,そこでRAGEのデモと合わせて,Skyrimの試遊を行わせていた。今回は,そこでのプレイの様子をお伝えしたい。ちなみに,ここで遊ぶことのできたバージョンは,テキストおよび音声の一部が日本語化されたもので,正式なものではないとのこと。とはいえ,日本語はやっぱり分かりやすい。ただし,ブースに展示されているのは英語版となる。
ちなみに,画面撮影は基本的に禁止されていたので,すでに公開されているスクリーンショットおよびプレイしている私の様子を(あまり見たくはないかもしれないが)掲載したい。その点は,ご了承願いたいです。
というわけで,洞窟を出るとそこは寒そうなSkyrim。おさらいをしておくと,ゲームの背景となるのは,シリーズをとおして同じタムリエル大陸。今回は,北方の土地Skyrimが主な舞台となる。Skyrim地方を支配していた,強力な王が殺されたため,Skyrimには王位争いの内紛が発生し,現在は,それぞれの地域に王がいるという群雄割拠の状況になっている。
ここからは,9月13日に掲載したプレイムービーと同じく,狼などと戦いながら川岸の村Riverwoodに到着。そこでミッションを請け負って,山上の神殿に向かい,ドラゴンとの一騎打ち……。といきたかったのだが,BFG 2011やE3でちゃんと見ていたはずなのに,誰からミッションをもらえばいいのか,いまいちよく分からず,なんとなくRiverwoodの村を出て新たな冒険に出ることを決めた。何をしようとまったく自由であることが,本作の大きな特徴なのだ。いや,ほんとに。
まずは,Riverwoodから離れて,北西の,比較的平坦な土地が広がる地域に向かう。ここには,マンモスとそれを飼うジャイアントが暮らしているという極秘情報をゼニマックス・アジアから得たので,それを見学に行こうというわけだ。途中,勇者達がジャイアントと戦っているところに遭遇したが,「絶対に勝てない」と言われていたので,遠巻きに黙って眺めていることにした。ところが,勇者達もがんばりました,しばらく戦ううちにジャイアントを倒してしまったのだ。おお,すごいと,ジャイアントから何かルートしようと思って死体に近づいたところ,「報酬は,戦った者がもらえるのよ」と勇者の一人から非常にもっともなお説教をされてしまった。確かにそのとおりだけど,まさかNPCに道徳を諭されるとは思わなかった。
あれこれあって,彼から「Dragonstoneの回収」というミッションを引き受けることになった。ようやくRPGらしくなってきた。
移動にはマップ画面が便利だ。行くべきところをマップ画面でマークしておけば,画面上部のコンパスにいつも表示されるので,あとはそれを目指して進めばいいだけだ。ここでマップをたたむと,行くべき方向の山の上に何やら大きな構造物が見える。ははあ,あれだなという感じなのだが,よく考えるとそれが可能なグラフィックスはすごいかもしれない。あるべきものが,フォグなどで隠されることなく,そこにあることが分かるのであり,いかにも,Skyrimにいる,という気分になれる。
道行きの途中で厩を見つけたので,馬を盗もうと思って近づいた。しかし,選択肢のうち「盗む」が赤くなっていて選べない。これはおそらく,窃盗のスキルが低すぎるためだろう。そこで,厩の前に立っていた男に買い取りの交渉をするが,高すぎて手が出ない。結局,あきらめざるを得なかったが,今はダメでも,いつかそのうち馬に乗ってやると決意した。こうした「いつかそのうち」なことが溜まっていくうちに,あれもしようこれもしようとゲームがやめられなくなってしまうわけで,プレイヤーを巧みにドライブするテクニックは,さすがにRPG作りに手慣れたBethesda Softworksだと思う。Skyrimが発売されたら,必ず馬に乗ってやるんだ,オレ。
やがて,巨大なクモのモンスターが登場してきたところで,残念ながら試遊は時間一杯となってしまった。時計を見ると,1時間近くプレイしていたことになる。詳しくは書かなかったが,あっちウロウロ,こっちウロウロしているうちに夜になって迷子になったり(星空の美しさは格別だったが),崖から転がり落ちたりと,余計なこともたくさんしていたのだが,まったくあっという間の出来事だった。
リリースされたら,時間に縛られることなく,心ゆくまでプレイしたいと思ってしまったのは久しぶりの経験だ。今回は,魔法も使っていないし,肝心のドラゴンとも戦っていないし,新しく登場した呪文「シャウト」も未使用だ。これはもう,やるしかないのではないだろうか。東京ゲームショウに行く予定のある人は,ぜひSkyrimをプレイしてみようって……言われなくてもそのつもりですよね。
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The Elder Scrolls V: Skyrim
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(C) 2012 Bethesda Softworks LLC, a ZeniMax Media company. The Elder Scrolls, Skyrim, Bethesda, Bethesda Game Studios, Bethesda Softworks, ZeniMax and related logos are registered trademarks or trademarks of ZeniMax Media Inc. in the U.S. and/or other countries. All other trademarks or trade names are the property of their respective owners. All Rights Reserved.
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