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オンラインRPGの“革命”が幕を開ける。「ファンタシースターオンライン2」メディアブリーフィングレポート&酒井プロデューサーへのショートインタビューを掲載
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印刷2011/07/26 22:14

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オンラインRPGの“革命”が幕を開ける。「ファンタシースターオンライン2」メディアブリーフィングレポート&酒井プロデューサーへのショートインタビューを掲載

 セガは本日(2011年7月26日),PC用オンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」(以下,PSO2)のメディアブリーフィングを,東京・秋葉原のUDXシアターで開催した。この催しでは,PSO2のαテストが8月中旬に開催されることが発表されたほか,テスト中に体験可能な要素を中心に,同作品の特徴が紹介された。

画像集#004のサムネイル/オンラインRPGの“革命”が幕を開ける。「ファンタシースターオンライン2」メディアブリーフィングレポート&酒井プロデューサーへのショートインタビューを掲載
「ファンタシースター」シリーズ プロデューサー
酒井智史氏
 登壇した「ファンタシースター」シリーズ プロデューサーの酒井智史氏は,10年に及ぶ同シリーズの歩みを紹介。まず,2000年にコンシューマゲーム初の本格3DオンラインRPGとして登場した「ファンタシースターオンライン」がプレイヤーに評価され,第五回日本ゲーム大賞など,計17もの賞を受賞したことを挙げた。続いて,2006年に「ファンタシースター ユニバース」のサービス開始,2008年に「ファンタシースターZERO」と「ファンタシースターポータブル」,2009年に「ファンタシースターポータブル2」をそれぞれリリースしたことなどを紹介し,ファンの支えによってシリーズを継続できたと感謝を述べた。

 そして酒井氏は,シリーズが10周年を迎えた今,自分達の原点に立ち戻り,今後の10年に向けて,停滞気味の国内オンラインゲーム市場に革命を起こそうと企画・開発を進めてきたタイトルとして,PSO2を投入すると発表。会場のスクリーンには「ネットワークゲームに革命を起こす!」とのスローガンが大きく掲げられた。

 プロモーションムービー上映後,酒井氏はあらためてプラットフォームがPCであることを告げると同時に,コンシューマゲームやモバイル端末向けゲームに物足りなさを感じている人こそ,PCがもたらす迫力とオンラインゲームの醍醐味を味わってほしいと付け加えた。

画像集#002のサムネイル/オンラインRPGの“革命”が幕を開ける。「ファンタシースターオンライン2」メディアブリーフィングレポート&酒井プロデューサーへのショートインタビューを掲載

「ファンタシースターオンライン2」公式サイト


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「ファンタシースターオンライン2」のキャラクタークリエイトにフォーカス。ツリー型に分けられた調整項目でプレイヤーのこだわり度をキャラに反映


 続けて酒井氏は,αテストに実装される要素を中心に,PSO2の特徴を3つのコンセプトに分けて紹介した。以下,順にお伝えしていこう。


未知の土地,未知の出会いが
常に新鮮なプレイを生み出す


 一つめのコンセプトは“無限の冒険という革命”で,プレイの進行に関する情報が公開された。PSO2ではプレイヤーが惑星間航行船団「オラクル」の調査隊「アークス」の一員として,新たな惑星の発見と調査,そして交流を目的に冒険していく。プレイヤーが選択できる種族は,人間と同様の性質を持つ「ヒューマン」,精神力を高めた「ニューマン」,人工生命体「キャスト」の3種類。彼らの初めての任務は,惑星「ナベリウス」の森林地帯における凶暴化した原生生物の鎮圧だ。

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オラクル
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アークス

 プレイヤーは冒険が進むとさまざまな惑星に赴くことになるが,それぞれに異なるエネミーが登場し,原住民との出会いや戦いが繰り広げられていく。そうしたプレイヤーの調査に影を落とすのが「ダーカー」という宇宙生命体の存在だ。なお,詳細なストーリーに関しては,まだαテストでは明らかにはならないそうだ。

 また酒井氏は,従来のオンラインRPGでは,冒険の軸となるクエストが単調な作業に陥ってしまいがちだったことに言及。しかしPSO2では,「ランダムフィールド」を採用し,一部の目標地点を除いて,同じクエストであってもフィールドのスタートやゴール,エネミーの生成位置などが,その都度変更されるようになっているという。また「シームレスウェザー」により天候が随時変化していき,フィールド上にも変化が発生する。酒井氏は,「フィールドの変化は,これから起きることの予兆かもしれない」と話していた。

 「インタラプトイベント」は,プレイヤーのパーティを襲うハプニングだ。その内容は,特定のエネミーを倒す,アイテムを収集するといった単純なものから,修理中の戦闘機を援護したり,ダーカーの罠にハマった仲間を救出したりといった熱い展開までさまざま。また同じ内容のインタラプトイベントでも,発生場所やエネミーの強さに応じて難度が大きく変わるとのこと。さらには同時に複数のイベントが発生するケースもあるそうで,プレイヤーが予想できないような展開に発展するのかもしれない。

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 そのほか,「マルチパーティエリア」では,複数のパーティが同じエリアで一緒にプレイ可能になる。PSO2では1パーティは最大4人編成だが,マルチパーティエリアでは,ほかのパーティと共に,最大12人での冒険が繰り広げられる。なお,どんなパーティと合流できるかは,クエスト受託時に確認できるそうだ。

※28日13:00頃,マルチパーティエリアの説明を一部修正しました。

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 酒井氏は,ランダムフィールド,シームレスウェザー,インタラプトイベント,マルチパーティエリアによって,未知の土地で何が発生し,どんなプレイヤーと出会うのか,常にワクワクドキドキしながら楽しめるとまとめた。


コンシューマゲーム同様のアクションを目指す,「ハイブリッドカスタムアクション」


ジャンプアクション
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 2つめのコンセプトは,“オンラインRPG最高のアクションという革命”。そもそも前作の時点でアクション要素は実現されていたが,10年経った現在では十分とは言えないと酒井氏は指摘し,「最新のコンシューマゲームと同様のアクションをオンラインRPGで実現したかった」と述べた。
 まず,新たなアクション要素として紹介されたのは,シリーズ初のジャンプアクションだ。会場のスクリーンでは,ジャンプして空中のエネミーを攻撃したり,宙に打ち上げたエネミーを追撃したり,あるいは高台に上がって狙撃したりといったプレイが披露された。

 もう一つのシリーズ初の試みとして,“TPSスタイル”が導入されたことも紹介された。これにより射撃系武器では,エネミーの弱点を狙ったり,空中から落下するエネミーの卵を撃ち落としたりといったプレイが可能になる。酒井氏曰く,近接系武器を使った場合とは別のゲームと言っていいくらいの違いが生まれるとのことだ。

中央に照準が表示された“TPSスタイル”
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 なお,αテストでは5種類の武器が使用できる。“ハンター”はソードと新武器のワイヤードランス,“レンジャー”はアサルトライフル,“フォース”はロッドが使える。このほか,銃と剣の要素を兼ね備えたガンスラッシュが全クラス共通武器として用意される。
 さらに従来シリーズ同様に,「アクションパレット」が採用され,武器と必殺技をセットして,オリジナルコンボが組み立てられる。

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ワイヤードランス
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アサルトライフル
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ロッド
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ガンスラッシュ

 またPSO2にはプレイヤーレベルが存在せず,各クラスにレベルの概念が付随するシステムとなる。プレイヤーはクラスレベルを上げてスキルを習得し,自分のプレイスタイルに合わせて自らを成長させていく。その過程で,自分だけの戦略/戦術を組み立てることで,バトルでプレイヤー自身のスキルを反映させていけるというわけだ。

 そのほか,巨大エネミーに掴まれて投げられる,あるいは倒れたドラゴンの背中にジャンプで登り弱点を攻撃するといった,これまでのシリーズにないアクションも楽しめるとのこと。
 酒井氏は,以上の要素を「ハイブリッドカスタムアクション」であるとまとめた。なおPSO2は,ゲームパッド,もしくはマウスとキーボードの組み合わせのどちらでも操作可能とのことだ。

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より直感的にキャラクリエイトができるようになった「モーフィングシステム」


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 3つめのコンセプトは“究極のキャラクタークリエイトという革命”だ。昨今のオンラインRPGでは,キャラクター作成の自由度が高いタイトルも増えているが,酒井氏曰く,PSO2では前作でも採用したモーフィングシステムをさらに発展させ,顔/身体ともにより簡単で直感的に作成できるという。会場では,PSO2ディレクターの木村氏による,キャラクタークリエイトの実演が行われた。

 キャラクタークリエイトでは,まず種族と性別,そしてクラスを選択する。最初に木村氏が作ってみせたのは,ヒューマンの青年男性だ。キャラクターは,顔と身体の二つに分けて作ることができ,大まかなルックスを「かんたん」設定にある各10種類のベースタイプから選択する。続けて顔と身体それぞれのブレンドモーフィングを行い,ベースタイプのイメージをクール/熱血などの4点に振り分けて,それぞれ項目のどこに寄っているイメージなのかを,自在に選択できる。
 そうしてできたルックスの目の位置や,手足の長さなどの細かい部分を「こだわり」設定でさらに修正していき,自らのイメージに近づけていく。木村氏は,メイクパターンやスキンパターンの変更を交えながら,青年男性を小柄な美少年,太った老戦士,筋骨隆々とした黒人戦士と次々に作り替えていく手順を披露した。なお,アクセサリーは3つまで装備可能で,ボイスは17種類から選択できるとのことで,ボイスではピッチを変更して高低を付けることもできる。

画像集#021のサムネイル/オンラインRPGの“革命”が幕を開ける。「ファンタシースターオンライン2」メディアブリーフィングレポート&酒井プロデューサーへのショートインタビューを掲載

 続くニューマンの女性編では,ニューマンの外見的な特徴となる耳を,上向き/下向きにできることが紹介された。また女性のバスト部分も単純なサイズの大小だけでなく,上向き/下向きが設定できる。
 キャストの場合は,頭/腕/胴のパーツをそれぞれ5段階のサイズで設定可能だ。また全身を4つのカラーで塗り分けられる。酒井氏はその要素により,ロボットゲームのパーツカスタマイズのように,キャラクタークリエイトが楽しめると表現した。

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 以上の要素がαテストで体験できる主だった内容だが,酒井氏はハイエンドPCでなくともプレイできるように調整を進めていると話す。またボリュームはαテストとして成立する最低限の内容になるとのこと。残念ながらαテストのテスター募集は終了しているが,追加募集の可能性もある。また東京ゲームショウ 2011にて,PSO2のプレイアブル出展が予定されていることも明らかになった。その後は,クローズドβテストとオープンβテストの実施,およびネットカフェ施策などの展開が控えているが,詳細は順次発表される見込みだ。
 最後に酒井氏は,「PSO2をプレイすることは,オンラインRPGの未来を体験すること」と述べ,「まだまだ発表していない驚きを用意しています。新たな10年を切り開くPSO2に期待してください」と締めくくった。

 発表会終了後,プロデューサーの酒井智史氏に短い時間ではあるが話を聞く機会を得た。αテストの概要や,種族やクラスについてなど,気になる部分について,一歩踏み込んだ話が聞けたので,本稿の締めとして掲載しよう。



画像集#024のサムネイル/オンラインRPGの“革命”が幕を開ける。「ファンタシースターオンライン2」メディアブリーフィングレポート&酒井プロデューサーへのショートインタビューを掲載
4Gamer:
 本日はお疲れ様でした。
 メディアブリーフィングを終えた,今の感想を聞かせてください。

酒井氏:
 非常にたくさんのメディアの方々に来ていただきましたし,ニコニコ生放送の視聴者数もかなり多かったようで,注目していただけて,本当にありがたいと思っています。
 このタイミングでPSO2の情報を一気に出そうということで,今までは控えていたところがあったんです。皆さんが枯渇していた分,一気に爆発したような勢いを感じました。

4Gamer:
 発表会で,PSO2では種族がヒューマン/ニューマン/キャスト,クラスはハンター/レンジャー/フォースの,それぞれ3種類との話が出ましたが,αテスト以降追加されることはありますか?

酒井氏:
 基本的には増えないですね。

4Gamer:
 となると,正式サービスは3種族3クラスで迎えることになると。

酒井氏:
 そうですね。3つの種族の中で,3つのクラスを選んで遊んでいただく形になります。本来,クラスはいつでも変更できるのですが,αテストではクラス変更を制限させていただくことになると思います。

4Gamer:
 PSO2のキャラメイクでは,顔,身長,体型にとどまらず,腕や足の長さや太さ,肘や膝のバランスまで細かく調整できて,かつその操作がかなり直感的で驚きました。開発の早い段階から,現在のような形にしようと考えていたんですか?

酒井氏:
 そうですね。肘や膝といったところも,全体のバランスを調整するときには意外と重要だったりするので。
 キャラメイクは,バーなどで調整するようなものだと,動かすとどうなるのか全然分からないじゃないですか。それはちょっと嫌だなと思って,図のように「見てちゃんと分かるもの」にしてほしいと,スタッフにはずっと言っていました。

4Gamer:
 αテストの段階では,正式サービスで考えているサービス全体の何割程度の完成度なんでしょうか?

酒井氏:
 キャラメイクに関してはかなりできていると思っていただいていいですし,戦闘システムも,武器とかはまだちょっと足りない部分もありますけど,基本的なシステムは一応入っています。
 ゲームに関しては正直まだまだで,ボリュームは少ないです。ただ,それを待ってどんどん遅らせていくとゲームが完成してしまいますし,その時期にテストをやっても意味がなくなってしまいます。
 αテストでは,ある程度面白さみたいなものが見えてきた現在の段階で,皆さんにPSO2を体験していただき,どう思うのかということを聞かせてもらいたいんです。

4Gamer:
 αテスト自体は8月中旬とのことですが,具体的な日程の目処は付いているんですよね?

酒井氏:
 そうですね。あとは細かい日程を調整するという感じです。

画像集#025のサムネイル/オンラインRPGの“革命”が幕を開ける。「ファンタシースターオンライン2」メディアブリーフィングレポート&酒井プロデューサーへのショートインタビューを掲載
4Gamer:
 αテストには,どのくらいの人が参加できるんですか?

酒井氏:
 数字はお答えできないのですが,まずは第1次当選者の方に参加していただいて,αテストがうまく進行していけば,参加していただく方を増やしていく予定です,できるだけ,応募していただいた方全員が参加できるように調整していきたいなと。それでもまだ余裕がありそうだったら,もうちょっと追加を検討するかもしれません。

4Gamer:
 αテストはどのくらいの期間実施される予定なんですか?

酒井氏:
 おそらくは,1〜2週間といったところだと思います。それからαテストには,たくさんの人数を一気に集めたいという負荷テストの意味も多分にあるので,期間中ずっとやるという形ではなく,時間を絞らせてもらうと思います。

4Gamer:
 ということは,たとえば一日のうちの4時間だけプレイできるというように,時間限定でログインできる形なんですか?

酒井氏:
 そうですね。

4Gamer:
 PSO2は2011年内のサービス予定とされていますが,その見通しは立ちそうですか?

酒井氏:
 それはαテスト次第ですね。
 PSO2は,ファンタシースターオンライン10周年記念タイトルですが,だからといって2011年内に出すということに,すごくこだわっているわけではないんです。
 サービスインのあとも運営はずっと続けていくので,アップデートなどのタイミングで変更していくものもあるでしょうけど,最初の形として,「これゲームになっていないよ」というようなレベルの,中途半端なものを出したりしたら,本末転倒ですから。

4Gamer:
 それでは,最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

酒井氏:
 「ファンタシースターオンライン2」に期待していただいて,本当にありがとうございます。オンラインRPGの“革命”を見せるべく,開発も気合を入れています。その革命に,皆さんにも参加していただいて,一緒にやっていけたらと思いますので,応援よろしくお願いいたします。

4Gamer:
 ありがとうございました。

「ファンタシースターオンライン2」公式サイト


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