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リンクス,ゲーマー向け周辺機器ブランド「Tt eSPORTS」の取り扱いを順次開始。12月中に7製品が登場予定
第1弾として12月4日に登場するのはキーボード製品「CHALLENGER Pro」,ワイヤードマウス「BLACK」,ヘッドセット「SHOCK」,布製マウスパッド「CONKOR」「DASHER」の5製品。価格は順に,7980円,4980円,4980円,2480円,2480円(いずれも税込)となっている。
中には,2010年3月に開催されたCeBIT 2010の記事にて紹介した製品もあるが,今回の国内販売決定に当たって,改めて各製品を見ていこう。
CHALLENGER Pro |
BLACK |
SHOCK |
CONKOR |
DASHER |
CHALLENGER Pro
最大の特徴は,30mm角のファンユニットが付属しており,本体の左上もしくは右上に取り付けられること。「キーボードにファン?」と思う人もいると思うが,指先に風を送ることで,手汗を防ぐのを目的にしているという。
また,[W/A/S/D]キーとカーソルキーに交換用の赤いキートップが用意されていたり,[Windows]キーをロックするためのパーツが付属していたり,赤色LEDバックライトを搭載し,明るさを4段階に変更できたりといったあたりも,ゲーマー向け製品らしいと言えるかもしれない。
●CHALLENGER Proの主なスペック
- 接続インタフェース:USB
- 基本キー数:英語104+メディアキー8+マクロキー左端5&右端5
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:3.0±0.3mm
- 押下特性:60±10g
- 複数キー同時押し対応:最大20
- キー耐久性:1000万回
- ポーリングレート(レポートレート):未公開
- マクロ機能:あり
- バックライト:あり
- サイズ:505(W)×195(D)×27(H)mm
- 重量:1085g
- ケーブル長:2m
- 対応OS:Windows 7/Vista/XP
- 付属品:30mm角ファン,キーボード用キャリーバッグ,USBケーブル用キャリーバッグ
- 発売予定日:2010年12月4日
- 価格:7980円
BLACK
本体サイズは70(W)×120(D)×40(H)mmで,大き過ぎず小さ過ぎずといったところ。重量は公称142gと重めとなっており,必要性はさておき,さらに4.5gの錘(おもり)を最大5個追加できる。
トラッキング解像度は400/800/2000/4000DPIの選択式で,スペック的にはローセンシ,ハイセンシ問わず対応できそうだ。
●BLACKの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- 接続インタフェース:USB
- ボタン:左右メイン,左サイド×2,センタークリック機能付きスクロールホイール,解像度設定変更用ボタン×2
- トラッキング速度:90IPS
- フレームレート:未公開
- 最大加速度:50G
- トラッキング解像度:400/800/2000/4000DPI
- USBデータバス:16bit
- USBレポートレート(ポーリングレート):500Hz
- リフトオフディスタンス:未公開
- 本体サイズ:70(W)×120(D)×40(H)mm
- 重量:約142g(※ケーブルの有無は不明)
- マウスソール:テフロン加工
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:Windows 7/Vista/XP
- 付属品:キャリーバッグ
- 発売予定日:2010年12月4日
- 価格:4980円
SHOCK
左エンクロージャ部につながっているブームマイクは,無段階での位置調整が可能。機構は明らかになっていないが,ノイズキャンセリング機能も搭載されているとのことだ。
なお,CeBIT 2010では上位モデル「SHOCK One」も発表されていたが,今回の国内販売ラインナップには含まれていない。
●SHOCKの主なスペック
- 基本仕様:アナログ接続ワイヤードタイプ
- 本体サイズ:未公開
- 重量:約340g
- ケーブル長:未公開
- 接続インタフェース:3.5mmステレオミニピン
- 搭載ボタン/スイッチ:インラインボリューム&ミュートコントローラ
- 付属品:キャリーバッグ
- 価格:4980円前後
- 発売日:2010年12月4日
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- 感度:114dB±3dB
- インピーダンス:32Ω
- スピーカードライバー:直径40mm
- 周波数特性:100Hz〜10kHz
- 感度:-45dB±3dB
- インピーダンス:2.2kΩ
- 指向性:あり
- ノイズキャンセリング機能:あり
CONKOR,DASHER
CONKORとDASHERは,どちらも420(W)×320(D)×4(H)mmというサイズの布製マウスパッドだ。違いは表面の素材にあり,前者は適度にマウスとマウスパッドの抵抗が発生するクロス素材,後者は抵抗を抑えるシルククロス素材が採用されているとのこと。
位置付けとしては,正確なコントロールを求めるのならCONKOR,素早いマウスの動きを求めるのならDASHERといったところだろうか。
裏面の仕様は両製品とも共通で,滑り止めのラバー加工が施されている。
CONKOR |
DASHER |
なお,今回紹介した5製品以外にも,2010年12月中旬には,いわゆる“Cherry黒軸”スイッチを採用したキーボード「MEKA G1」と,インイヤータイプのヘッドセット「ISURUS」の発売も予定されている。つまり,12月中にTt eSPORTSブランドの製品が一気に7つも登場するわけだ。
PC自作市場で一定の地位を固めているThermaltake Technology。そんな同社のゲーマー向け製品が,日本のゲーマーにどう受け入れられるのか,注目していきたい。
MEKA G1 |
ISURUS |
リンクスインターナショナル公式サイト
- 関連タイトル:
Tt eSPORTS
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