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「機動戦士ガンダム VS.」シリーズのアーケード最新作「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」が発表! テーマは“極限進化”,SYSTEM 357基板を採用しグラフィックスも大幅に向上
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・3D立体視対応筐体の「METAL GEAR ARCADE」,初音ミクが歌う「Project DIVA ARCADE」,「ラブプラス」プライズアイテムなどを見つけた,AOU2010 アミューズメント・エキスポレポート「機動戦士ガンダム VS.」シリーズは,アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するモビルスーツ達を操り,2on2のチームバトルを行うアーケード向けのアクションゲームだ。本シリーズは,2001年の「機動戦士ガンダム 連邦 VS. ジオン」に始まり,2009年の「機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム NEXT」まで,累計で8タイトルがリリースされている。
ステージに登壇してプレゼンテーションを行ったのは,「機動戦士ガンダム VS.」シリーズのプロデューサーである馬場龍一郎氏だ。馬場氏は,開口一番「すごい人ですね。注目の高さをひしひしと感じます」と,興奮した面持ちで述べるとともに,以下のようにコメントした。
「ずいぶんと『NEXT』から間が開いてしまったという感じもあるんですけど,比較的早く発表ができたかなと思っています。『NEXT』で“これが最後なんじゃないか”というような話もあったんですけど,ずっとやってきたタイトルだけに,続けたいという思いがありました。この日を迎えられたことを非常に喜ばしく思っています。感無量ですね」
馬場氏はオールガンダムシリーズについて,「今までになかったことをやりたかった」との思いから,版権元にいろいろと調整してもらい,実現したタイトルだと述べた。
「機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム」については,「宇宙世紀シリーズとSEEDシリーズの(年代に差がある)ファン皆で遊んでほしい」「これで知った新旧ガンダムに興味を持ってほしい」と,より多くの人で盛り上がってほしいという思いを込めたタイトルだとコメントしていた。
ムービーでは,次々とモビルスーツ達が登場し,最後に「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」という正式タイトルが明らかに。
今回は「機動戦士ガンダム ガンダム VS. ガンダム NEXT」の正統進化形を目指そうと考えたものの,それだけでは面白くないので,やるなら極限まで進化させようという意図を込めたそうだ。また馬場氏は,「『NEXT』の次,みたいな形に思われてしまうと思うんですが,違います。大きく変えています」とコメント。
まず,グラフィックスは大きく向上し,おそらくはバンダイナムコゲームスのガンダム系ゲームの中でも最高クラスのスペックになる,プロモーションムービーよりも綺麗なグラフィックスでプレイできるようになるだろうと,その自信のほどをのぞかせた。なお筐体基板については,PlayStation 2互換のSYSTEM 246/256系からPlayStation 3互換のSYSTEM 357に変更されているとのこと。
操作方法は8方向レバー+4ボタンと,これまでのシリーズ作品と基本的に変わらない。システムや機能の部分はまだ詳しいことを言えないとしながらも,「今まで手が届かなかったかゆい部分には手が届いて,物足りなかったなという部分は,もう一歩面白くなる」と,“極限進化”の名に恥じないものになるとコメントしていた。ちなみに,宇宙世紀シリーズの作品に存在した,宇宙空間でのバトルはなく,重力のある“地上”での戦いになることは間違いないそうだ。
稼動時期については,「2010年の秋くらい」を目標に,鋭意開発中としていた。馬場氏は,「できれば夏頃には試作品に触っていただきたい」と,ロケテストの実施時期をにおわせつつ,特設サイトで情報を随時更新していくので,情報をチェックしながら応援してほしいと述べた。
また馬場氏は,「早く出してほしいという気持ちがあるとは思いますが,開発陣は“早かろう安かろうまずかろう”みたいなのはいやなんです。なるべく“早い安いうまい”を目指していますので,応援していただければと思います」とコメントした。
最後に馬場氏は,「『機動戦士ガンダム VS.』シリーズはユーザーさんの人気の高い作品です。僕らの続けていきたいという気持ちがようやく形になって,この場で発表できたことを非常に嬉しく思います。いっぱいかけていただいた期待を超す作品になると思いますので,ぜひ2010年秋を楽しみにしてください」と述べ,発表会を締めくくった。
「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」特設サイト
(c)創通・サンライズ・毎日放送
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