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「情報大航海プロジェクト」,急な嵐につきちょっと避難
シューティタウンとウィルドは,同社が経済産業省と共同で進める「情報大航海プロジェクト プロファイルパスポート事業」の中で行われていたサービスで,前者がSNS,後者がFlashゲームとなっている。
プロファイルパスポートについては,以前に掲載した「こちら」と「こちら」の記事に詳しいが,概略を言えばブログやSNSといった明示的な情報発信だけでなく,カードや携帯電話の使用履歴など,個人が暗黙的に発信するさまざまな情報をデータベース化して利用するという試みだ。そのために数多くの技術が開発されたが,SNSであるシューティタウンと,オンラインゲームであるウィルドは,直接的な情報収集の中核となるサービスだった。
ブログウォッチャーは,一時中止の理由を,予想をはるかに上回る多大な負荷がサーバーにかかることが判明したためとしている。このままの環境では,試験運用から一般公開に移行することが困難だとの判断だ。それにしても,どのくらいのプレイヤーが集まったのかちょっと気になる部分でもある。
3月11日の発表以来,約2週間でのサービス停止となるわけだが,こうした新しいサービスの試みではままあることだろう。実証実験の再開は今のところ未定で,同社は「今しばらくかかる」としている。
「Game0.1a wyrd」公式サイト
「プロファイルパスポート」公式サイト
「SHOOTI TOWN」公式サイト
- 関連タイトル:
Game0.1a wyrd(旧題 チアフルタウン・オンライン)
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