営業運転をにらんで開発された新型リニアモーターカー，L0（エルゼロ）系が山梨の実験線でお披露目された先週，
2013年6月1日（土）〜6月7日（金） に4Gamerに掲載された記事は
475本 でした。それにしても東京と名古屋を40分で結ぶって，すごいですね。まさに夢の超特急。どうやって走るのか仕組みがいまいち分かっていませんが，びゅわーん。
というわけで，
1位 はそんな科学の時代を感じさせるIntel第4世代Coreプロセッサ
「Haswell」 の紹介記事でした。このHaswell（ハスウェルまたは，ハズウェルと読みます），もちろんデスクトップPC向けのモデルもありますが，Intelが力を入れているのは，むしろモバイルPC向けのラインナップのほうで，「SoC」（System-on-a-Chip）による
「薄型化」「省電力化」 ，そして
「強化された統合型グラフィックス機能」 がキーワードです。
もう，昔のようにむやみやたらとCPUパワーを競う時代ではないようで，モバイル分野でシェアをとっているARMアーキテクチャやNVIDIAのTegraなどに対するIntelの一つの回答がこれだというわけです，たぶん。詳しく知りたい人は，ぜひ記事を参照してください。
それにしても，最近はますます難しくなってきましたね，CPU。8ビットが16ビットになった頃には，いきなり倍って，やりすぎじゃないの？ 9ビットぐらいでいいんじゃないのとか言ってましたが，すみません，今作った話です。
2位 は，そんなHaswellが，単体GPUを組み合わせて使うことを前提とするコアなPCゲーマーにとって，どういう恩恵があるのかを検証しています。モバイルPCに視線を向けているアーキテクチャですが，果たしてゲーム用途ではどうなのか？ ちなみにHaswellネタは
4位 にもランクインしており，こちらではラインナップのスペックをまとめています。以上3本，いずれも，6月2日の日曜日にたて続けにアップされた記事で，新しいCPUに対する注目度の高さがよく分かります。
8位 もハードネタですが，市販のハードウェアではなく，NVIDIAが社内でフレームレート計測に使っている
「FCAT」 （エフキャット）という機材を借りて試したという記事です。NVIDIAは，一般によく使われている
「Fraps」 が計測するフレームレートは正しくないと主張しており，これはいつもFrapsを使っている我々にとって「おまえのトイレの入り方は正しくない」と言われたぐらい晴天の霹靂だったのです，たぶん。
記事内容はかなり専門的で，タイトルだけを見た私は，ははあ，これはあれですね「観測行為そのものが結果に影響を及ぼす」という量子力学的な話なんですね，と思ったのですが，さすがにそうじゃありませんでした。以上，何気なくインテリを気取ってみました，てへっ。
9位 にランクインしたのは，スマートフォン向けのMMORPG
「AVABEL ONLINE」 のレビューです。個人的に，MMORPGはPCでプレイするものという先入観を持っていましたが，考えてみれば，通信環境がデフォでグラフィックス機能が格段に向上した最近のスマートフォンでは，MMORPGは十分にターゲット範囲内。こうなってくると，PCならではというゲームジャンルとして何が残るのか気になってきます。「ゾンビ打」かな。
というわけで，なんだかハードウェアの話題が満載だったような気がする先週のランキングは以下のようになっております。
6月1日（土）
「カプコン夏の新作体験会 in アクアシティお台場」で開催された，「ロスト プラネット 3」「ダンジョンズ＆ドラゴンズ −ミスタラ英雄戦記−」のステージイベントレポート
「カプコン夏の新作体験会 in アクアシティお台場」 が開催されました。この記事では
「ダンジョンズ＆ドラゴンズ −ミスタラ英雄戦記−」 および
「ロスト プラネット 3」 のステージの模様をお伝えしていますが，ランキング6位にも
「モンスターハンター4 スペシャルステージ」 のレポートが入っています。というわけで，ぜひ合わせてどうぞ。
6月3日（月）
［COMPUTEX］Atom搭載タブレットにして，Core i7搭載ノートPC，そしてデスクトップPC。ASUS「Transformer Book Trio」速報
現地時間2013年6月4日〜8日，台湾・台北市で
「COMPUTEX TAIPEI 2013」 が開催されました。開催前日の3日には，ハード関連各社がプレスカンファレンスを開催しており，この記事を皮切りに，以降，毎日のようにニュースやレポートやインタビューが掲載されています。とりわけ，次世代APU
「Kaveri」の発表 や，
Intel 8シリーズチップセットの話題 などが注目を集めた模様。関連記事は，以下のリンクからチェックしてください。
6月4日（火）
「The Last of Us」マルチプレイモードのスクリーンショットが一挙公開。終末の世界で生存者グループの抗争劇が勃発する
北米では2013年6月14日，日本では6月20日に発売される予定の
「The Last of Us」 。海外でレビューが解禁になりましたが，各メディアともすごい高得点で，予想どおりの傑作であるのは間違いない雰囲気。そんなThe Last of Usのマルチプレイは，生存者グループ同士が戦うというもので，「生き残り」に焦点を当てた，じっくり楽しむマルチになるようです。
6月5日（水）
「Metal Gear Solid V: The Phantom Pain」など，E3に出展予定のタイトルを紹介する「KONAMI Pre-E3 Show」，6月7日2：00配信決定
KONAMIが，E3 2013に出展予定のタイトルを紹介する映像
「KONAMI Pre-E3 Show」 を公開しました。現在，
特設サイト （要年齢認証）に映像がアーカイブされているので，いつでも見られますが，
「こちら」 と
「こちら」 にまとめ記事を掲載したので，よかったらどうぞ。なんと，あのジャック・バウアー役の
キーファー・サザーランドさん が！ みたいな。
6月6日（木）
さらに感動的なゴールシーンへ。飽くなき“挑戦”を続ける「FIFA 14」のハンズオンイベントレポート＆インタビュー
エレクトロニック・アーツが2013年秋の発売を予定している
「FIFA 14 ワールドクラス サッカー」 ですが，エグゼクティブプロデューサーの
牧田和也氏 に話を聞きました。知ってる人も多いと思いますが，そう，FIFAシリーズのプロデューサーは日本の人で，スタッフにもかなりの日本人がいるそうです。前作
「FIFA 13 ワールドクラス サッカー」 はメガヒット作になりましたが，今回はどこがどう進化するのでしょうか。
6月7日（金）
スクウェア・エニックス，「E3 2013」の出展タイトルを公開。「FFXIV: 新生エオルゼア」「Thief」など全9作品をラインナップ。特番の配信も決定
スクウェア・エニックスが，E3 2013の出展作品を公開しました。FF関連が3タイトルあるほか，海外ゲームファンなら気にならずにはいられない，
「Thief」 や
「Murdered: Soul Suspect」 など，多彩なラインナップになっています。また，E3開催のタイミングに合わせて，インタビューや特別番組などの映像を配信する予定とのこと。さあ，盛りあがってまいりました。
高温超伝導とは，−200℃〜−100℃で超伝導状態に相転移する現象のことです。あまり高温ではないような気がしますが，高温なのです。超伝導には「クーパー対」が関係していますが，クーパー対誰ですか？ なんの戦いですか？ などと聞いてもいけません。さすが高温超伝導，難しい。
下でやっている「今週のプレゼント」の応募フォームに「4Gamerへのコメント」という欄があるのですが，こちらに愉快な一言や，4Gamerへのご意見ご要望などをお寄せください。面白いモノを勝手に採用させていただくという夢と希望にあふれたシステムになっています（プレゼント募集期間外でも同フォームからコメントのみの送信が可能です）。
■次回予告がなんかもう，よく分かりません。（自由業 berljina）
安心してください，こっちだってよく分かっちゃいないんです。
■E3までソワソワしっぱなしで，就活に身が入りません！（無職 R^3）
■今年のE3が楽しみで，夜にしか眠れません。（アルバイト ワーブ）
■E3の足音が聞こえる……，聞こえるぞ……。（大学生 ゆうしゅけ）
公共の誌面で個人的なグチを書きますが，ブースからブースへ，いろんな小道具の入った重いカバンをぶら下げて走り回ることになるのです。1時間かけて話を聞いて，とっくに発表されていることしか教えてもらえなかったりします。長い長い行列に並んで，あと一歩というところでトイレに行きたくなったこともあります。アポイントが入っているはずなのに，すっかり忘れられて，泣き落としで割り込んだりとかね。それでもE3，面白いです。でなきゃこんな商売してないよね。
■「Battlefield 4」の動作環境に合わせるために，PC買いたい。（大学生 Mge）
いろんな噂が飛び交っていますが，動作環境は来週，E3 2013で分かるはず。覚悟しててください。
■いままでけっこうな数の自作PCを作ってきましたが，なんかマンネリ気味で次に作りたい作品が思い浮かびません。奇抜なアイデアがあればぜひ教えてくださいっ。（会社員 じゅんいちっ）
高さ5m，幅3mの筐体で，使用電力は毎時18メガワット。スイッチを入れると同時に，ものすごい勢いでスモークが吹き出しますが，中身は8ビットCPU。
……
3名様 （提供：イーフロンティア 様）
イッツ，プレゼントターイム！ というわけで今週は
「リネージュ エターナルライフ 激突の風」 を3名様にプレゼントします。
エヌ・シー・ジャパンがサービス中のMMORPG
「リネージュ 〜Eternal Life〜」 の最新アップデート
「激動のアデン 後編〜激突の風〜」 が2013年4月16日に実装されましたが，それを記念したスペシャルパッケージとなります。
アップデート実装済みのクライアントに加えて，ゲーム内アイテム「旅人たちのブーツ」がもらえるクーポンや，オリジナルグッズ「リネージュ 砂時計ストラップ」などが同梱された豪華パッケージです（
関連記事 ）。
「激動のアデン 後編〜激突の風〜」については，
2013年5月31日に掲載した記事 を参照してほしいところですが，目玉となるのは，
「ハイパス」 と呼ばれる，キャラクターの高速育成システム。ハイレベルの証「デスナイト」になるのに必要なレベル52になるまで，最短で14日間しかかかりません。歴史の長いリネージュだけに，今から始めるのはちょっと躊躇してしまうという人もいるかと思いますが，このハイパスさえあればもう大丈夫。
そんな簡単にレベルがあがっちゃっていいの？ という疑問ももっともですが，そういう人はぜひ上記の記事を参照してください。
関連記事 ：
あの「リネージュ」でレベル上げが爆速に？ キャラ作成から2週間でエンドコンテンツに挑戦できる“ハイパス”を試してみた
……
4名様 （提供：エレクトロニック・アーツ 様）
2013年6月4日に掲載した記事 でもお伝えしたように，Electronic Artsが
「Plants vs. Zombies 2: It's About Time」 の制作を発表しました。そのPlants vs. Zombies 2に登場する
ゾンビのフィギュア を同じもの4個セットにして4名様にプレゼントします。
2009年にPopCap Gamesがリリースした
「Plants vs. Zombies」 は，ノソノソと侵攻してくるゾンビの群れに植物を配置して対抗するという突っ込みどころ満載のディフェンスゲームでした（
関連記事 ）。なぜゾンビ？ なぜ植物？ という疑問に対しては，一応，説明っぽいものも用意されていますが，あまり気にしないほうがよさそうです。ともかくそれがビックリするほど大ヒットし，欧米メディアも高評価。かくしてiOSを始め，PlayStation 3，Xbox 360，ニンテンドーDSなどへも移植されたのですが，このたび，待望の続編が2013年7月18日にリリースされることになったというわけです。
フィギュアは高さ約8cmで，材質はプラスチック。パイロンを頭に乗せた姿でモデリングされています。アクションフィギュアですので，手と首をお情け程度に動かせます。対象年齢は15歳以上とパッケージに書かれていますので，15歳以上の方に限り，奮って応募してください。
「Plants vs. Zombies 2: It's About Time」公式トレイラー
VIDEO
プレゼントに応募するには，下記のリンクから応募フォームへ進み，すべての項目に記入して送信ボタンをクリックしてください。 重複応募は当選を無効とさせていただく場合がございます。締め切りは，6月5日（水曜）21時 です。6月22日 （予定）に応募フォームで登録した名前（ハンドルネーム可）と都道府県名で発表する予定です。
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下記「開示等の請求等にかかる手数料等」のとおりとなります。
【個人情報問い合わせ窓口】
2013年6月1日のプレゼント当選者発表 ジーコ氏サイン入りユニフォーム＆サッカーボール……1名様 「アサシン クリードIII」（PC版）……2名様
というわけで，察しのいい人なら薄々感づいているかもしれませんが，来週はなんと，ロサンゼルスで北米最大のゲームイベント，
E3 2013 が開催されます。私も出張しますので，この超人気長寿連載Weekly 4Gamerは，別の編集者が担当するしかありません。頼むぞ，別の編集者（適当）。
じゃあ，来週の4Gamerもよろしくね。
【次回予告】
つぶやく
2013/06/08 18:45
