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[E3 2007#28]撃って暴れての気ままな傭兵暮らしを楽しめる,「Mercenaries 2」は開発順調
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初代Mercenariesといえば,オープンエンドな世界を舞台に,傭兵としてさまざまな軍隊から気ままに任務を受けて金を稼いでいく,ミリタリー版「Grand Theft Auto」といった趣(おもむき)のゲームで,メディア/プレイヤーから高い評価を獲得した作品だ。
Mercenariesシリーズの開発元は,「Full Spectrum Warrior」や「Star Wars Battlefront」などで知られるPandemic Studios。欧米における前作のパブリッシャはLucasArtsが務めたが,Mercenaries 2はEAから発売されることになった。
対応プラットフォームは,当初Xbox 360,PlayStation 3となっていたが,あとからPCとPlayStation 2が追加された。E3 Summitでは,Barker Hangarのエキスポ会場での展示が行われていたが,操作するのはEAの担当者で我々は触らせてもらえず,まだ完全にプレイアブルという状態ではないようだ。
ゲームの舞台となるのはベネズエラ。石油の権利を巡って国内は混乱状態にあり,それはつまり,金次第でどんな荒事もこなす傭兵としては非常にありがたい状況だといえる。プレイヤーは4人の傭兵から一人を選び,そんなベネズエラへと乗り込んでいく。
ゲームシステムはGTA風で,傭兵として依頼主から破壊や暗殺といったヤバい仕事を請け負い,それを成功させて報酬をもらい,武器やガジェットを充実させ,さらに難しい(そして報酬の高い)仕事を引き受け……というもの。
ミッションは,ゲームに登場するいくつかの組織(Faction)から依頼されて引き受けるのだが,いつ,誰から請け負うかということがかなり重要だ。というのも,特定の組織から引き受けた仕事ばかりこなしていると,対立する組織から狙われたり,ミッション中に攻撃されたりするからだ。
バランスよく仕事をしないとミッションの遂行が困難になる可能性があるが,どこかに肩入れし,さっさとその組織を内戦の勝者にすることを目指すのもアリだ。
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本作に登場する武器/兵器は,いかにも贅沢な装いのスポーツカーから衛星誘導式バンカー破壊用小型核兵器までと,前作よりもぐっと多彩になっている。これらの武器/兵器を駆使し,山と湖が美しいベネズエラを舞台に,ハタ迷惑な大活躍を演じられるのだ。130種類を超える戦車やAPC,ヘリコプターがあなたの傭兵っぷりに花を添えてくれるだろう。
「Next Gen Destruction」(意訳:次世代破壊システム)と呼ばれる新機能により,本作では非常に多くのオブジェクトを破壊可能だ。例えば,ヘリコプターで森にミサイルを撃ち込むと山火事のように激しく燃え上がり,適当なビルに向けてミサイルを発射すると,ビルは炎と共に倒壊するという具合。また,APCで道ばたの木を踏み倒したり,戦車砲で駐車中の車を吹き飛ばしたりする様子も見事に描かれる。
プレイヤーキャラクターはかなりのタフガイで,銃だけでなくミサイルやロケットを撃ちまくるほか,戦車のハッチを開け,中にいる敵兵を引きずり出したりと,アクションも豊富という印象を抱いた。スカッと爽やかな大暴れを追求したゲームになりそうだ。
もう一つの特徴として,プレイヤーが自前の傭兵会社(Private Military Company)を持てることが挙げられる。このシステムは,兵士を雇い,武器を購入して自分の建物に備蓄し,ミッション時には会社の部下(つまり傭兵)をサポート要員として同行できるというシステムで,当然金はかかるが,ミッションの成功率は格段に向上するという。
オープンエンドの世界であり,ミッションの選択やクリア方法も一つではないという自由度の高さも,最近のゲームっぽくて面白い本作。「こちら」でお伝えしたように,ベネズエラ大統領の制作中止要求などで先行きがちょっと不安になった時期もあるが,E3 Summitで見る限り,開発は順調に進んでいるようだ。“PCゲーム一筋”というプレイヤーには初体験となるこのシリーズ最新作は,2007年内の発売が予定されている。(松本隆一)
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- 関連タイトル:
マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス
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