ゲーム開発環境「Unity」がWii Uをサポート。2013年に対応開始予定

Unity Technologiesが任天堂とのグローバルライセンス契約に合意
配信元	ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン	配信日	2012/09/20

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

2012 年9月20日、 マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するUnity Technologies は、任天堂とそのサードパーティー開発者、および120 万人に及ぶ Unity の登録開発者に向けて、統合開発環境「Unity」を任天堂の最新の家庭用ゲーム機 「Wii U」 向け に提供するグローバルライセンス契約を締結したことを発表しました。

この契約により、任天堂社内外およびサードパーティーのライセンシー開発者は、 Wii U向けのソフトウェアを開発するにあたって Unity のパワフルなエンジンと効率的な開発環境を自由に利用出来るようになります。
さらに、現在モバイルゲームやソーシャルゲームを開発している何万ものスタジオをはじめとした120万人を越えるUnity 開発者に対しても、 Wii U という革新的な家庭用ゲーム機に対して、これまでにUnity で開発された膨大なゲームタイトルや、革新的な機能を活かしたたくさんの新しいゲームを提供していく門戸を開きます。

デイビッド・ヘルガソン、 Unity Technologies CEO：
「沢山の経験豊富で才能のあるゲーム開発者がUnityを使用して開発したゲームがすごい勢いで成長するなかで、UnityはAAAタイトルのゲーム開発者にとっての新しい開発環境になりつつあります。 任天堂がWiiUにおいてUnityをベテランゲーム開発者やUnityコミュニティの開発者が利用出来る自由を提供してくださることは、この最新のゲーム機でものすごいゲームやクリエイティビティを発揮する素晴らしい機会になるでしょう」

UnityのWii U 向け機能は 2013 年に提供開始予定となっており、 Wii U のさまざまな革新的機能を活かしつつも、現在Unity を愛用中の開発者にとっておなじみの強力で直感的かつ効率的なエンジン・開発環境として提供してまいります。

「Unity Technologies」公式サイト