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[TGS 2007#07]TGSフォーラムで明らかになった,新「北斗の拳ONLINE」と「グランディア ゼロ」の進捗
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印刷2007/09/20 23:36

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[TGS 2007#07]TGSフォーラムで明らかになった,新「北斗の拳ONLINE」と「グランディア ゼロ」の進捗

画像集#002のサムネイル/[TGS 2007#07]TGSフォーラムで明らかになった,新「北斗の拳ONLINE」と「グランディア ゼロ」の進捗
 東京ゲームショウ2007と併催されているゲーム関係のカンファレンス「TGSフォーラム2007」のオンラインゲームセッションで,ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役森下一喜氏の講演中に,同社が制作中の「北斗の拳ONLINE」と「グランディア ゼロ」(旧題:グランディアオンライン)の進捗状況に触れた部分があったので,軽く紹介しておこう。講演内容全体については,のちほど紹介する予定だ。

 さて,北斗の拳ONLINEは,すでに一度クローズドβテスター募集の段階までこぎ着け,概要が公開されていたのだが,北斗の拳の世界での戦闘が,なんとびっくりカードゲームという仕様が,発表後に相当不評だった模様で,結局クローズドβテストは延期され,全面的に作り直されることになった。改善点として挙げられたのは以下の4点だ。

  戦闘部分のリテイク カードからアクション格闘へ
  グラフィックの改善 (原哲夫シェーダ)
  サーバーエンジンの安定化
  原作キャラクターとのストーリー展開


 戦闘部分は,最も重要な変更点だ。前回のカードゲームというのは「低スペックPCでも楽しめるように」「誰でも楽しめるように」と極端にハードルを下げた結果からきているようだが,多くの人が北斗の拳に求めるものではなかった。これを改善し,新しくできあがったものには,直感格闘バトルという表現が用いられている。ここは「クリックゲーにならないように」気を遣った部分らしく,既存のゲームとはかなり違ったものに仕上がっている。戦闘は,マウスのジェスチャーで行い,マウス操作でさまざまな技が出るという仕様だ。
 これが,どういった操作性になるのかは現時点では想像しにくい。いっそWiiのリモコンを付けたくなるのではないかという意見もあった。βテストまでのお楽しみとしておこう。
 グラフィックスでは,劇画タッチを出すためのシェーダが作られている。原(哲夫)シェーダにより,独特なペンタッチを残した感じのアニメ調に仕上がっている。そのほか,見た目で分かる部分ではキャラクターの影が丸い置き影からちゃんとした影になっている。キャラクターのポリゴン数などはあまり変わっていないようだ。

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 デモムービーの冒頭で「BigWorld」の名が出ていて驚いたのは,サーバー部分ほかにBigWorldのテクノロジーが使われていることだ。以前からBigWorldエンジンを使っていたのかがよく分からないのだが,使っていたのだとしたら,広大な空間に大勢のプレイヤーをサポートしつつ,かなり高品質なグラフィックスも提供する同エンジンを生かし切れておらず,新規に導入されたのなら,ゲーム自体が丸っきり作り直されたと思ってよいだろう。
 最後の,原作キャラクターとの絡みについては,今回の発表では確認できなかった。キャラクター画像では,ケンシロウやトキの姿が見えるので,クエストNPCなどとして登場するのだろう。

 デモで示されたムービーのうち,3D格闘ゲームとなった戦闘を確認できる部分などを抜粋して4GamerサーバーにUpしておいたので,未知の戦闘システムの参考にしてほしい。講演での動画は15秒までしか撮影が許されておらず,かなりノイズが多いのもなにとぞご容赦を。

 →北斗の拳ONLINEデモ

 (15秒:6.97MB,MPEG-1)

画像集#003のサムネイル/[TGS 2007#07]TGSフォーラムで明らかになった,新「北斗の拳ONLINE」と「グランディア ゼロ」の進捗
 ガンホーの国内開発タイトルのもう一方「グランディアオンライン」は「グランディア ゼロ」というタイトルに変更されていた。
 グランディア ゼロは,「冒険」「活劇」「ドラマ」の3点を重視したMMORPGで,コンシューマゲームでお馴染みのグランディアの世界観,ストーリー的には最初のグランディアの前の部分を扱うゲームとなる。こういった意味も含めて「ゼロ」という名称に変更されたのだろう。この作品は,今後のガンホーの海外展開への布石となる一作でもある。

 今回の発表では,グランディア ゼロにどのようなシステムが用意されているかが示された。肝心な部分はまだ伏せられているようだが,多彩なシステムを搭載した状態で登場してくるのは間違いないだろう。

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 とくに力が入れられているのは戦闘である。グランディアシリーズの方式を生かしつつ,さらに多彩な戦術を盛り込んだアクティブコマンドバトルシステムが搭載されているという。また,モンスターが群体で棲息しており,AI制御で行動するというのは面白そうな試みだ。先の戦闘システムと合わせ,戦闘には戦略性が要求されることになりそうだ。

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 なお,今回紹介した内容は,開発段階のものであり,あくまでも今回の講演で示された,現時点での仕様にすぎない。今後変更/修正がされる可能性が高いのでご了承のほどを。
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    北斗の拳ONLINE HEROES

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    グランディア オンライン

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