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NVIDIA,「GeForce Experience」のバージョン3世代を正式リリース。UIを一新して起動時間やメモリ使用量を改善
なお,バージョン3βを紹介する記事でもお伝えしたとおり,今世代から,GFEを利用するには,NVIDIAアカウントまたはGoogleアカウント,Facebookアカウントのいずれかによるログオンが必要となった。なので,これから利用してみようという人は注意してほしい。
まず,最大の特徴であるユーザーインタフェースの変更だが,これは,下に掲載したスクリーンショットを見てもらうのが手っ取り早いだろう。ご覧のとおり,「PCにインストールされているタイトルのうち,GFEでサポートされるもの」の一覧が,大きなサムネイルで表示されるようになった。NVIDIAはこのサムネイルを「タイル」と呼び,インタフェース全体も「タイルビュー」としている。
ゲームの映像を録画したり,動画配信を行う「Share」機能――従来のGFEでいう「ShadowPlay」――は,GFEとは別に表示される小さなダイアログで操作する方式から,画面全体にオーバーレイ表示する新しい方式へと,完全に切り替わった。
また,録画や動画配信といった基本機能に変わりはない一方,動画配信の対象にYouTubeが追加になったりといったアップデートは入っている。
ただ,この静止画キャプチャ機能が,NVIDIA製の新しい静止画キャプチャ機能「Ansel」と連携しているのかは,公式Blogでも言及がないので分からない。
新しいユーザーインタフェースの使い勝手は悪くない印象で,起動時間は実際かなり早くなった。リリース直後のバージョンであるだけに,バグが残っている可能性までは否定できないが,GeForceユーザーであれば,導入する価値はあるだろう。
GeForce公式Blogの当該ポスト(英語)
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