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  • 発表日:2003/10/23
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細かく修正の入った「GeForce Driver 267.24&267.26」公式β版が登場。「Crysis 2」向けのSLIプロファイル単体も
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印刷2011/03/02 11:35

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細かく修正の入った「GeForce Driver 267.24&267.26」公式β版が登場。「Crysis 2」向けのSLIプロファイル単体も

 北米時間2011年3月1日,NVIDIAは,Release 265世代(265.00〜269.99)の公式最新β版グラフィックスドライバ,「GeForce/ION Driver 267.24」「Verde Notebook Driver 267.24」および「GeForce Driver 267.26」を公開した。
 「あれ,3種類?」と思った人も多いだろうが,これは「GeForce GTX 560 Ti」(以下,GTX 560 Ti)のみに対応したリリースが,267.26として公開されているため。Release 265世代が始まった時点でGTX 560 Tiが発表されていなかったこともあり,GTX 560 Tiの登場に合わせ,専用版となる「266.66」が用意されていたのは記憶に新しいところだが,今回もその関係性は維持されているわけだ。

 ドライバの入手先は下に示したとおりで,対応GPUは,GeForce/ION Driver 267.24 BetaがGTX 560 Tiを除くGeForce 6〜500シリーズ,Verde Notebook Driver 267.24がGeForce 8M以降のGeForceと,DirectX 10以降に対応したQuadro NVSおよびQuadro FX。いずれも当該世代のグラフィックス機能統合型チップセットを含んでおり,一言でまとめるなら,267.26という例外を除き,Release 265世代初の公式最新版となる「266.58」から変わっていない。
 統合されるHD AudioドライバとPhysX System Softwareのバージョンが順に1.1.13.1,9.10.0514なのも従来同様だ。

32bit版Windows 7&Vista用GeForce/ION Driver 267.24 Beta(126MB)
64bit版Windows 7&Vista用GeForce/ION Driver 267.24 Beta(158MB)
Windows XP用GeForce/ION Driver 267.24 Beta(117MB)

32bit版Windows 7&Vista用GeForce Driver 267.26 Beta(126MB)
64bit版Windows 7&Vista用GeForce Driver 267.26 Beta(159MB)
Windows XP用GeForce Driver 267.26 Beta(116MB)

32bit版Windows 7&Vista用Verde Notebook Driver 267.24 Beta(132MB)
64bit版Windows 7&Vista用Verde Notebook Driver 267.24 Beta(165MB)
Windows XP用Verde Notebook Driver 267.24 Beta(118MB)

 なおNVIDIAは同日,「Crysis 2」のデモ版に向けたSLIプロファイルを「SLI and Multi-GPU Profile Update 7」として公開したので,これも紹介しておきたい。従来の「SLI Profile Update」から名称が長くなっているが,通し番号は2010年10月に公開された「6」を受けているので,基本的には同じ扱いのものと見ていいだろう。
 このSLIプロファイル,ドライバのバージョンと同じものを使う必要がある点は要注意。下に示したリンク先では,[ダウンロード]ボタンを押すと267.24用が,説明文中にある「SLI_Update_v7_267.26.exe」をクリックすると267.26用がそれぞれダウンロードできるようになっているので,とくにGTX 560 TiのSLI環境を使っているユーザーは,間違えないよう,気をつける必要がありそうだ。

SLI and Multi-GPU Profile Update 7

 さて,今回のドライバアップデート内容だが,基本的には,NVIDIAコントロールパネル周りにあった大きな問題を潰しつつ,最新ゲームタイトル向けのプロファイル追加が入ったものという理解でいいようである。リリースノートと英文リリースノートを基に,その内容を本稿の最後にまとめてみたので,参考にしてほしい。
 総じてやや地味ではあるが,NVIDIAコントロールパネル関連の修正内容は,多くのユーザーに関係しそうな気配。それだけに,新要素や修正内容を見て,興味を引かれるポイントがあり,かつ,公式β版の導入に抵抗がないなら,自己責任でインストールしてみるのも悪くないと思われる。

※11:50追記
 初出時,ドライバのリリースハイライトとリリースノートの間に齟齬があるとしていましたが,NVIDIAから「リリースノートの内容は記述ミスであり,同じアップデートが適用される。追って修正版リリースノートをアップロードする」という回答があったため,本文を書き換えました。


●Release 267.24&267.26 Betaの新要素
  • Bulletstorm向け3D Visionプロファイルの追加(※Windows 7&Vistaのみ)
  • Homefront向けSLIプロファイルの追加


●Release 267.24&267.26 Betaで解決した問題(32/64bit版Windows 7&Vista)
  • 「Dragon Age 2」をDirectX 11モードで実行すると,地形の描画がおかしくなる問題
  • NVIDIAコントロールパネルの「3D Settings」ページを開いた状態で3Dアプリケーションを実行すると,NVIDIAコントロールパネルがクラッシュする問題
  • Windowsのデスクトップから,NVIDIAコントロールパネルが利用できない問題(※日本語リリースハイライトより。英文リリースノートには「NVIDIA Control Panel is not available.」としか書かれていない)


●Verde Notebook Driver 267.24に関する注意事項
  • ドライバのアップデートに先立ち,システムのバックアップ取得を推奨
  • Intel製チップセットを搭載し,HybridPowerに対応したノートPCはサポート対象外
  • ソニー製ノートPCは,GeForce GT 425M,GeForce GT 335およびGeForce 310M搭載のVAIO Fシリーズのみ対応(※それ以外のソニー製ノートPCはで,グラフィックスドライバはソニーから提供される)
  • 富士通製ノートPCには非対応(※グラフィックスドライバは富士通から提供される)
  • Dell製ノートPC「Inspiron 1420」「XPS M1330」「XPS M1530」「Latitude D630&D630c」のユーザーには,ドライバのアップデートに先立って「Recommended Software Update」の導入を強く推奨
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    GeForce Driver

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