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CeBIT 2008から見えてきた,ハイエンド電源ユニットのトレンド
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しかし同時に,欧州は世界最大のPCゲーム市場といって過言のない地域でもあり,NVIDIA SLIやATI CrossFireへの関心も高い。そうした背景もあり,Cooler MasterやSilverStone Technology(以下,SilverStone),Corsair Memoryといった電源ユニットメーカー各社は,1000W以上の出力を持ちながら高い電源変換効率を実現すると謳う製品ユニットを出品してきたのだ。
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Cooler Masterの「Ultimate UWP 1100W」は12Vを6レール持つ1100W電源で,3-way NVIDIA SLIなどにも対応。筐体も,新たに独自性の強いデザインを採用している。
SilverStoneの「ZEUS 1200W」も12Vを6レール持つが,本体横の封止シールを破ると,12V 6レールをシングルレールに切り替えるスイッチにアクセスできるのが特徴だ。また,Corsair Memoryの「CMPSU-1000HX」は,12Vを2レール持ち,片方の12Vが3.3V,もう片方が5VへのDC-DC変換を担当するという,少し変わった設計になっている。
3製品はいずれもDC-DC回路やスタンバイ電源回路などを持ち,一般的な電源ユニットよりもサブ基板が大きくなる。いきおい,電源ユニットのサイズが大きくなったり,コンポーネントの密度が高くなったりしがちなため,動作音(≒ノイズレベル)はやや高めになるようだ。
あまり積極的な動きのないESA対応電源ユニット
原因は製造工程におけるハードルの高さにあり?
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3-way NVIDIA SLIやATI CrossFireXといったマルチGPU環境の実現で,ハイエンドのゲーム用システムでは,1000W超の高出力電源の需要がますます高まっている。その半面,世界的に叫ばれる環境保全や省電力性実現のため,PC用電源ユニットも変革のときを迎えているのは確かだ。電源メーカーの関係者は、CeBIT 2008で披露されたDC-DC変換併用タイプの電源ユニットこそ,電源変換効率を90%前後まで高める手段として,主要メーカーで開発が進められているトレンドだと指摘する。
ただ,新技術に付き物の不安要素もあり,高密度実装から来る熱対策は,DC-DC変換併用タイプにおける最大の課題となり得る。そこでNVIDIAが,「ESAでユニット内部の温度を的確に制御できれば,ハイエンドの電源ユニットでも高電源変換効率と省電力性を実現しやすい」というシナリオを描いている(あるいは,いた)のも確かなようだ。
変わりゆく電源技術とESA。次世代ハイエンドシステムの動向には,当面の間,この二つの技術が密接に絡んでくることになりそうである。
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