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PCI版Sound Blaster X-Fiサウンドカード用の最新ドライバが公開される
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念のため確認しておくと,2.18.0004でサポートされるサウンドカードは下記のとおり。
- Sound Blaster X-Fi XtremeGamer Fatal1ty Professional Series
- Sound Blaster X-Fi Platinum Fatal1ty Champion Series
- Sound Blaster X-Fi XtremeGamer
- Sound Blaster X-Fi Platinum
- Sound Blaster X-Fi Fatal1ty
- Sound Blaster X-Fi Elite Pro
- Sound Blaster X-Fi Digital Audio
新機能としては,以下の2点が挙げられている。
- Windows Vista上でのDolby Digital/DTSデコード機能(※Windows XP環境で同機能をサポートしている製品のみ対応)
- 32bit版Windows Vista環境でのDVD-Audio再生機能(※Windows XP環境で同機能をサポートしている製品のみ対応)
このほか,Creative Technologyは具体的な修正内容を記載しないので,今一つ「何がどうなったのか」ははっきりしないが,
- EAXやDirectSound,OpenAL,ASIO使用時の動作に関する問題
- Windows Vista Service Pack 1適用済みシステムで発生していたボリュームレベルに関する問題
- システムメモリ容量が4GB以上のシステムで生じていた問題
- Dolby Digital Live有効時にAudio Creation Modeでサポートされていないサンプリングレートに切り替えたときに生じていた問題
が解決したという。
Windows Vista環境へもたらされた新機能は“今さら感”が強いうえに,CMSS-3Dが64bit版Windows Vistaで未だサポートされておらず,「Windows Vistaの発売から1年半も何をやっていたのか」という気はしないでもない。
修正内容が(いつもながら)曖昧なこともあって,諸手を挙げて歓迎したり,ユーザー全員に勧めたりはできないが,とはいえ4か月半ぶりの新バージョン。現在X-Fiチップ搭載のPCI版Sound Blaster X-Fiカードを利用していて,何か不具合に直面しているのなら,導入してみるだけの価値はあるだろう。
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