業界動向
Epic Gamesのマイケル・キャップス氏が社長職を退くと発表
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Mike Capps Retiring to the Epic Board
キャップス氏は,カリフォルニア州モントレーの海軍大学院の教授からゲーム業界に転職したという異色の人物だ。キャップス氏が開発に携わった「America's Army」がEpic Gamesの「Unreal Engine」を使用したことがきっかけで,同社に移ることになった。
以来,10年にわたってEpic Games成長の原動力となってきたが,ここで職を退く理由についてはとくに明らかにはされず,今後についても「生まれくる息子の世話をする以外にプランはなく,しばらくは自宅でゆっくりとする」とのこと。同社の創立者でCEOでもあるティム・スウィーニー(Tim Sweeney)氏ら役員達から慰留されたが,今後は取締役会に籍を残したうえで,アドバイザーとしての役割を務めることになるという。
Epic Gamesからは,プロデューサー/ゲームデザイナーとしてカリスマ的な存在だった“クリフィB”ことクリフ・ブレジンスキー(Cliff Bleszinski)氏が2012年10月に退職したばかりだ(関連記事)。設立されてから今年で20年,ゲームだけでなく,ゲームエンジンのビジネスでも不動の地位を獲得したEpic Gamesだが,世代交代の時期を迎えたということだろうか。
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