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印刷2010/12/13 10:00

連載

新連載「オンラインゲーム ネットカフェランキング」掲載開始! 第一回のお題は,MMORPG一強時代の終焉――ネットカフェにおける流行の変化



 世間を見渡してみると,さまざまな“人気を計る尺度”が見つかる。音楽CDやDVDの売り上げであればオリコン,コンシューマゲームにおいてはメディアクリエイトが発信している販売本数ランキングといったところがそうなのだが,一方で,流行っている割になかなか実態が掴めないのが「オンラインゲームの人気度」であったりする。

 それは何故か。理由は案外単純で,ゲームや会社によってアカウント数のアナウンスの有り無しはまちまちであり,仮に発表があったとしても,いわゆる“累計アカウント”が発表されるのが常で,それでは,今現在どのくらいのプレイヤーが遊んでいるのか/賑わっているのかが直接見えて来ないのだ。

 今回から連載を開始する「オンラインゲーム ネットカフェランキング」は,文字通り,ネットカフェでのオンラインゲームの稼働時間を指数化し,ランキング化したものである。すべてのオンラインゲームがネットカフェで展開されているわけではないし,またタイトルによってネットカフェとの親和性には差があるので,これをもって「オンラインゲーム市場の動向」とは言い難いが,オンラインゲームの動向をうかがう,生きた参考材料にはなるはずだ。

 記念すべき第1回では,各種ランキングデータをお届けすると共に,インターネットカフェでオンラインゲームが盛り上がり始めた2006年と2010年の稼動データを比較した,「オンラインゲームの流行の変遷」について考えてみた。以下,ご一読いただければ幸いだ。

オンラインゲーム ネットカフェ稼働ランキング


   集計期間:2010年11月1日〜11月30日
 本データは,全国に展開するインターネットカフェ2800店舗で遊ばれている,毎月総計350万時間以上にも及ぶオンラインゲームの利用動向を解析/集計したものです。
 提供元:テクノブラッド http://www.technoblood.com/
順位 タイトル ジャンル ポイント
1 - モンスターハンターフロンティア ACT 246497
2 - リネージュII RPG 216828
3 ↑1 タワーオブアイオン RPG 119164
4 ↓1 ラグナロクオンライン RPG 89715
5 - ドラゴンネスト ACT/RPG 34406
6 - 777タウン.net カジュアル 31892
7 ↑3 リネージュ RPG 29444
8 ↓1 サドンアタック FPS/TPS 27489
9 ↓1 Alliance of Valiant Arms FPS/TPS 24730
10 ↑3 真・三國無双online ACT/RPG 23621
11 ↓2 アラド戦記 ACT/RPG 23467
12 ↓1 マビノギ RPG 23278
13 ↓1 チョコットランド RPG 21625
14 ↑1 雀龍門2 カジュアル 18755
15 ↑2 スペシャルフォース FPS/TPS 17153
16 ↓2 メイプルストーリー ACT/RPG 16870
17 ↓1 ファンタジーアースゼロ FPS/TPS 15311
18 ↑11 FINAL FANTASY XIV RPG 15126
19 ↓1 カウンターストライクオンライン FPS/TPS 14653
20 ↓1 大航海時代ONLINE RPG 14342


MMORPG一強の時代の終焉―――ネットカフェにおけるオンラインゲームの流行の変化


 現在の稼働状況を見ると,ラング上位に「アクションゲーム」「FPS/TPS」といった競技性,もしくはアクション性の高いタイトルと,オンラインゲームの定番ともいえる「RPG」タイトルがバランス良く並び,バラエティーに飛んだ内容となっている。特にFPS/TPSの人気は高く,インターネットカフェでは店舗独自の大会が開かれ,毎回多くの参加プレイヤーで盛り上がっている。しかしこの状況は,ほんの4年前には「全く」想像できなかったと言うと,現在のFPSユーザーは驚くのではないだろうか。

   ■2006年のオンラインゲーム稼働データ
 本データは,全国に展開するインターネットカフェ2800店舗で遊ばれている,毎月総計350万時間以上にも及ぶオンラインゲームの利用動向を解析/集計したものです。
 提供元:テクノブラッド http://www.technoblood.com/
順位 タイトル ジャンル ポイント
1 リネージュII RPG 287720
2 ラグナロクオンライン RPG 161839
3 リネージュ RPG 138660
4 FINAL FANTASY XI RPG 94220
5 RED STONE RPG 54303
6 メイプルストーリー ACT/RPG 54192
7 シルクロードオンライン RPG 44768
8 スカッとゴルフ パンヤ カジュアル 33559
9 マビノギ RPG 33144
10 MU〜奇蹟の大地〜 RPG 32708

 2006年10月の稼動データに注目して欲しい,TOP10の稼動を見ると,元祖横スクロールオンラインゲームの「メイプルストーリー(RPGでもあるが,ここではアクションと分類させて頂く)」と「スカッとゴルフ パンヤ」以外,全体の稼働シェアにして実に80%がRPG1色に染まっている。

※筆者の記憶だが,2003年頃は90%以上がRPGタイトルであった。

新連載「オンラインゲーム ネットカフェランキング」掲載開始! 第一回のお題は,MMORPG一強時代の終焉――ネットカフェにおける流行の変化
メイプルストーリー
新連載「オンラインゲーム ネットカフェランキング」掲載開始! 第一回のお題は,MMORPG一強時代の終焉――ネットカフェにおける流行の変化
スカッとゴルフ パンヤ

 基本的に個室がメインとなるインターネットカフェの環境と,一人で黙々とプレイしレベル上げを行うMMORPGの相性が良かったこともあるのだが,そもそもFPSやTPSといったジャンル自体,日本にはあまり馴染みがなく,タイトルとしても当時はFPSというと「カウンターストライク」が思いつくぐらいで,一部の層がプレイするタイトルといった位置づけになっていた(※パッケージでの販売だったこともあるのだが)。
 お隣の韓国でFPSやTPSが盛り上がり始めた頃,日本ではまだまだラグナロクやリネージュなどのMMORPGがランキングを独走していたのである。

新連載「オンラインゲーム ネットカフェランキング」掲載開始! 第一回のお題は,MMORPG一強時代の終焉――ネットカフェにおける流行の変化
モンスターハンター フロンティア オンライン
新連載「オンラインゲーム ネットカフェランキング」掲載開始! 第一回のお題は,MMORPG一強時代の終焉――ネットカフェにおける流行の変化
サドンアタック
 そんな日本のネットカフェ稼動に風穴を開けたのは,今や国内を代表するオンラインゲームとして地位を築いた「モンスターハンター フロンティア オンライン」と,オンラインFPS人気の火付け役となった「サドンアタック」だ。
 前者については,2008年にネットカフェの稼動首位を奪取した後,現在もなお首位に君臨しており,そして後者も,日本にオンラインFPSと言うジャンルを定着させると同時に,稼動BEST5にも入り込み,以降TOP10に必ずランクインするほどの人気タイトルとして成長した。
 同じ頃,「アラド戦記」や「ファンタジーアース ゼロ」が稼動を伸ばし,近年では「Alliance of Valiant Arms」や「カウンターストライクオンライン」等の新規タイトルのラインナップも充実し,2010年11月現在では,「アクションゲーム」と「FPS/TPS」を合わせたものが稼働シェアの50%を占めるようになったのである。


 人気タイトルの変化に伴い,ネットカフェにも大きな変化が起こり始めている。これまでクローズ型の席が中心だったネットカフェに,オープン席が準備されるようになってきており,数席〜数十席と,店舗よってバラツキはあるものの,オープン席では友達と一緒に遊ぶことが出来るのだ。
 オンラインゲームでありながらも,自宅で友達とコンシューマゲームを遊ぶような感覚でプレイすることができ,特に連携が重要なFPSやなどでは,相手とのやりとりが勝敗にも直結するため,とても人気がある。FPSユーザーなら,友達と公認ネットカフェのオープン席で遊んでみると,新たな面白さの発見があるかもしれない。

ラグナロクオンライン
新連載「オンラインゲーム ネットカフェランキング」掲載開始! 第一回のお題は,MMORPG一強時代の終焉――ネットカフェにおける流行の変化
 もちろん,アクション系のオンラインゲームが大きく伸びてきているのは確かだが,一方でRPGの人気が完全に廃れてしまっているわけではない。オンラインゲーム会社側にしても,ネットカフェに向けた施策には積極的だ。
 「ラグナロクオンライン」を一例として見ると,公認店舗特典に「常時経験値が1.5倍」というものがある。1.5倍だけでも利用価値の高い内容なのだが,実はこの特典は,さらに効果を重複させることが可能なのがミソだ。

 例えば,「戦闘教範50」とネットカフェ特典を重複させると,公認ネットカフェでは取得経験値は2倍にもなり,別途で経験値アップキャンペーンなどが行われていれば,さらにそれに乗じた数値となり,最大で通常の5倍近くの経験値を取得することが可能となる。パワーアップ系のアイテムやレンタル武器等を購入し組み合わせれば,極めて効率の良いレベル上げが可能なワケだ。
 稼働データで見てみても,10月に開催された「RWC 2010」(ラグナロクの世界大会)における日本チーム準優勝を受けて実施された記念キャンペーンの期間中は,まさに上記のようなボーナスタイムが実現し,その稼働率が一気にTOPへと駆け上がったほどであった。

 このように,時代と共に人気ジャンル,プレイスタイルは変化し,それに呼応するように,ネットカフェ自体でもオンラインゲームにまつわるさまざまな取り組みや挑戦が行われている。
 そもそも,日本では漫画喫茶をベースにして市場が立ち上がり,今日の市場を形作ったネットカフェにおいて,オンラインゲームが一定のポジションを勝ち得ているのは,そうしたメーカー/店舗側の歩みがあったからこそだろう。
 今回,そして今後続いていく連載の中で,そんなネットカフェおよびオンラインゲームの動向をお伝えしてければ幸いである。
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