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SWATとは元々すべての行動を"法律の範囲内で"行う組織であり,ネゴシエーションなどをせずにいきなり容疑者を殺害することは少ない。この行動規範がSWATのゲームシリーズの特徴となっていて,シングルプレイにおいては,基本的に犯人を逮捕することを目的とする。この部分が,似た題材を扱うRainbow SixやH&Dと差別化できる部分といえる。
本デモ版に収録されているのは,Victory Imports Auto Centerという自動車整備工場を舞台にした人質救出ミッション。人質をとって工場に立てこもった容疑者を制圧し,同工場の整備士Gary Altmanを含めたすべての民間人を救出するのが目的だ。
本作のシングルプレイモードはチームベースのシューティングであり,本デモ版でも「Rainbow Six:Raven Shield」のように,各隊員に細かく指示を出しながら工場に潜入することになる。ゲームの流れとしては,まずブリーフィングを行い,その後進入経路を選択(屋上から/地上からなど複数の選択肢がある),そして装備を選択して作戦実行へという感じである。
隊員への命令は,まず命令を出す対象(チーム)を選んでから,右クリックで命令メニューを表示させてマウスホイールで細かな命令を選択する。雰囲気的にはRainbow Sixのリングコマンドと大差ないが,本作は敵勢力の武力での制圧よりも,"逮捕"に重きをおいているため,出せる命令が多く細かい。例えばドア前などでは,オーソドックスなOpen Flash Clear(ドア開閉→Flashbang投擲→クリア)のほか,ドアの向こうをディスプレイに表示する特殊な機器を用いて,部屋への進入前に作戦を立てたりということもできる。
本作は伝統的に歩行スピードが遅く,ゲーム全体が割と"もっさり"としたプレイフィールである。ただコマンドインタフェースが秀逸であり,チームメンバーに次々を指示を与えながらプレイすれば,思ったよりスピード感が増し,さくさくと小気味良くプレイできるから不思議だ。
本デモ版は,183MBと比較的コンパクトなファイルサイズだけにキャリアモードのボリュームの少なめ。ただQuick Mission Makerで容疑者や人質の数,また難度を設定してオリジナルのミッションも作成できるので,自分でいろいろなシチュエーションを作って長い時間遊び込める。この手の特殊部隊アクションが好きな人は,ぜひ挑戦してみてほしい。
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