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[E3 2007#24]ポータルを利用した一人称視点のパズルゲーム。Xbox 360版「Portal」をついに試遊
2007/07/13 21:18
 「Portal」は,「Half-Life 2」の世界観を基に制作された,一風変わったパズルゲームだ。実際に遊んでみたり,ムービーをじっくり観察したりしないと,なかなかルールが分からないのだが,要は,ASHPD(Aperture Science Handheld Portal Device)を用いて壁や天井にポータル(出入り口)を開けたり,グラビティガンでオブジェクトを動かしたりして,先へ進んでいくという,一人称視点のパズルゲームである。ちなみに,マウスの左クリックでブルー・ポータル(入り口),右クリックでオレンジ・ポータル(出口)を作れる。

 今回は,The Barker Hangarの展示会場において,Xbox版のPortalがプレイアブル出展されていたため,筆者もようやくゲームの全体像が理解できた。Xbox 360版のゲームパッドでは,ポータルを作るためにL1/R1ボタンを利用するが,基本的な操作方法のイメージは,PC版とほとんど変わらないようだ。


 ポータルのコンセプトとルールを説明しておくと,ブルー・ポータルとオレンジ・ポータルを左右に並べて作った場合,キャラクターがブルー・ポータルに入ると,隣のオレンジ・ポータルから出てくる。ブルー・ポータルの向かい側にある壁にオレンジ・ポータルを配置すると,ブルー・ポータルに入った瞬間,そのブルーポータルが正面に見える(向かい側のオレンジ・ポータルからキャラクターが出てくるため)。つまり,その状態で直進し続ければ,キャラクターはずっと直進している状況になるわけだ。

 これを少し複雑に利用すれば,例えば,部屋の中央に大きな割れ目があって直進できない場合でも,自分の近くの壁にブルー・ポータルを,割れ目の向こう側の壁にオレンジ・ポータルを開ければ,難なく割れ目の向こう側へ到達できる。
 ただし,ポータルはブルー/オレンジ共に一つずつしか設置できず,二つ目の同色ポータルを開いた瞬間に,一つめの同色ポータルは消滅する。しかもポータルは,凹凸のない平坦な場所にしか開けられないのだ。その制限が,Portalのパズル性を高めているのである。慣れてくれば,どの壁が利用できるのかすぐに判断できるようになるので,壁の種類そのものが,パズルを解くヒントとして機能しているように感じた。



 今回のデモでは,四角形のサイコロのような箱を運び,赤いボタンの上に乗せればクリア,というステージがプレイできた。研究所のような場所で,女性の声がオブジェクティブ(ゲームの目的)を与えてくれた。
 ちなみに筆者は,ブルー/オレンジのポータルを出たり入ったりしているうちに,方向感覚がメチャクチャになってしまった。パズルゲームとはいえ,ゲーム酔いをするタイプの人には,少々厳しいゲームなのかもしれない。

 今回は,Xbox 360版「The Orange Box」に同梱されるPortalをプレイしたわけだが,PCゲーマーであれば,Steamを介してPortal単体をダウンロードできる。興味のある人は,リリースを楽しみに待っていよう。
 なお,「Half-Life 2: Eposode 2」と同日(10月9日)にリリースされるもう一つのソフト「Team Fortress 2」に関しては,映像出展のみで,より突っ込んだ情報が公開されることはなかった。(ライター:奥谷海人)


Portal
■開発元:Valve
■発売元:Valve
■発売日:2007/10/09
■価格:N/A
Half-Life 2: Episode Two
■開発元:Valve
■発売元:Valve
■発売日:2007/10/09
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2007.07/20070713211856detail.html