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任天堂と連携強化? コーエー,京都に開発拠点を設立
2007/03/06 17:49
 コーエーは,本日3月6日,ゲームソフト開発を行う国内初の事業所として,京都市内(京都市下京区)に新社屋を建設すると発表した。設立予定日は,平成20年4月の予定で,投資額は約12億円とのこと。

 これについてコーエーは,「京都は日本の歴史及び文化の面から見て極めて重要な拠点であり,歴史関連のゲームソフトを数多く手掛ける当社といたしましては,京都から世界に向けてクオリティの高いゲームソフトの開発を行います。京都の中心地である四条烏丸という好立地を活かし,新しい事業の発展を目指します。」とのコメントを発表しているが,投資額の規模から見ても,たまたまいい物件があったから出張所を作ってみるか,という話ではないことが伺える。

 では,狙いは別のところにあるとすれば,やはり任天堂との連携強化が目的であると考えるのは深読みのしすぎだろうか。同社に問い合わせたところ,任天堂との連携に関しては,現時点ではコメントできないとのことだったが,もしかすると近い将来,Wiiリモコンで「ゼルダ無双」などが遊べるようになるかも(!?)。
 同社は,最近はPCプラットフォームにおいては,すでにサービス中の「信長の野望 Online」「大航海時代 Online」,現在開発中の「三國志 Online」など,軸足をすっかりオンラインゲームに置いている。同社の歴史ゲームのファンとしては,しばらく新しい動きの見られない,PC向けパッケージゲームの開発にも期待したい。(ginger)


信長の野望 Online
■開発元:コーエー
■発売元:コーエー
■発売日:2004/02/04
■価格:7140円(税込)+1280円(税込)/30日
→公式サイトは「こちら」
三國志 Online
■開発元:コーエー(KOEI ENTERTAINMENT SINGAPORE PTE. LTD.)
■発売元:コーエー
■発売日:2007年内
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」
大航海時代 Online
■開発元:コーエー
■発売元:コーエー
■発売日:2005/03/16
■価格:1575円/30日間(税込),別途アップグレードチケット(税込2940円)が必要
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2007.03/20070306174930detail.html