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エレクトロニック・アーツ,「ゴッドファーザー」日本語版を8月3日に発売
2006/07/05 15:32
 エレクトロニック・アーツは,クライムアクション「ゴッドファーザー」8月3日に発売する。価格はオープンだが,参考価格としてAmazon.co.jpでは,6156円(税込)で予約受付中。
 これは,北米で3月に発売された「The Godfather The Game」の日本語版で,プレイヤーはイタリアマフィアの一員となって,1945年から'50年代のニューヨークを舞台に,ファミリーの勢力拡大に力を尽くすことになる。言うまでもなく,ベースとなったのは名作映画「ゴッドファーザー」で,ストーリーも大筋,映画の流れに従っている。
 ゲームシステムとしては,当時のニューヨークをリアルに再現したマップ上を自由に移動し,与えられたミッションをこなしていくという,いわゆるGTAスタイル。ファミリーに盾つく邪魔者の暗殺,警察への贈賄,殴り込みなど,組織のためにやりたい放題。あるいは,ミッションをそっちのけでドライブしたり,通行人に話しかけたりと,自由度はきわめて高い。また,キャラクターの作成機能があり,操作する主人公を好みの姿格好にすることも可能だ。


 ゲームが進むにつれ,プレイヤーは映画でおなじみのイベントを次々に目撃し,まさに物語の渦中にいる気分になれるはずだ。それ以外にも,それぞれのキャラクターを生かしたオリジナルストーリーが用意され,これまで語られなかった「もう一つのゴッドファーザー」を味わえるなど,映画ファンにも,未見の人にも楽しめる作りになっている。
 ほとんどの主要登場人物が3DCGで完全再現されており,故マーロン・ブランドを含む,映画に実際に出演した俳優達がそれぞれに声を当てているなど,話題性も豊富だ。
 本作については,4Gamerに英語版のレビュー記事を掲載したので,興味のある人は,ぜひ併せてお読みいただきたい。

 ミッションをこなし,組織の中でのし上がり,やがてはコルレオーネ・ファミリーのトップとなって暗黒街を牛耳りまくる日を楽しみにしていよう。(松本隆一)


ゴッドファーザー
■開発元:EA GAMES(Electronic Arts)
■発売元:エレクトロニック・アーツ
■発売日:2006/08/03
■価格:オープン価格

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.07/20060705153243detail.html