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[TGS2005#47]コーエーブースはコンシューマ中心。しかし「三國志XI」など気になる新情報を入手!
2005/09/19 01:42
コーエーSP本部リーダー・中村真一氏のおかげで,なんとか"4Gamer的"な話題を入手することができた。氏が語った「意欲作となる新しい三國志」に関しては,早急にさらなる新情報を得たいところである
 東京ゲームショウ2005のコーエーブースは,PCゲーマーにとっては寂しいものだったと言わざるを得ない。コンシューマの次世代機関連の展示がメインで,PCゲームに関しては,「大航海時代 Online」「信長の野望 Online〜飛龍の章〜」が映像出展されているだけであった。
 とはいえ,多くの優れたPC向けコンテンツを開発/運営してきたコーエーである。このままスゴスゴと帰ってしまってはあまりにももったいない。ということで,コーエーSP本部リーダー・中村真一氏を捕まえ,根掘り葉掘りいろいろ聞いてみたところ,思わぬ情報が飛び出てきた。

 中村氏の話を総合してみると,次のような事実が明らかになった。

 ・PC版として次に発表されるのは,おそらく「三國志XI」
 ・「三國志XI」は,コーエー的にかなりの意欲作となる
 ・「三國志XI」の正式発表は,2005年内を目指している
 ・ほかに2005年内にPC関連タイトルを発表できるとしたら,何かの"パワーアップキット"
 ・そのパワーアップキットは,「信長の野望・革新」のものではない


 もちろんこれは正式発表ではないので,あくまで"予定"として理解しておくべき情報なのだが,コーエーの看板タイトル「三國志」シリーズの新作(しかも"かなりの意欲作")が2005年内に発表されるかもしれないというニュースは,非常に興味深い。
 またパワーアップキットの話は,「信長の野望・革新」のものではないということで,タイミング的に考えると「Winning Post 7」のパワーアップキットかな? という推測が立つ。こちらも根強いファンを抱えるシリーズだし,競馬を扱うゲームであるため,関連データが更新されることは大きな意味を持つ。こちらも正式発表があるまではなんともいえないが,もし「Winning Post 7 パワーアップキット」ならば,ファンにとっては実にワクワクさせられる情報だ。

 ともあれ,三國志にしろ"何か"のパワーアップキットにしろ,引き続き詳細を追っていく。コーエーもPC関連事業を軽視しているわけでは決してない(むしろ水面下では大きく動いている)ので,今は正式発表の時を待つとしよう。(大路政志)

コンシューマ版の新作出展が多かったコーエーブース。二階建てのブースには,大勢のファンで賑わっていた。"ネオ・ロマンス"ゲームの出展もあり,女性の姿が目立っていた点が印象的だ

三國志11
■開発元:コーエー
■発売元:コーエー
■発売日:2006/03/17
■価格:1万800円(税別),プレミアムBOXは1万2800円(税別)
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2005.09/20050919014250detail.html