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SCEAの社長兼CEO,ジャック・トレットン氏が3月末で退職。後任にはSNEI現COOのショーン・レーデン氏が内定
トレットン氏は,PlayStationの北米チームを運営するため1995年にSCEAへ入社し,2006年に社長兼CEOに就任。これまで19年にわたって,同プラットフォームの展開にリーダーシップを発揮してきた,北米市場におけるPlayStation事業の「顔」とも言える人物だ。
氏は今回の退職に関して,PlayStationの公式ブログ「PlayStation.Blog」に,短いながらもメッセージを公開している。それによると,今回の退職は双方の合意に基づいた決定であり,現在優位な状況にあるPlayStation 4の今後については,大きな心配はしていないと述べている。
トレットン氏の後任として2014年4月1日からCEOに就任するのは,2010年に設立されたSony Network Entertainment Internationalを率いる副社長兼COO,ショーン・レーデン(Shawn Layden)氏であることがが決定している。前職がSony Computer Entertainment Japanの社長であることから,日本のゲーム業界でも認知度の高いレーデン氏が,今後は北米でのPlayStation事業をどのように推進させていくのか,実に興味深いところだ。
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