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国産のゲーマー向けメガネ「G-SQUARE」が登場。DetonatioNが開発に関わった「League of Legends」向けモデル
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印刷2016/04/05 16:56

ニュース

国産のゲーマー向けメガネ「G-SQUARE」が登場。DetonatioNが開発に関わった「League of Legends」向けモデル

 2016年4月5日,目に関連する医療用機器や眼鏡店用機器などで知られるニデックが,ゲーマー向けのメガネ「G-SQUARE アイウェア」(以下,G-SQUARE)を発表した。「League of Legends」(以下,LoL)用に開発された唯一のゲーマー向けメガネであるとしている。

G-SQUARE。e-Sportsプレイヤーの選手生命を延ばすために,ニデックはこのメガネを開発したという。今回はLoL用だが,今後は,DetonatioN Gamingがカバーする,そのほかのゲームに向けたモデルの開発計画もあるそうだ。リム(縁)のないモデルなども用意したいとのことだった
画像集 No.002のサムネイル画像 / 国産のゲーマー向けメガネ「G-SQUARE」が登場。DetonatioNが開発に関わった「League of Legends」向けモデル

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 さて,何をもってLoLなのか。その理由となるのが,赤紫系の色をしたレンズだ。ゲーマー向けメガネというと,黄色いレンズを採用した米GUNNAR Optiks製品が有名だが(関連記事),ニデックは,同社がスポンサーとなっているプロゲームチーム,DetonatioN Gamingと共同開発を行い,候補となる複数のレンズから「LoLのゲーム画面を見ていて違和感の少ない色」として,今回の赤紫色を選んだという。
 LoLのゲーム画面は緑が多くを占めるので,それと補色関係にある赤紫だと,画面全体の違和感が少ないということなのかもしれない。

LoLのスクリーンショットをディスプレイに表示し,それをG-SQUAREのレンズ越しに見た例。若干の変色は見られるものの,それほど違和感がないと分かる。ちなみにデスクトップでエクスプローラを見ると,当たり前だが全体的に赤みがかって,見た目の違和感はあった。それと比べると,確かにこのレンズはLoL向けと言えそうである
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 ちなみにレンズは「STANDARD MODEL」と「PROFESSIONAL MODEL」の2種類がある。この手のレンズの御多分に漏れず,G-SQUAREもいわゆるブルーライト(=可視光の中でも波長の短い光)のカット機能を持つのだが,レンズ自体の赤紫色自体が持つブルーライトのカット効果とは別に,STANDARD MODELではレンズの両面にブルーライトカットコートを行うことで,ブルーライトの約53%をカットできるようになっているとのことだ。STANDARD MODELは,いわゆるブルーライトのカット効果を持つレンズに,LoLにおける画面の見やすさを足したものという理解でいいだろう。

ニデックが示す,ネッツペックコーティングの概要
画像集 No.006のサムネイル画像 / 国産のゲーマー向けメガネ「G-SQUARE」が登場。DetonatioNが開発に関わった「League of Legends」向けモデル
 一方のPROFESSIONAL MODELだと,ブルーライトカットコートをしているのは片面,目に近いほうのみ。装着時にディスプレイパネル側となる面には,ニデック独自のコーティング「ネッツペック」を採用している。
 ネッツペックは,光の透過を抑える機能を持った半透明の金属を,六角形の網目状に貼りめぐらせたコーティングのこと。これにより,「ピンホールを使うと目の焦点が合いやすい」効果をもたらし,眼精疲労を低減できるという。ブルーライトのカット効果は34%に低下するが,「ブルーライトだけカットすれば目に良いというわけではない」(ニデック)とのことで,同社は,ネッツペックによる光の入射の抑制こそが,長時間のゲームプレイにおいて目の疲れを和らげる効果をもたらすとしていた。

PROFESSIONAL MODELのレンズに蛍光灯の明かりを反射させてみたところ。こんな感じで小さな六角形が見える
画像集 No.007のサムネイル画像 / 国産のゲーマー向けメガネ「G-SQUARE」が登場。DetonatioNが開発に関わった「League of Legends」向けモデル

 レンズと組み合わせられるフレームは,チタン素材を採用したものだそうで,「めがねの聖地」とも呼ばれる福井県鯖江市製。サングラスタイプと,度付きレンズ対応タイプの2種類展開となっており,いずれを選択しても,テンプル(つる)部は,オーバーヘッド型のヘッドセットおよびヘッドフォンを装着したときの違和感を低減させるとして他社のゲーマー向けメガネでも採用例の多い,直線的なものになる。シリコンラバーを採用し,ユーザー側で傾きを調整できるようにしてあるモダン(耳当て)部も,両フレームで共通だ。

リム部分を見たカット。いずれの写真も左がサングラスタイプ,右が度付きレンズ対応タイプで,前者のほうが湾曲度合いが高く,またレンズも大きい。おそらく,度付きレンズタイプを選択できるのは眼鏡店で購入した場合になると思われるが,標準で度付きレンズの選択肢が用意されるのはよいことだ
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テンプルにはG-SQUAREのロゴ入り(左)。このロゴはDetonatioN Gamingのデザイナーが考案したものだそうで,gg(good game)ともかけてあるとのことだ。右はモダン部に寄ったところ
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 本体色は「Detonation Blue」と呼ばれる青と,赤,黒の3色。なので,

  • 2(レンズの種類)×2(フレームの種類)×3(本体色の種類)

の合計12モデル展開ということになる。

開発にDetonatioN Gamingが関わったというのは前述のとおりだが,DetonatioN FocusMeのCeros選手は,2015年の年末から,G-SQUAREを愛用中とのこと
画像集 No.014のサムネイル画像 / 国産のゲーマー向けメガネ「G-SQUARE」が登場。DetonatioNが開発に関わった「League of Legends」向けモデル
 G-SQUAREは4月10日,「LJL 2016 Spring Split Final」の開催に合わせて発売予定。価格はSTANDARD MODELのレンズ選択時にフレーム,本体色を問わず2万5000円(税別),PROFESSIONAL MODELのレンズ選択時に同2万8000円(税別)なので,単純計算した税込価格だと順に2万7000円3万240円となる。
 本稿の序盤にも出てきたGUNNAR Optiksのゲーマー向けメガネだと直販サイトで69ドル(税別)から購入できるため,やはり国産は高いというのが正直な感想だ。また,ここまで単価の高い製品だと,わざわざ3240円を惜しんでSTANDARD MODELを選択する人はまずいないのではないかという気もするが,ともあれ,日本のプロLoLプレイヤーが開発に参加しているという時点で,気になる人もいるように思う。

 購入は,DetonatioN Gamingの公式オンラインストア「DNG STORE」と楽天市場にあるニデックのオンラインストア「ニデックのパネル屋さん」,ニデック直販サイト「NIDEK STORE」から可能とのことで,発表時点だとリアル店舗での販売予定が明らかになっていない。どの眼鏡店(など)で購入できるのか,どこで試せるのかの情報は,早めに開示してほしいところである。
 ともあれ,LoL用のメガネというキーワードに反応した人は,一度,これら販売ページをチェックしてみるといいだろう。

DNG STORE

ニデックのパネル屋さん

NIDEK STORE


ニデックによるプレスリリース

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