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Amazon,ゲーム用途も重視した8.9インチ高解像度タブレット「Kindle Fire HD 8.9」を予約受付開始
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印刷2013/02/27 18:22

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Amazon,ゲーム用途も重視した8.9インチ高解像度タブレット「Kindle Fire HD 8.9」を予約受付開始

 2013年2月27日,Amazon.co.jpは1920×1200ドットの高解像度液晶パネルを搭載した8.9インチタブレット「Kindle Fire HD 8.9」(以下Fire HD 8.9)の,日本向け予約受付を開始した。ストレージ容量16GBと32GBの2モデルが用意され,価格は順に2万4800円,2万9800円(いずれも税込)。発売予定日は3月12日の予定だ。Amazonによる直販のほか,エディオン、キタムラ、ケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ピーシーデポ、ビックカメラなどの小売店でも販売される。

画像集#003のサムネイル/Amazon,ゲーム用途も重視した8.9インチ高解像度タブレット「Kindle Fire HD 8.9」を予約受付開始
Kindle Fire HD 8.9

 日本で発売されるKindleシリーズとして4製品目となるFire HD 8.9は,高解像度の広い画面と処理能力の高さを売りとした,汎用タブレット志向の製品だ。とくにAmazonはFire HD 8.9のプレスリリースの冒頭で,「パズル&ドラゴンズ」や「秘宝探偵」が対応アプリであることを挙げるなど,ゲーム用途にも適したタブレットであることをアピールしている。製品情報ページでも電子書籍の話題より先に,ゲームやアプリについての項目が並ぶほどだ。

画像集#002のサムネイル/Amazon,ゲーム用途も重視した8.9インチ高解像度タブレット「Kindle Fire HD 8.9」を予約受付開始
 8.9インチ・1920×1200ドットの高解像度液晶パネルに合わせて,内蔵SoCにはTexas Instruments製「OMAP 4470/1.5GHz」を採用。Androidタブレットで採用製品の多い「Tegra 3」よりも,「40%メモリが多く,ウェブブラウザでのJavaScriptの処理速度が速い」(※リリースより原文ママ)のが,採用の理由とされている。
 また,SoCのグラフィックスコアにはPowerVR SGX544を採用しており,「1秒間に120億回の浮動小数点演算を可能」と謳っている。2012年12月に発売された「Kindle Fire HD」では,グラフィックスコアの性能が「1秒間に62億回」とされていたので,ほぼ2倍の性能を備えていると見てよさそうだ。

 一方,液晶パネルやSoCを除くと,Fire HD 8.9とKindle Fire HDは共通点が多い。本稿の冒頭で紹介した,16GBもしくは32GBのストレージ容量というのはKindle Fire HDと変わらず,左右端に2基ずつのドライバを持つ「デュアルドライバ・スピーカー」を内蔵する点も同じだ。PCとの接続や充電用のUSB 2.0対応Micro-Bを1ポートと,画面出力用のMicro HDMI出力端子を備える点も,Kindle Fire HDと同じである。

 本体サイズは240(W)×164(D)×8.8(H)mmで,重量は567g。フットプリントが大きいおかげか,Kindle Fire HDよりも1.5mmほど薄い。バッテリー駆動時間は10時間とされている。

 フルHDクラスの液晶パネルを備えるAndroidタブレットとして,Fire HD 8.9は間違いなく安価な製品だ。一方でKindle Fire HDに比べると,9000円から1万円ほど高い。高解像度パネルとグラフィックス性能に魅力を感じるかどうかが,選択の分かれ目になるのではなかろうか。

Kindle Fire HD 8.9をAmazon.co.jpで購入する(※Amazonアソシエイト)

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