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星と翼のパラドクス
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印刷2018/02/10 00:00

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[JAEPO2018]「星と翼のパラドクス」直撮りムービー&プレイレポート。非対称のレバー2本とサブモニター,可動筐体がロボ好きのハートを熱くさせる

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 2018年2月9日,千葉県・幕張メッセにてジャパン アミューズメント エキスポ2018(JAEPO2018)が開幕した。スクウェア・エニックスブースでは,大型筐体による対戦メカアクション「星と翼のパラドクス」がプレイアブル出展されており,注目を集めていた。さっそくプレイしてみたので,インプレッションとムービーをお届けしよう。


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「星と翼のパラドクス」公式サイト


「星と翼のパラドクス」の筐体がズラリと並ぶスクウェア・エニックスブース
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「エア・リアル」の1機「ソリディア」もお目見え。コトブキヤからプラモデルの発売が予定されている
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 「星と翼のパラドクス」は人型兵器「エア・リアル」を操り,8対8のチームバトルを楽しめるアクションゲーム。プレイヤーは戦乱の吹き荒れる「巡星」にいる特殊騎士「アズワン」とペアリングして戦うことになる。戦場に点在する「ポート」を占領してから,敵陣の「コア」を攻撃,相手の「チームゲージ」をゼロにすれば勝利だ。

人型兵器エア・リアル。左から,ソリディア,カーディナル,シーユー・レイター
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エア・リアルに搭乗し,プレイヤーと力を合わせて戦うアズワン達。左から,ヒカリ(CV:小松未可子),ナギ(CV:白石涼子),レイカ(CV:諏訪彩花)
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 筐体はエア・リアルのコクピットを模したと思しきデザインだ。2本の「Lレバー」「Rレバー」に加えて,「Lペダル」「Rペダル」で機体をコントロール。補助的な操作には,タブレット端末のような「サブモニター」を用いる。
 レバーとペダルの組み合わせは,これまでのゲームにも見られるものだ。しかし,レバーにトリガーやボタンだけでなく,武器切り替え用のホイールが付いていたり,ペダルが複数あったり,サブモニターにタッチしたりと,ここまでバラエティ豊富な操作を楽しめるものは珍しいだろう。慣れるまではちょっと面食らったが,すぐにコクピットにいるかのような没入感を楽しめた。

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 本作には,初プレイの人にオススメの「スタンダードモード」と,より高度な操作ができる「テクニカルモード」という2タイプの操作が存在する。本稿では,スタンダードモードについて説明していこう。

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 筐体のシートに座ったら,ベルトをしっかり締める。サブモニターを使ってエア・リアルとアズワン,そして「ロール」を選択すれば準備は完了だ。
 今回のバージョンでは,バランス型の「ソリディア」,高速移動の「カーディナル」,長く滞空できる「シーユー・レイター」のなかから,エア・リアルを選択可能だ。ちなみに,正式版ではさまざまなパーツを組み合わせて機体をカスタマイズできるとのこと。

 アズワンは前述のとおり,巡星にいるプレイヤーのパートナー。現時点では機体の能力に影響を与えない。
 ロールとは役割ごとに最適化された武装セットのことだ。「アサルト」は敵陣に切り込んでポートを占領する役割に適し,連射武器が揃っている。「ヴァンガード」には格闘武器やシールドがあり,ポート防衛に向いている。そして,「サポート」は文字どおりの補助型で,設置砲台や味方の耐久力を回復させる装備が用意されている。
 ロールは撃破されたときにも変更可能で,掲載しているムービーでは前半にアサルト,後半にヴァンガードを選んでいる。


 スタンダードモードの場合,Lレバーで機体,Rレバーで視点を移動させる。Lペダルを踏み込んでジャンプ,Rペダルで高速移動の「フルドライブ」が可能だ。2本のレバーは非対称なので最初は驚くと思うが,左手で移動,右手で視点という操作自体はゲーマーにはおなじみのもの。ゲーマーなら,すぐに慣れるだろう。

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Lレバー(左下)とRレバー(右下)は非対称。
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 没入感を高めているのが,機体を動かすとその方向へシートが傾くという“可動筐体”だ。角度こそ急ではないもののレスポンスは良好で,Lレバーを動かすと「グイっ,グイっ」とシートが動く。機体を反対方向へ急に切り返すると,ちょっと振り回される感覚があり,ピーキーな機動兵器に乗っている気分が味わえる。乗り物酔いが気になるところだが,Lレバーを倒してからシートが動くまでの時間が短かいこともあってか,筆者は酔いを感じることはなかった。

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 操作のアクセントとして,サブモニターの存在とそのタッチがある。通常時,サブモニターにはマップが表示されており,戦況を見るためにちらちらと視線を走らせることになる。機能的にはメイン画面にマップを表示できると思うが,別の画面が用意されているというのが,なんともコクピットっぽい。
 また,撃墜されたときや自陣に戻ったときは,サブモニターでロールを変えられる。メイン画面を見ながらポチポチと操作していると,これまたコクピットっぽさがあり,燃えるものがある。こうしたロボゲーを遊ぶ人間は,とにかくボタンを押しまくりたいものだが,タッチパネルがこうした欲求を叶えてくれる。
 また,出撃時には画面の向こうにいるアズワンとハイタッチをする演出があり,こちらもエモーショナルでいい感じ。アズワンはなかなか賑やかで,戦況を伝えてくれたり励ましてくれたりする。アズワンとバトルを重ねて親密になると,会話内容が変化するといったフィーチャーもあるという。

サブモニターはマップ表示やロールの切り替えに使う。出撃時にはモニター越しにアズワンとハイタッチも
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 マップは縦に細長く,敵味方の本陣に「コア」,道中に5つの「ポート」が存在する。敵陣のコアにダメージを与えたり,敵機を破壊し,相手の「チームゲージ」をゼロにすれば勝ち。しかし,いきなり敵本陣のコアを攻撃しても,チームゲージを減らすことはできない。まずは3つのポートを占領することが必要で,そのためにはポートの周囲に一定時間留まる必要がある。つまり,ポートを巡って敵味方が争うことになるわけだ。

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 状況によっては,遠くのポートへ急行しなければならないが,そこで役立つのがRペダルを踏み込む「フルドライブ」だ。足元から振動が伝わってきたかと思うと,弾かれたようにエア・リアルがカッ飛んでいく。スピード感と振動が合わさって,なかなかの爽快感だ。こうした演出は特殊な筐体を用意できるアーケードゲームならではだろう。

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 興味深いポイントは,戦況が常に変化し続けるところ。戦闘中,敵味方がポートを奪い合うため,状況は非常に流動的である。敵機と戦うだけでなく,周囲の状況を観察し,危ないポートがあればフルドライブで駆けつける。そんな戦術眼も求められるはずだ。
 チームゲージが減少して不利になると,巨大機「エア・グランデ」が出現して共に戦ってくれるのも面白い。エア・グランデは高い攻撃力と耐久力を持ち,まさに切り札。敵を追い詰めても安心できないし,自軍がやられたときには頼みの綱になる存在だ。うまく使えば逆転も夢ではないだろう。

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 左右非対称のレバーやサブモニター,クイックに稼働するシートといった筐体ギミックのおかげで臨場感は抜群だ。ルールもチームメンバーとの共闘を強く意識したもので,ポートを巡る駆け引きやエア・グランデによる逆転要素が面白く,短い試遊時間ながら筆者の期待値はかなり高くなった。もし会場に足を運ぶのならば,ぜひスクウェア・エニックスブースをチェックしてほしい。

「星と翼のパラドクス」公式サイト

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