高橋慶太氏のFunomenaがTango対応のARゲーム「Woorld」を無料でリリース。ほのぼのとした高橋ワールドが目の前に広がる

　「塊魂」で知られる高橋慶太氏のスタジオFunomenaが，Googleの提唱する拡張現実（AR）プラットフォーム「Tango」に対応する新作タイトル「Woorld」を無料でリリースした。


　「Tango」は，GPSなどの情報を使ったコンピュータ・ビジョン技術により近辺の3Dマッピングを行い，そこに高橋氏の作品らしい，ほのぼとしたキャラクターやオブジェクトが広がるのを楽しめるタイトルだ。そのキャラクターデザインや，天井の雲から雨を降らせて花を咲かせる要素などは，Funomenaが2017年中にリリースを予定している「Wattam」を連想させる。オブジェクトを組み合わせてピタゴラ装置風な仕掛けなども作れるようだ。


　北米では，本日（2016年11月2日）からTangoを初めてサポートするLenovoのスマートフォン「Phab 2 Pro」が発売されており，「Woorld」はその対応ソフト35種類のうちの1つとなる。日本では「Phab 2 Pro」の発売は11月中とだけ発表されており，日本でプレイできるのはもう少し後のことになりそうだ。

「Woorld」公式サイト