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マーベラス・高木氏が明かす「閃乱カグラ」の裏側――鉄拳・原田Pの不定期連載「原田が斬る!」。第4回は爆乳プロデューサーがその半生と,これからの10年を語る
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印刷2017/04/29 00:00

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マーベラス・高木氏が明かす「閃乱カグラ」の裏側――鉄拳・原田Pの不定期連載「原田が斬る!」。第4回は爆乳プロデューサーがその半生と,これからの10年を語る

閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH

 鉄拳シリーズのプロデューサー・原田勝弘氏による対談企画「原田が斬る!」の第4回をお届けする。

 「ソードアート・オンライン」を手がける小説家・川原 礫氏をゲストに迎え,MMORPGトークに花を咲かせた第3回に続き,今回の対談相手となったのは,マーベラスの高木謙一郎氏だ。人気の爆乳アクション(?)ゲーム「閃乱カグラ」シリーズのプロデューサーである高木氏は,本人もまた“爆乳プロデューサー”を名乗り,メディアに頻繁に顔を出している人物でもある。

 今回は,2017年3月16日に発売となったシリーズ最新作「閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH」PS4)の話題はもちろんのこと,「閃乱カグラ」シリーズや,ひいては高木氏自身のさまざまなエピソードについて話を展開している。“爆乳”に並々ならぬこだわりを持ち,これまでにも熱くその思いを語っている高木氏だが,原田氏とのシナジーでどんな話題が飛び出すのか。ぜひ読み進めてほしい。

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“爆乳プロデューサー”の誕生


原田勝弘氏(以下,原田氏):
 基本的な質問に行く前に,まず聞いておきたいんですけど。生々しい話ですが,高木さんって実はマーベラスの執行役員でもあるわけじゃないですか。世界にはいろんなプロデューサーやディレクターがいるけど,“爆乳プロデューサー”という名前のまま執行役員になってしまった人って,ちょっといないですよね。

マーベラス 「閃乱カグラ」シリーズ プロデューサー 高木謙一郎氏
高木謙一郎氏(以下,高木氏):
 そうですね,あまり見ないですね(笑)。

原田氏:
 あまりというか,高木さん以外まったく知らないんですけど。いつからそんな肩書きになっちゃったんですか?

高木氏:
 爆乳プロデューサーと言い始めたのは,2007年からです。実は,来年で10周年なんです。

原田氏:
 あ,そんなに長いんですか! まだ5,6年だと思ってました。

高木氏:
 以前,「一騎当千」という漫画原作のゲームシリーズを作っていたときに,普通にプロデューサーとして出るだけじゃつまらないって思ったんです。せっかく爆乳がウリの作品をやらせていただいてるわけですから,プロデューサーでもそれを名乗ったら面白いかもって。そんなノリで始めたことなんです。それからずっと言い続けてたら,定着しちゃったという。

原田氏:
 つまり今は,爆乳執行役員なわけじゃないですか。ここからいろいろなことが起こると爆乳取締役になり,果ては爆乳社長になる可能性もあるわけですよね。それってマーベラス的にはどうなんですか?

高木氏:
 会社的には,面白いって思われてる……はずです(笑)。

原田氏:
 いやいや,面白いか面白くないかじゃなくて(笑)。大丈夫か高木,という話にはならないのかと。

高木氏:
 むしろ,煽られてる感がありますね。名刺に爆乳プロデューサーって入れ始めたのは,この3〜4年なんですけど,それって副社長から「何で入れてないんだ」って言われたのがきっかけですし。

バンダイナムコエンターテインメント 鉄拳シリーズチーフプロデューサー 原田勝弘氏
原田氏:
 普段から名乗りなさい,と。僕もね,よく社長に言われるんですよ。サングラスしないでフロアを歩いてると「あれ? お前なんでサングラスしてないんだ」って(笑)。

高木氏:
 それ,僕も思いましたよ。お見かけしたとき掛けてないと,「あれ……普段は普通の眼鏡なんだ」って。

原田氏:
 そりゃあ,普段からはしませんよ(笑)。でも爆乳プロデューサーって,名刺にも書かれてるわけですよね。それって作品を知らない人には,女性のプロデューサーだと思われませんか。実際会ったら男じゃねえかって,がっかりされそうなんですが。

4Gamer:
 それ,記事でもあります。「爆乳プロデューサーインタビュー」っていうタイトルの記事があって,クリックしてみたら,爆乳のプロデューサーいなかった。なんだよ! みたいな(苦笑)。そういう苦情……というか反応をよく見かけます。

原田氏:
 そうだよね? 絶対あると思ってたんだ。どういうことだよって,俺だって思うもの(笑)。

高木氏:
 なんだオッサンかよ,って(笑)。まあ,でもこの呼び名も,今や半ばネタ化しているとは思うんですけど。

原田氏:
 今はもう,有名ですからね。ということは,過渡期にはやっぱり,いろいろ言われたりしたんですか?

高木氏:
 「なにが爆乳だよ」とか,「爆乳プロデューサーって……」みたいな感じで,笑われた経験はありますね。今でもそういった反応がなくなったわけではないですけど。あと,普通の業者の人と名刺を交換するときなんかは,だいたい二度見されます。皆やっぱり驚くんだな,って。

原田氏:
 肩書き自体がプロモーションになってる側面があって,そこはメリットだと思うんですけど。反対にデメリットはどうなのかなって,気になっているんです。例えば,高木さんにはご家庭がありますよね。奥さんから,「そろそろ爆乳は止めてほしい」とか,「近所の人に感づかれたみたい」とか,言われたりしません?

高木氏:
 妻は言わないですね。出会ったときから爆乳プロデューサーだったので。それがもう前提になってて,気にしていないみたいです。いちおうご近所さんには,IT系だって言ってますし。

原田氏:
 学生時代の友達から,「お前爆乳プロデューサーなんだって?」とかって連絡が来たりは? ウェブを見ていて高木さんが出ていたら,当然気付きますよね?

高木氏:
 意外と来ないですね。ただ,僕が二十歳前後だったころの同窓会で,僕は出席できなかったんですけど,「高木は今何してんだ」って話になったらしいです。その時に,「東京でエロ漫画家になったらしい」という結論になったって話は,後から聞きました。ぜんぜんなってないし,そんな夢があったわけでもないんですけど。どうも,そういうイメージだったみたいです。

原田氏:
 そのエピソードを聞くと,逆に昔から爆乳好きだと思われてたみたいじゃないですか。

高木氏:
 爆乳好きではなかったですね。美少女ものとかは好きでしたけど。


原田氏:
 あっ,そうなんだ! じゃあ「こっちに来っちゃったな」って自覚したのはいつぐらいなんですか?

高木氏:
 高1くらいに,「セーラームーン」を見ていきなり。それまでは正直嫌いだったんです。気持ち悪いって言ってたくらいなんですけど。ある日たまたまテレビで見ちゃって,「いつの間に5人になったんだ?」って思っていたら……オレンジの子って滅茶苦茶かわいいじゃん,と。

原田氏:
 ある日,キュンと来ちゃったんだ。突然来たという点では,僕の「アイドルマスター」と同じですね。

高木氏:
 来ちゃいましたね。それでもう,あれよあれよと(笑)。

原田氏:
 恋愛と同じですよね,その辺は。

4Gamer:
 原田さんの場合はどうなんですか? 昔のご友人から何か言われたりとか。

原田氏:
 僕がゲーム好きだっていうのは,仲間内にはよく知られてたんですよね。ただ,バンダイナムコの前身である旧ナムコに入社した1990年代当初は,こういうメディアのインタビューなんかで「写真は撮らないで」とか「なんとか名前を隠せないか」とか,必死に抵抗してた側なんですよ。この記事読んでる人は,信じられないと思うけど(苦笑)。

4Gamer:
 それは……確かに信じられないですね。

原田氏:
 だから皆,最初は気が付かなかったみたいで。だけど,今となっては「あれはあの原田らしい」「一体どこでどうなっちゃったんだろう」って,酒の肴にされてるみたいです。

4Gamer:
 そのあたりの意識は,ある日いきなり切り替わった感じなんでしょうか。

原田氏:
 ある日,とあるきっかけで切り替わりましたね。若い頃って,自分が作ってるゲームの売上げとか,細かく分析しなかったりするわけで。「なんか売れてるぜ,イェーイ」って日々がまずあって……。

高木氏:
 僕も,最初はまったく気にしなかったですね。

原田氏:
 ですよね? でも,ある日ちゃんと調べてみたら,どうやら日本じゃなくて海外で売れてるらしいってことが分かっちゃった。これは海外の取材はちゃんと受けなくちゃならないぞ,海外のコミュニティとも向き合わなくては,ということになり……でも海外で鉄拳のプロデューサーですって名乗ったら,「いや,お前みたいな若いのがそんなわけないだろう」って言われてしまった。

4Gamer:
 ああ,欧米人から見ると,日本人は若く見られがちですし。

原田氏:
 じゃあ,あっちはヒゲをはやしている人が多いしってことで,自分もそうしてみたら,ある時からメディアの扱いが急に変わったんです。しかも,コミュニティからのウケもいい。その瞬間からですね。自分が出て行ってしゃべらなくちゃ,とくに海外のコミュニティには響かない時代なんだと気付いたのは。

4Gamer:
 そこから切り替わった?

原田氏:
 そうですね。今は,メディアを利用してイメージを作り上げようとしても,インターネットですぐに嘘がバレちゃう時代ですから。「だったら自分で直接やろう」ってことで,そこからパッと切り替えました。海外市場は,ヒエラルキーとしてプレイヤーのコミュニティが一番強いですし,直接コミュニティと対話することが,日本に先駆けて求められていたんです。

4Gamer:
 なるほど……高木さんは,どうでしょう。あまり露出したくないというような気持ちが,最初はあったりしました?

高木氏:
 僕の場合,そういうのは最初からなかったです。かといって,出たがり気質というわけでもありませんけど。ただメディアに出ることによって,売上にせよ認知度にせよ少しでもゲームに良い影響がでるんなら,やらない手はない。最初のきっかけは,そんな感じだったと思います。

原田氏:
 そうですよね。ニンテンドー3DSで「閃乱カグラ」が出たときに,これは誰の仕事なんだろうって,僕も思ったんですよ。そこに高木さんが出てきて,爆乳プロデューサーっていうインパクトで一本取っていかれた。それって,ちゃんと作品ありきでやってることで,すごく良いパターンだなと思ったんです。


 
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