［gamescom］スマホ用MMOFPS「Shadowgun Legends」をgamescom 2016でチェック。グラフィックスがあり得ないほど進化

　チェコのMADFINGER Gamesが手掛けるスマホ用MMOFPS「Shadowgun Legends」（iOS / Android）が，gamescom 2016に合わせて公開され，そのティザートレイラーも披露された。

　Shadowgun Legendsは，スマホ用ゲームでありながら，カバーシステムを採用する本格的なFPS要素と，雇用兵“シャドウガン”たちを主人公にした綿密なストーリーライン，そして驚くほどの作り込みが感じられるグラフィックスがうりのShadowgunシリーズ最新作だ。



　Shadowgun Legendsは，さまざまなエイリアンが侵略を開始したために，荒くれ者のシャドウガン達が送り込まれるという遠い未来が舞台になっている。大きな特徴となるのがMMOとして開発されていることで，プレイヤーは自由にミッションを選びならゲームを進めていく。ゲームシステムだけでなく，火花などのパーティクル効果，ソフトシャドウやキャラクターアニメーションに至るまで，スマートフォンやタブレット機のGPU性能を極限にまで引き出したグラフィックスにはとくに注目が集まりそうだ。現行のコンシューマゲーム機用タイトルとくらべても，グラフィックス差はほとんど感じられない。

Madfinger GamesのPRマネージャー，トマス・ナワ―氏。「Shadowgun」や「Dead Trigger」シリーズは日本でも知られる作品だが，同社は「Shadowgun Legends」でさらにアジア地域でのファン獲得に乗り出すという

　それもそのはず，MADFINGER Gamesといえば，元々は東欧のゲーム開発現場では古くから名を馳せていたIllation Softworks（後の2K Czech）を母体としており，「Mafia: The City of Lost Heaven」（2002年）や「Hidden and Dangerous 2」（2003年）などを開発してきた古参のメンバーたちで構成されている会社だ。
　今回デモを紹介してくれた同社のPRマネージャー，トマス・ナワ―（Tomas Nawar）氏も，「うちの何人かのソフトウェアエンジニアは，世界で活躍できるレベルにある至宝なんです」とその能力の高さを評価していた。


　「Shadowgun Legends」はFree-to-Play型のゲームとしてローンチされる予定になっており，衣装やスキンなどを中心にしたアプリ内課金にするとナワ―氏は説明していた。
　ゲームではミッション成功などによりさまざまなアイテムがもらえるらしく，「Diablo」シリーズに似た細かい武器アイテムのバリエーションが用意されているという。ローンチ以降も数年に及ぶコンテンツアップデートを計画しているとのことで，長く楽しる作品になりそうだ。。

「Shadowgun Legends」公式サイト

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