連載
話の長い校長が3Dになって帰ってきた。スマホ向け学園長話ゲーム「俺の校長3D」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第956回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,スマホアプリ「俺の校長3D」(iOS / Android)を紹介する。
本作は「校長の話」の話題を自由に決めることで,校長が全校生徒へ常識はずれの長話を展開するという「俺の校長」の続編。基本的なコンセプトはそのままに,グラフィックスがフル3Dに進化した。
ちなみに前作は,本連載の第122回で紹介したので,興味のある人は見比べてみるといいだろう。
「俺の校長3D」ダウンロードページ
「俺の校長3D」ダウンロードページ
本作は至ってシンプルな作りとなっており,プレイヤーがすることといえば,校長が話す内容をテキストボックスへ自由に入力するだけだ。校長はどんな話題にも対応してくれるので,まったく意味のない文字列を入力しても問題ない。
話題を決めたら「GO」ボタンをタップ。校庭に集まった全校生徒を前に校長が話し始めるので様子を見守ろう。通常はスーツ姿の校長と制服姿の生徒で進行するのだが,話題によっては校長の見た目が変化したり,普段と違う服装を着たレア生徒が登場したりすることもある。
校長が話題を宣言して本題に入ると画面が暗転し,経過時間が表示されて話が終わるシーンへと移行する。校庭では生徒が貧血によりバタバタと倒れているが,長い話に耐え切った生徒は直立状態。話題によって話の時間や生徒の生存率(?)が変化する仕組みだ。
その後リザルト画面へと進み,話した時間の長さと,それに耐えた生徒の多さによってポイントが得られ,評価が決定される。獲得したポイントが高いと生徒が増員され,よりハイスコアが狙えるようになるが,ポイントが低いと生徒が減少してしまうので注意が必要だ。
なお,同じ話題は飽きられてしまうので,連続で使用すると得られるポイントが低下する。
なお,本作には「図鑑」が用意されており,見た目が変化するレア校長やレア生徒をチェックできる。レア校長は話題の単語に反応して登場する仕組みになっており,シルエットから関連単語がある程度推測できるので,いろいろ試してみるといいだろう。ちなみに,ボーカロイドの話をしたらツインテールの校長が登場した。校長,わかってる。
難しい操作が一切なく,「話題を考えて入力する」だけで遊べてしまう本作。同じような内容でも1文字変化させるだけで生徒の反応が異なってくるので,何度も試してみたくなる面白さがある。一回あたりのプレイ時間は短いので,空いた時間に気軽に遊びたいゲームを求めている人にオススメの作品だ。
著者紹介:H.H
ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーで,日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と凌ぎを削っている。コンシューマやスマホアプリでは,ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。
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